こう‐し【後翅】
昆虫の二対の翅(はね)のうち、後方の一対。うしろばね。
こう‐し【後嗣】
あとつぎ。よつぎ。子孫。
こう‐し【皇子】
天皇・天子の子。特に、その男子。おうじ。みこ。⇔皇女。
こう‐し【皇師】
天皇のひきいる軍隊。皇軍。
こう‐し【皇嗣】
天皇・天子のよつぎ。皇位継承の第一順位にある者。
こう‐し【紅脂】
べにと脂粉。
こう‐し【紅紫】
くれないとむらさき。転じて、種々の美しい色。「柱は花鳥を刻みなして、—の色彩を極(きわ)めたるさま」〈眉山・宝の山〉
こう‐し【郊祀】
古代中国で、天子が郊外で行った天地をまつる大礼。冬至には国都の南郊で天をまつり、夏至(げし)には北郊で地をまつった...
こう‐し【香資】
「香典(こうでん)」に同じ。
こう‐し【格子】
1 細い角材や竹などを、碁盤の目のように組み合わせて作った建具。戸・窓などに用いる。 2 寝殿造りの建具である蔀(...
こう‐し【校史】
その学校の歴史。また、それをまとめた書物。
こう‐し【貢士】
1 中国で、地方からすぐれた子弟を中央政府に選抜・推薦すること。また、その者。明代以降は、科挙の会試に合格してまだ...
こう‐し【貢使】
みつぎものを持って訪れる使節。
こう‐し【高士】
1 志が高くりっぱな人格を備えた人物。人格高潔な人。「—世に容(い)れられず」 2 世俗を離れて生活している高潔な...
こう‐し【高師】
「高等師範学校」の略。
こう‐し【皓歯】
白くきれいな歯。多く「明眸(めいぼう)皓歯」の形で、美人の形容に用いる。
こう‐し【鉱滓】
⇒こうさい(鉱滓)
こう‐し【構思】
考えを組み立てること。また、組み立てた考え。構想。
こう‐し【嚆矢】
1 《「嚆」は叫び呼ぶ意》かぶら矢。 2 《昔、中国で戦いを始めるとき、敵陣に向かって1を射たところから》物事のは...
こう‐し【講師】
《古く、寺で説経をする僧をいった「講師(こうじ)」から出た語》 1 講演や講義をする人。「研修会の—として招かれる...
こう‐し【絞死】
紐などを用い頸部を絞めることで死ぬこと。絞首。首絞め。 [補説]首吊り(縊死)のように体重を使って絞めるのではなく...
こう‐し【港市】
⇒港湾都市
こう‐し【香司】
さまざまな原料を調合して香をつくる職人。
こうし‐あたま【孔子頭】
江戸時代、儒学者がした総髪などの髪形。こうしがしら。
こうし‐あんごう【格子暗号】
公開鍵暗号の一。格子上の点を原点からの複数のベクトルの和で表すとき、意図的に格子をわずかに斜めにずらしてベクトルの...
こうし‐いわい【格子祝ひ】
近世、大坂の遊里で、客のつかない遊女たちが、客がつくまじないとして近辺を散歩すること。「あんまり余所が賑(にぎ)や...
こうしえん【甲子園】
兵庫県西宮市の地名。高校野球が行われる甲子園球場の所在地。地名は、野球場が完成した大正13年(1924)が甲子(...
こうしえん【甲子園】
阿波野青畝の第5句集。昭和47年(1972)刊行。翌昭和48年(1973)、第7回蛇笏賞受賞。
こうしえん‐きゅうじょう【甲子園球場】
兵庫県西宮(にしのみや)市甲子園町にある野球場。大正13年(1924)完成。グラウンド面積は約1万3000平方メー...
こうしえん‐だいがく【甲子園大学】
兵庫県宝塚市にある私立大学。昭和42年(1967)に開学した。
こうし‐かかく【行使価格】
⇒権利行使価格
こうし‐かん【公使館】
公使がその駐在地で事務を取り扱う所。国際法上、不可侵権・治外法権が認められる。
こうしかん‐げんし【格子間原子】
結晶格子内において配列の乱れの元となる、本来原子が無い格子間に割り込んだ原子。格子欠陥の一つ。侵入型原子。割り込み原子。
こう‐しき【公式】
1 おおやけに定められた形式。また、公的な手続きを踏んで物事を行うこと。企業や団体などが、正式に認めること。「—の...
こう‐しき【香敷】
⇒銀葉(ぎんよう)2
こう‐しき【硬式】
野球・テニス・卓球などで、硬球を使用する方式。⇔軟式。
こう‐しき【講式】
1 仏・菩薩(ぼさつ)や高僧などの徳をたたえる法会の儀式。和文の声明(しょうみょう)が行われる。 2 法会の儀式の...
こうしき‐サイト【公式サイト】
企業や官公庁・学校などの当事者が、その組織や商品紹介などのために開設した、インターネット上のサイト。→非公式サイト...
こうしき‐しゅぎ【公式主義】
既存の形式や原理・原則などにこだわって、現実に即応した判断や処置をしようとしないこと。また、そのようなやり方。「—者」
こうしき‐せん【公式戦】
公式の試合。特にプロ野球などで、正式に決められた日程に従って行われる試合。
こうしき‐てき【公式的】
[形動] 1 形どおりであるさま。おおやけに行うさま。「—な行事」 2 形式や規則にとらわれて状況などに即した対応...
こうしき‐ひこうせん【硬式飛行船】
軽金属および木材で強固な船体をつくり、薄いガス袋を内部に収めた飛行船。
こうしきゅうたいきていまくこうたい‐かんれんしっかん【抗糸球体基底膜抗体関連疾患】
⇒抗糸球体基底膜腎炎
こうしきゅうたいきていまく‐じんえん【抗糸球体基底膜腎炎】
腎臓や肺胞の基底膜を構成するIV型コラーゲンに対する自己抗体(抗糸球体基底膜抗体、抗GBM抗体)が抗原と結合し、組...
こうしき‐リツイート【公式リツイート】
ツイッター(現X(エックス))で、自分のフォロワーに対して、引用元の情報を保持し、そのまま再投稿すること。公式RT...
こうしき‐れい【公式令】
明治憲法下で、各種法令や条約の公布の方式を定めていた勅令。明治40年(1907)制定、昭和22年(1947)廃止。
こうしき‐ろん【公式論】
既存の形式や原理にとらわれた理論や主張。公式主義の議論。
こうし‐くさ・し【孔子臭し】
[形ク]しかつめらしい。道学者ぶっている。「鴨の長明が—・き身の取り置きも」〈浮・一代男・一〉
こうし‐ぐわ【格子鍬】
土を掘り起こす部分に透かし穴のある鍬。粘土などを耕すのに使用。
こうしけご【孔子家語】
孔子の言行や、孔子と門人との問答などを集録した書。10巻。原本は27巻あったらしいが、散逸。現存のものは魏の王粛の...