き‐よ【寄与】
[名](スル)社会や人のために役に立つこと。貢献。「世界平和に—する」
き‐よ【毀誉】
けなすこととほめること。悪口と称賛。「世上の—は、如何なりとも」〈竜渓・経国美談〉
きよ・い【清い/浄い】
[形][文]きよ・し[ク] 1 よごれ・にごり・くもりなどがなく美しい。「谷川の—・い流れ」「月が—・く澄み渡る」...
き‐よう【気葉】
水草の、空気中に出ている葉。一般に水中の葉とは形が異なる。サンショウモ・バイカモなどにみられる。気中葉。
き‐よう【紀要】
大学や研究所などで出す、研究論文や調査報告書などを載せた定期刊行物。
き‐よう【起用】
[名](スル)今まで用いられなかった人を取り立てて用いること。「新人を主役に—する」
きよう【貴陽】
中国貴州省の省都。同省中部、交通の要地にある工業都市。人口、行政区299万(2000)。コイヤン。
き‐よう【器用】
[名・形動] 1 からだを思うように動かして、芸事・工作などをうまくこなすこと。また、そのさま。「手先が—だ」「—...
き‐よう【餼羊】
古代中国で、告朔(こくさく)のときなどに供えたいけにえの羊。
きよう【崎陽】
長崎の異称。江戸時代、漢学者が中国風に呼んだもの。
きよう‐じん【器用人】
才知・技芸などにすぐれた人。また、頭のめぐりがよく、要領のいい人。器用者(もの)。「をかしき中間のすることまでも口...
きよう‐びんぼう【器用貧乏】
何事も一応はうまくできるために一事に徹底できず、かえって大成しないこと。また、そのような人。
きようら‐けいご【清浦奎吾】
[1850〜1942]政治家。熊本の生まれ。旧刑事訴訟法・保安条例の制定に参画。第二次山県内閣の法相として治安警察...
きよおか‐たかゆき【清岡卓行】
[1922〜2006]小説家・詩人。中国大連の生まれ。大連を追想した「アカシヤの大連」で芥川賞受賞。他に小説「海の...
きよかわ‐だし【清川だし】
山形県庄内地方の清川付近に吹く局地風。奥羽山脈を抜けた風が出羽山地で収束し、庄内平野において強風となる。夏に多く、...
きよかわ‐はちろう【清川八郎】
[1830〜1863]幕末の志士。庄内藩の郷士の子。はじめ尊王攘夷運動に参加したが、寺田屋事件に失望して幕府の浪士...
きよ‐がき【清書き】
浄書(じょうしょ)。せいしょ。
きよ‐がんな【清鉋】
建築工事で、組み立てる前に神前に用材を並べ、仕上げの鉋をかけて清めをすること。また、その儀式。
きよき‐いっぴょう【清き一票】
1 清廉な気持ちで投じる一票。 2 (比喩的に)公職選挙で、有権者が買収の誘惑や地域の有力者・組織の圧力などに屈せ...
きよ‐げ【清げ】
[形動ナリ]けがれなく美しいさま。きれいなさま。→清(きよ)ら「聴色(ゆるしいろ)の氷とけぬかと見ゆるを、いとど濡...
きよさと【清里】
山梨県北杜(ほくと)市の地名。八ヶ岳南東麓に広がる標高1000〜1400メートルの高原。避暑地・観光地。高原野菜栽...
きよさわ‐きよし【清沢洌】
[1890〜1945]ジャーナリスト。長野の生まれ。米国留学ののち朝日新聞の記者などを経て、フリーの評論家となる。...
きよざわ‐まんし【清沢満之】
[1863〜1903]真宗大谷派の僧。愛知の生まれ。幼名、満之助。浩々洞(こうこうどう)を結成して雑誌「精神界」を...
きよしこのよる【清しこの夜】
《原題、(ドイツ)Stille Nacht, Heilige Nacht》クリスマスキャロルの代表曲。オーストリア...
きよす【清洲】
愛知県清須市の地名。名古屋市の北西に位置し、住宅地。清洲城跡に公園がある。→清須
きよす【清須】
愛知県西部にある市。戦国時代に織田信長が居城とした清洲城跡がある。現在は南東に隣接する名古屋市のベッドタウン。平成...
キヨスク
JR各社の駅構内にあるキヨスク株式会社経営の売店の名称。→キオスク [補説]JR東日本は平成19年(2007)7月...
キオスク‐ターミナル
⇒マルチメディアステーション
キオスク‐たんまつ【キオスク端末】
⇒マルチメディアステーション
きよす‐し【清須市】
⇒清須
きよす‐じょう【清洲城】
清須市にあった城。室町時代は尾張守護代の織田氏の居城。のち、織田信長とその子信雄(のぶかつ)、豊臣秀次・福島正則・...
きよすばし‐どおり【清洲橋通り】
東京都台東区北上野から江東区東砂までの道路の呼び名。隅田川に架かる清洲橋を通る。
きよずみ‐やま【清澄山】
《「きよずみさん」「きよすみやま」「きよすみさん」とも》千葉県南部、鴨川市にある山。標高377メートル。山上に清澄...
きよすみ‐ていえん【清澄庭園】
東京都江東区にある庭園。明治時代の実業家、岩崎弥太郎が江戸時代の下屋敷を買い取って造営した。明治13年(1880)...
きよすみ‐どおり【清澄通り】
東京都墨田区吾妻橋から中央区勝どきまでの道路の呼び名。沿線に江戸東京博物館・清澄庭園などがある。
きよずみ‐でら【清澄寺】
⇒せいちょうじ(清澄寺)
きよ‐ずり【清刷(り)】
写真製版の版下として用いるため、原版から平滑な白紙または専用のプラスチックフィルムに鮮明に刷った印刷物。
きよ‐ずり【清剃り】
一度剃(そ)った上を、さらに丁寧に剃ること。きよぞり。「もう—だからそろそろとおさすりばかり」〈滑・浮世風呂・二〉
きよせ【清瀬】
東京都中北部の市。西武池袋線が通じる住宅都市。東京病院(旧国立療養所)などがある。人口7.4万(2010)。
き‐よせ【季寄せ】
俳諧で、季語を集めて分類・整理したもの。歳時記の簡略なもの。
きよせ‐し【清瀬市】
⇒清瀬
キヨソーネ
[1832〜1898]イタリアの版画家。明治8年(1875)大蔵省の招きで来日。紙幣・郵便切手などの原版や各種版画...
きよた【清田】
北海道札幌市南東端の区。平成9年(1997)豊平区から分区して成立。
きよたき【清滝】
京都市右京区嵯峨(さが)の地名。保津川支流の清滝川沿いの景勝地。紅葉の名所。[歌枕]「—のせせの白糸くりためて山わ...
きよた‐く【清田区】
⇒清田
きよつ‐きょう【清津峡】
新潟県十日町市にある峡谷。信濃川の支流、清津川が形成したもので、上信越高原国立公園に属する。岩礁と清流からなる景観...
きよつね【清経】
謡曲。二番目物。世阿弥作で、平家物語などに取材。源平の合戦で入水(じゅすい)した平清経の霊が、妻の前に現れて修羅の...
きよ‐どころ【清所】
貴人の家の台所。御清所(おきよどころ)。御厨所(みずしどころ)。
きよながさんだいそろいもの【清長三大揃物】
江戸後期の浮世絵師、鳥居清長の代表作。天明年間前期に制作された揃物、「当世遊里美人合」「風俗東之錦」「美南見十二候...
きよ‐の【清野】
姓氏の一。 [補説]「清野」姓の人物清野謙次(きよのけんじ)キヨノサチコ