こう‐しょ【校書】
1 「校合(きょうごう)」に同じ。きょうしょ。 2 《唐の元稹(げんしん)が蜀に使者として行ったとき、接待に出た妓...
こう‐しょ【高所】
1 高い場所。「—から地形を俯瞰(ふかん)する」 2 高い立場。高い見地。「—から大局を見通す」「大所—」
こう‐しょ【高書】
他人を敬って、その手紙や著書などをいう語。「御—拝見いたしました」
こう‐しょ【講書】
[名](スル)書物の内容を講義すること。
こう‐しょ【購書】
書籍を買い求めること。また、その書籍。
こう‐しょ【鴻緒】
1 帝王が国を治める事業。 2 帝王の系統。
ごう‐しょ【劫初】
《古くは「こうしょ」とも》仏語。この世の初め。⇔劫末。
こう‐しょう【口承】
[名](スル)口から口へと語り伝えること。「民間に—されてきた説話」
こう‐しょう【口証】
口頭で証明すること。また、その証言。「証書を用ひず、受合人と云ひて—の人あるなり」〈守貞漫稿・七〉
こう‐しょう【口誦】
[名](スル)口ずさむこと。詩歌・文章などを声に出して読むこと。
こう‐しょう【工匠】
1 細工・工作を職業とする人。 2 細工・工作品の意匠。
こう‐しょう【工商】
工業と商業。また、職人と商人。商工。
こう‐しょう【工廠】
旧陸海軍に所属し、兵器・弾薬などの軍需品を製造・修理した工場。「砲兵—」
こう‐しょう【公相】
三公と宰相(さいしょう)。天子を補佐する重職のこと。
こう‐しょう【公称】
[名](スル) 1 一般に発表されていること。表向きにいわれていること。「—部数六〇万部の雑誌」「参加者三万人と—...
こう‐しょう【公娼】
おおやけに営業を認められた売春婦。昭和21年(1946)廃止。⇔私娼。
こう‐しょう【公証】
1 公式の証拠。 2 行政上、特定の事実または法律関係の存在をおおやけに証明すること。不動産の登記、選挙人名簿への...
こう‐しょう【公傷】
1 公務中に受けた負傷。⇔私傷。 2 相撲で、取り組み中に負った傷。
こう‐しょう【巧笑】
あいきょうのある笑い。また、あいそ笑い。作り笑顔。「倩(せん)たる—にわが命を託するものは必ず人を殺す」〈漱石・虞...
こう‐しょう【交渉】
[名](スル) 1 特定の問題について相手と話し合うこと。掛け合うこと。「労働条件について—する」 2 交際や接触...
こう‐しょう【交鈔】
中国の金・元・明代に使用された紙幣の総称。宋代の交子(こうし)から発達したもので、明代のものは特に宝鈔(ほうしょう...
こう‐しょう【好尚】
このみ。嗜好(しこう)。また、はやり。流行。「時代の—に合わせる」「包みても包みがたきは人の—なるらん」〈鴎外・舞姫〉
こう‐しょう【考証】
[名](スル)古い文献や物品などを調べ、それを証拠として昔の物事を説明したり解釈したりすること。「時代—」
こう‐しょう【行省】
《「行中書省」の略》中国元代の地方行政機関。河南・陝西(せんせい)・四川・甘粛・遼陽・江浙(こうせつ)・江西・湖広...
こう‐しょう【行障】
天皇・神祇の臨幸や霊柩(れいきゅう)の葬送などのとき、その前後左右を隠すために用いた白布の幕。歩陣(ぶじん)。歩帳...
こう‐しょう【行賞】
功績に対して賞を与えること。「論功—」「—の時思う旨があると言って辞退したので」〈鴎外・興津弥五右衛門の遺書〉
こう‐しょう【厚相】
厚生大臣のこと。
こう‐しょう【咬傷】
かみ傷。かまれた傷。
こう‐しょう【哄笑】
[名](スル)大口をあけて笑うこと。どっと大声で笑うこと。「腹をゆすって—する」「満場の—を博し」〈蘆花・思出の記〉
こう‐しょう【後章】
あとの章。
こう‐しょう【後証】
後日の証拠。のちのちの証拠。「—のため皆ここにあらはす」〈色道大鏡・一一〉
こうしょう【洪昇】
[1645〜1704]中国、清初の劇作家。銭塘(せんとう)(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は昉思(ほうし)...
こう‐しょう【校章】
学校の記章。
こう‐しょう【降将】
敵に投降した将軍。「一も—なきを見よ」〈小林雄七郎・薩長土肥〉
こう‐しょう【高小】
「高等小学校」の略。
こう‐しょう【高声】
《「こうじょう」とも》高い声。大声。こわだか。「—に十念唱へつつ、頸(くび)をのべてぞ切らせられける」〈平家・一一〉
こう‐しょう【高承】
他人を敬って、その人が承知することをいう語。手紙に使う。「かねてからの依頼の件、御—を得たく」
こうしょう【高昌】
5世紀から7世紀にかけて、中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区トルファン地方に栄えた、漢民族の植民国家。640年、...
こう‐しょう【高尚】
[名・形動]学問・技芸・言行などの程度が高く上品なこと。けだかくてりっぱなこと。また、そのさま。「—な趣味」「話題...
こう‐しょう【高商】
「高等商業学校」の略。
こう‐しょう【高唱】
[名](スル) 1 大きな声で歌うこと。声高らかに唱えること。「万歳を—する」 2 声を大きくして主張すること。
こう‐しょう【高翔】
[名](スル)空高く飛ぶこと。「その翼に乗って—するに」〈石川淳・普賢〉
こうしょう【康正】
室町中期、後花園天皇の時の年号。1455年7月25日〜1457年9月28日。
こうしょう【康尚】
平安中期の仏師。定朝(じょうちょう)の父。子の定朝をはじめとする多くの弟子を抱えて仏所を形成、摂関家の造寺発願に際...
こう‐しょう【黄鐘】
1 中国音楽の十二律の一。音律の基本となる音。日本の十二律の壱越(いちこつ)にあたる。 2 陰暦11月の異称。
こう‐しょう【鉱床】
地殻の中で、有用鉱物(金属・非金属)や石油・天然ガスなどの流体が凝集した集合体で、採掘して採算のとれるもの。
こう‐しょう【綱掌】
僧職の一。法会の儀式をつかさどる僧の役名。
こう‐しょう【講頌】
宮中の歌会などで、発声(はっせい)が行う初句の朗吟に続いて、2句目以下を発声と同音で合唱する役。
こう‐しょう【講誦】
詩文を講じ、また声をあげて読むこと。「儒家の絃歌—の声を」〈中島敦・弟子〉
こう‐しょう【翺翔】
[名](スル) 1 鳥が空高く飛ぶこと。「籠より出だして—せしむるが如く」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 思いのままに振...