かん‐ばつ【旱魃/干魃】
《「魃」は、ひでりの神》ひでり。特に、農作物に必要な雨が長い間降らないこと。《季 夏》
かん‐ばつ【間伐】
[名](スル)森林や果樹園で、主な木の生育を助けたり、採光をよくしたりするために、適当な間隔で木を伐採すること。透...
かん‐ばつ【簡抜】
[名](スル)選んで抜き出すこと。より抜くこと。「優秀な技師を—する」
かんばつ‐ざい【間伐材】
間伐により生じた木材。薪(まき)・杭(くい)にするほか、製紙用パルプや割り箸などにも加工される。
かんば‐の‐たき【神庭の滝】
岡山県西北部、旭川の支流神庭川流域にある滝。真庭市に属し、断崖絶壁を落差110メートル、幅20メートルで落下する名...
かんば‐の‐ろう【汗馬の労】
《「史記」蕭相国世家から》 1 馬を走らせ、戦場で活躍した功績。戦功。 2 物事をうまくまとめるため駆け回る苦労。...
かんばやし‐あかつき【上林暁】
[1902〜1980]小説家。高知の生まれ。本名、徳広巌城(とくひろいわき)。私小説作家として「聖ヨハネ病院にて」...
かんばやし‐ちょうへい【神林長平】
[1953〜 ]SF作家。新潟の生まれ。本名、高柳清。「狐と踊れ」で作家デビュー。「あなたの魂に安らぎあれ」「帝王...
かんばら【蒲原】
静岡市清水区の地名。旧町名。駿河(するが)湾に面し、富士川西岸にある。もと東海道の宿場町。アルミニウム工業やサクラ...
かんばら‐ありあけ【蒲原有明】
[1875〜1952]詩人。東京の生まれ。本名、隼雄(はやお)。島崎藤村とともに新体詩の完成者となり、さらに日本象...
かんばり‐ごえ【甲張り声】
甲高い声。「噛みつく如く罵られ、—に胆を冷して」〈露伴・五重塔〉
カンバリック
《汗(ハン)の城の意》元代、蒙古(もうこ)人が北京(ペキン)を呼んだ語。
かん‐ば・る【甲張る】
[動ラ四]「甲走(かんばし)る」に同じ。「—・ったる声にて吉野の山をうたひしを」〈浮・置土産・五〉
かん‐ばん【看板】
1 ㋐商店などで、宣伝のために屋号、扱う商品、うたい文句などを書いて人目につく所に掲げておく板状のもの。 ㋑劇場・...
かん‐ばん【燗番】
酒の燗の世話をする人。
かんばん‐え【看板絵】
客を寄せるため、看板にかいた絵。
看板(かんばん)が泣(な)・く
それまでの評判にふさわしくない状態である。「いいかげんな仕事をしたら—・くよ」
かんばん‐がり【看板借り】
芸者の置屋から、屋号や営業権を借りて芸者に出ること。また、その人。
かんばん‐だおれ【看板倒れ】
見せかけだけで、内容がそれに伴わないこと。「計画が大きすぎて—になる」
看板(かんばん)に偽(いつわ)りなし
実状が看板に書いてあることと一致している。外見と実質とが一致している。
かんばん‐ほうしき【看板方式/カンバン方式】
《トヨタ自動車の考案した生産方式》生産側は使用する部品と数量を記したカンバンとよばれる作業指示票を部品供給側に送り...
かんばん‐むすめ【看板娘】
店に客をひきつける魅力的な娘。
看板(かんばん)を下(お)ろ・す
1 一日の営業を終えて店を閉める。「10時には—・す」 2 廃業する。店をたたむ。 3 掲げていた主義・主張などを...
カンバーランド
米国メリーランド州北西部の都市。アパラチア山脈の麓、ポトマック川の支流沿いに位置する。18世紀半ばに置かれた交易拠...
カンバーランド‐がわ【カンバーランド川】
《Cumberland》米国、テネシー・ケンタッキー両州をほぼ西流する川。オハイオ川に注ぐ。長さ1120キロ。
かん‐ぱ【看破】
[名](スル)見やぶること。物事の真相や裏面を見抜くこと。「悪計を—する」
かん‐ぱ【寒波】
寒気団が温暖な地域に進入し、気温が急激に下がる現象。「—到来」《季 冬》「—急日本は細くなりしまま/青畝」
カンパ
[名](スル)《「カンパニア」の略》 1 「カンパニア」に同じ。 2 政治的・社会的活動のため、大衆に呼びかけて行...
かん‐ぱい【完配】
[名](スル)配給する予定のものを、完全に配り終えること。「救護品を—する」
かん‐ぱい【完敗】
[名](スル)徹底的に負けること。「無得点のまま—した」⇔完勝。
かん‐ぱい【乾杯/乾盃】
[名](スル)杯の酒を飲み干すこと。特に、喜びや祝福の気持ちを込め、杯を差し上げたり触れ合わせたりして、酒を飲むこ...
かん‐ぱい【勧杯/勧盃】
⇒けんぱい(勧杯)
かん‐ぱい【感佩】
[名](スル)心から感謝して忘れないこと。「御厚情に深く—いたしております」
かんぱい‐じょうれい【乾杯条例】
乾杯の際に、地域特産の清酒や焼酎を用いることを推奨する条例。 [補説]平成25年(2013)1月施行の「京都市清酒...
かんぱいのうた【乾杯の歌】
《原題、(イタリア)Libiamo ne'lieti calici 》ベルディ作曲のオペラ「椿姫」の第1幕で歌われ...
カンパ‐ウエア
ドネーションウエアの日本での呼び名。「カンパ」と「ウエア」からの造語。
かん‐ぱち【間八】
アジ科の海水魚。全長約1.5メートル。体形は近縁のブリに似るが、体高が高く、著しく側扁する。背面は紫青色、腹面は淡...
かんぱち‐どおり【環八通り】
⇒環状八号線
かん‐ぱつ【渙発】
[名](スル)《「渙」は水などが四方に散る意》詔勅を広く国の内外に発布すること。「宣戦の大詔—せらるるや」〈漱石・...
かん‐ぱつ【感発】
[名](スル)刺激をうけて、心が奮い立つこと。「頻りに心に—せしは…天晴れ前途に頼みある少年なり」〈鉄腸・雪中梅〉
かん‐ぱつ【煥発】
[名](スル)《「煥」は光輝を放つ意》火が燃え出るように輝き現れること。「才気—」「その著書、文辞軽快、光采—」〈...
カンパナリオ‐の‐おか【カンパナリオの丘】
《Cerro Campanario》アルゼンチン南部、リオネグロ州にある山。標高1052メートル。バリローチェの北...
カンパニア
イタリアの南部にある州。ティレニア海に面し、かつてはナポリ王国の中心地域だった。アベッリーノ県・カゼルタ県・サレル...
カンパニア
政治的な目的で組織された大衆行動。大衆闘争。カンパ。「一大—」
カンパニュラ
キキョウ科ホタルブクロ属の植物の総称。フウリンソウ・ホタルブクロ・イワギキョウなど。
カンパニー
《俗ラテン語のcompanio(一緒にパンを食べる仲間の意)から》会社。商会。商社。ふつうCo.と略記する。
カンパニー‐アマ
《(和)company+amateurから》企業が全面的に援助・育成している企業内のスポーツ選手。→ステートアマチュア
カンパニー‐ガーデンズ
南アフリカ共和国南西部の都市ケープタウンの市街中心部にある公園。17世紀半ば、ケープ植民地の創設者であるオランダの...
カンパニー‐スクール
企業内学校。子育てをしながら仕事ができるよう、企業が社員の子女を通わせるため自社内に建てた学校。
カンパニー‐せい【カンパニー制】
各社内事業部を独立した会社とみなして、権限・責任を移譲する経営手法。