きょく‐じく【極軸】
天体望遠鏡の赤道儀の回転軸の一。観測地点における地軸の方向に合わせることで、日周運動をする天体を一方向の回転によっ...
きょく‐じつ【旭日】
朝日。
きょくじつ‐き【旭日旗】
旭日を図案化した旗。旧日本軍の連隊旗・軍艦旗など。旭旗(きょっき)。
きょくじつ‐しょう【旭日章】
勲功ある者に授与される勲章。明治8年(1875)制定。旭日大綬章(きょくじつだいじゅしょう)、旭日重光章(きょくじ...
旭日(きょくじつ)昇天(しょうてん)の勢(いきお)い
天にのぼる朝日のように勢いが盛んなこと。「選挙に大勝していまや—だ」
きょく‐じゅんかん【極循環】
地球規模の大気大循環の一つ。緯度60度付近の亜寒帯低圧帯で上昇した空気が極付近まで移動し、次第に冷えて極高圧帯で下...
きょく‐じょう【棘条】
魚のひれの、硬いすじ。
きょく‐じん【曲尽】
[名](スル)ことこまかに事情を説きつくすこと。「師宣(もろのぶ)を生んだ元禄の人情を—している」〈芥川・芭蕉雑記〉
きょく‐すい【曲水】
1 曲がりくねって流れる小川。 2 「曲水の宴」の略。《季 春》「—の詩や盃に遅れたる/子規」 [補説]書名別項。→曲水
きょくすい【曲水】
日本の俳句雑誌。大正5年(1916)、渡辺水巴の主宰により創刊。水巴没後は妻桂子、次女恭子が主宰を引き継ぎ、平成2...
きょくすい‐の‐えん【曲水の宴】
昔、宮中や貴族の屋敷で陰暦3月3日に行われた年中行事の一。庭園の曲水に沿って参会者が座り、上流から流される杯が自分...
きょく・する【局する】
[動サ変][文]きょく・す[サ変]範囲を制限する。限る。「其文化—・して海内に布くを得ず」〈西周・明六雑誌一〉
きょく‐せい【局勢】
1 時局の情勢。 2 囲碁・将棋などの局面の形勢。
きょく‐せい【極性】
1 生物体の細胞・組織が、ある軸に沿って、形態的・生理的な差異を示すこと。植物に茎と根が、動物に頭部と尾部が、卵に...
きょく‐せい【極星】
天球の極の目印となる恒星。北極では小熊座のα(アルファ)星が北極星となるが、南極では相当する星はない。→北極星
きょく‐せい【極盛】
勢いが最もさかんなこと。
きょくせい‐えきたい【極性液体】
⇒有極性液体
きょく‐せいそううん【極成層雲】
⇒極成層圏雲
きょくせいそうけん‐うん【極成層圏雲】
極地や高緯度地域で、成層圏の高度20キロメートル付近に現れる特殊な雲。セ氏零下80度程度まで気温が下がり、大気中の...
きょくせい‐ぶんし【極性分子】
分子内の結合に電気的な偏りがあり、電気双極子をもつ分子。有極性分子。
きょく‐せき【跼蹐/局蹐】
[名](スル)「跼天蹐地(きょくてんせきち)」の略。「底のない道義の卮(さかずき)を抱いて、路頭に—している」〈漱...
きょく‐せつ【曲折】
[名](スル) 1 曲がりくねること。折れ曲がること。「人通りの少ない夜寒の小路を—して」〈漱石・こゝろ〉 2 物...
きょく‐せつ【曲節】
1 楽曲の節(ふし)。節回し。曲調。 2 曲がっていたり節があったりすること。心や行動がねじ曲がっていること。「心...
きょく‐せつ【曲説】
[名](スル)事実を曲げて説明すること。また、その説明。「発言内容を—した記事」
きょく‐せん【曲線】
角がなく、連続的に曲がっている線。カーブ。「ゆるやかに—を描く」
きょく‐せん【極線】
一点から二次曲線に弦を無数に引いたとき、弦の両端における2本の接線の交点を結んでできる直線。
きょく‐せん【曲先】
歌謡曲など、歌詞のある楽曲を制作する際に、作詞より先に作曲を行うこと。⇔詞先。
きょくせん‐けい【曲線計】
⇒キルビメーター
きょくせん‐じょうぎ【曲線定規】
曲線を描くための製図用定規。雲形定規など。
きょくせん‐ひょう【曲線標】
鉄道線路の曲線部の始めと終わりに立てる標識。
きょくせん‐び【曲線美】
曲線のつくりだす美しさ。特に、女性の肉体のもつ曲線の美しさ。
きょく‐ぜんせん【極前線】
⇒寒帯(かんたい)前線
きょく‐そう【曲想】
楽曲の構想やテーマ。「—を練る」
きょく‐そう【極相】
生物群集、特に植物群落が、遷移の過程を経て、その地域の環境に適合する、長期にわたって安定な構成をもつ群集に到達した...
きょくそう‐りん【極相林】
植物群落が遷移を経て極相に達した林。群落全体で植物の種類や構造が安定し、大きく変化しなくなった森林。
きょく‐そく【局促/局趣】
[名](スル)かがまること。小さくちぢこまること。 [ト・タル][文][形動タリ]度量のきわめて小さいさま。「あた...
きょく‐たい【極体】
動物の卵母細胞が減数分裂をして卵子ができる過程で形成される、3個の小さな細胞。核はあるが細胞質をほとんどもたず、退...
きょく‐たん【極端】
[名・形動] 1 普通の程度から大きく外れていること。一方にはなはだしくかたよっていること。また、そのさま。「議論...
きょくたん‐きしょう【極端気象】
ゲリラ豪雨・スーパー台風・竜巻・爆弾低気圧など災害を引き起こす可能性がある激しい気象現象の総称。
きょくたん‐しがいせん【極端紫外線】
⇒極紫外線
きょく‐だい【極大】
[名・形動] 1 きわめて大きいこと。また、そのさま。「—な被害」⇔極小。 2 関数f(x)がx=aにおいて増加か...
きょく‐だいこ【曲太鼓】
曲打ちする太鼓。
きょくだい‐ち【極大値】
関数が極大のときにとる値。
きょくだい‐び【極大日】
ある流星群の活動が、観測場所や観測条件によらず、最も活発(極大)になる日。
きょく‐ち【局地】
限られた一定の区域・土地。
きょく‐ち【極地】
1 さいはての土地。 2 地球上の南極および北極地方。極地方。「—探検」
きょく‐ち【極値】
1 関数の極大値と極小値。 2 ある期間に、ある地点で観測された気圧・気温・風速・降水量などの、最高・最大の値また...
きょく‐ち【極致】
到達することのできる最高の境地。きわみ。「芸術の—に達する」「官能の—」
きょくち‐かん【極致感】
⇒オルガスムス
きょくち‐きこう【局地気候】
数十平方キロメートル以下程度の狭い地域内に特徴的に現れる気候。盆地の気候など。小気候。