かいと【垣内】
《「かきつ」から転じた「かきと」の音変化》土地のある区画をいう語。もとは開墾を予定した一区画をさしたと推定されるが...
かい‐と【垣外】
《「かきと」の音変化》 1 垣の外。屋敷また村落の囲いの外。〈日葡〉 2 (近世、大坂で)こじき。ものもらい。〈物...
カイト
逆三角形の西洋凧(だこ)。
かい‐といや【買問屋】
《「かいどいや」とも》江戸時代、生産者と直接取引する売り問屋から商品を買い取り、遠隔地の商人に販売した、商人宿を兼...
かい‐とう【会党】
中国の民衆の間で結成された、相互扶助的な秘密結社。清末の革命運動の中核となった。天地会・哥老(かろう)会などが有名。
かい‐とう【会頭】
会や団体を主宰し代表する人。会長。座長。「商工会議所—」
かい‐とう【回答】
[名](スル)質問・要求などに答えること。また、その答え。「調査に—する」「満額—」 →返事[用法]
かい‐とう【灰陶】
中国、新石器時代から殷(いん)代に盛行した灰青色の土器。多くは表面に櫛目文(くしめもん)や縄蓆文(じょうせきもん)...
かい‐とう【快刀】
気持ちよく切れる刀。切れ味のすばらしい刀。
かい‐とう【快投】
[名](スル)野球で、投手が胸のすくような投球ぶりで相手打者を抑えること。
かい‐とう【戒刀】
1 僧が、袈裟(けさ)を裁ったり、髪をそるときなどに用いる刃物。 2 僧が魔障を防ぐために身につける小刀。
かい‐とう【怪盗】
変幻自在に出没して、正体のつかめない盗賊。
かい‐とう【械闘】
革命前の中国で、水利や地境などの争いなどを原因として起きた部落や労働者集団間の武力闘争。清代には華中・華南に多かった。
かい‐とう【解党】
[名](スル)政党・党派などを解散すること。
かい‐とう【解凍】
[名](スル) 1 凍結しているものが解けること。また、解かすこと。「冷凍食品を—する」 2 コンピューターで、圧...
かい‐とう【解答】
[名](スル)問題を解いて答えを出すこと。また、その答え。「数学の問題に—する」
かい‐とう【解糖】
生体内で、グリコーゲンなどがピルビン酸や乳酸などに分解すること。この反応により、筋肉収縮に必要なエネルギーが供給さ...
かい‐とう【開頭】
[名](スル)手術のため、頭蓋を切り開くこと。「—手術」
かいとう【開冬】
佐藤佐太郎の第10歌集。昭和50年(1975)刊。
かいとう‐き【回答旗】
船舶用国際信号旗の一。他船との信号内容の了解や信号終了のときに掲げる、赤白の縦縞を染めた旗。
かいとう‐けい【解糖系】
生物の体内にある糖の代謝経路。グルコースをピルビン酸や乳酸などに分解し、細胞のエネルギー源となるATPを産生する多...
かいとう‐げ【海藤花】
マダコの卵を塩漬けにした食品。黄白色の小粒が連なりついて、フジの花に似る。吸い物などに用い、兵庫県明石(あかし)の名産。
かいとう‐じゅつ【開頭術】
脳を治療するために、頭蓋骨を切開する手術法。脳手術。
かいとう‐ソフト【解凍ソフト】
⇒展開ソフト
かいとうぼうけんきたんかいていぐんかん【海島冒険奇譚海底軍艦】
⇒海底軍艦
かいとう‐まつぞう【垣内松三】
[1878〜1952]国文学者・国語教育学者。岐阜の生まれ。国語・国文学の科学的研究を目ざし、欧米の学説を取り入れ...
かいとう‐めん【海島綿】
主に西インド諸島で栽培されるワタ。綿花の繊維はきわめて細く、長くて光沢があり、品質は優良。→陸地綿
快刀(かいとう)乱麻(らんま)を断(た)・つ
よく切れる刀で、もつれた麻を切る。もつれた事柄を、もののみごとに処理することのたとえ。
かい‐とく【解得】
[名](スル)理解して自分のものとすること。「ラムリ心窃かにフローレンスの意を—せしものとなし」〈織田訳・花柳春話〉
かいとく‐しょいん【懐徳書院】
懐徳堂の異称。
かいとく‐どう【懐徳堂】
享保9年(1724)、大坂町人が中井甃庵(なかいしゅうあん)を中心として開設した私塾。享保11年(1726)幕府の...
かい‐ととの・える【買(い)整える/買(い)調える】
[動ア下一][文]かひととの・ふ[ハ下二]必要なものを買って用意する。買いそろえる。「学用品を—・える」
かいと‐ばん【垣外番】
江戸時代、大坂で、町の夜番や木戸番をした者。町内の冠婚葬祭の際には雑役に従事した。
カイト‐フォト
《kite photographyから》凧(たこ)にカメラを付けて、遠隔操作で空中撮影すること。カイトフォトグラフィー。
カイトベイ‐ようさい【カイトベイ要塞】
《Citadel of Qaitbay》エジプト北部、地中海に面する港湾都市アレクサンドリアにある要塞。15世紀に...
かい‐ともし【掻い灯し】
《「かきともし」の音変化》油火を用いるあかり。特に清涼殿の夜の御殿(おとど)の四隅にともした灯籠(とうろう)のこと...
かい‐とり【買(い)取り】
1 金を払って自分のものにすること。 2 商品が売れ残っても返品しない約束で仕入れること。「この書籍は—扱いだ」
かい‐とり【鎰取】
「かぎとり」に同じ。
かいとり‐せいきゅう【買取請求】
1 投資信託の換金方法の一。投資家が保有する受益証券(投資信託)を販売会社に買い取ってもらうもの。この場合、投資信...
かいとり‐や【買(い)取り屋】
1 不用品などを買い取る店。 2 債務者にクレジットカードで買い物をさせ、その商品を安く買い取る業者。債務者はすぐ...
かい‐と・る【買(い)取る】
[動ラ五(四)]代金を払って自分のものにする。買い受けて自分の所有とする。「別荘を安く—・る」