しつ‐ぎょう【失業】
[名](スル) 1 職を失うこと。失職。「会社が倒産して—する」 2 労働者が労働の能力と意欲とを持ちながら、労働...
しつぎょう‐きゅうふ【失業給付】
「基本手当」に同じ。
しつぎょう‐しゃ【失業者】
失業している人。失職者。
しつぎょう‐じんこう【失業人口】
生業を失った労働者の人口。失職者だけでなく、未就職者を含めることもある。
しつぎょう‐たいさく【失業対策】
国・地方公共団体が、失業者を救済するために事業を行うこと。失対。
しつぎょう‐てあて【失業手当】
俗に、失業給付(基本手当)のこと。失業保険。「—を受け取る」
しつぎょうとう‐きゅうふ【失業等給付】
雇用保険法に定める求職者給付・就職促進給付・教育訓練給付・雇用継続給付の総称。雇用保険に加入し、加入期間を満たした...
しつぎょうとしとうきょう【失業都市東京】
徳永直の小説。昭和5年(1930)発表。同年刊行。昭和4年(1929)に刊行されたプロレタリア文学の代表作「太陽の...
しつぎょうなき‐ろうどういどう【失業なき労働移動】
労働力が過剰となっている企業や産業から労働力が不足している企業や産業へ、人材の移転が円滑に行われるように対策を講じ...
しつぎょう‐ほけん【失業保険】
1 労働者が失業した場合に、一定期間、一定金額の保険金を支給して、生活の安定を保障しようとする社会保険。日本では昭...
しつぎょう‐りつ【失業率】
労働力人口に占める完全失業者数の比率。
し‐つ・く【仕付く/為付く】
[動カ四]しなれている。しつけている。しつける。「若き時より—・き給へらむこと」〈宇津保・内侍督〉 [動カ下二]「...
し‐つく・す【為尽(く)す】
[動サ五(四)]余すところなくしてしまう。「放蕩(ほうとう)の限りを—・す」
しつ‐ぐう【室隅】
部屋のすみ。「—に坐して」〈鴎外訳・即興詩人〉
し‐つけ【仕付け】
1 《動詞「しつける」の連用形から。「躾」とも書く。「躾」は国字》礼儀作法をその人の身につくように教え込むこと。ま...
しつけ‐いと【仕付け糸】
仕付けに使う、ゆるい縒(よ)りの細い糸。ガス糸・ぞべ糸など。
しつけ‐ぎん【仕付け銀】
嫁入り・養子・分家など、子供を一人前にするための費用。「その外、子どもを—まで取りて置き」〈浮・永代蔵・六〉
しつけた‐もち【しつけた餅】
葬送から帰った人に食わせる餅。主として関東地方でいう。
しつけ‐どき【仕付け時】
田植えの時期。
しつけ‐どころ【仕付け所】
とつがせる所。嫁入り先。「浪人の娘などの、—のなく、すこし敷銀あるを呼び入れ」〈浮・織留・四〉
しつけ‐ばり【仕付け針】
衣服の仕付けに用いる針。
し‐つ・ける【仕付ける/為付ける】
[動カ下一][文]しつ・く[カ下二]《「し」はサ変動詞「する」の連用形。「仕」は当て字》 1 しなれている。やりつ...
しつ‐けんとうしき【失見当識】
⇒見当識障害
しつ‐げい【漆芸】
漆(うるし)を用いた工芸の総称。漆工芸。
しつ‐げん【失言】
[名](スル)言うべきではないことを、うっかり言ってしまうこと。また、その言葉。「—を取り消す」「公の席で—する」
しつ‐げん【疾言】
物の言い方が早すぎること。「二十世紀の禁物は—と遽色(きょしょく)である」〈漱石・虞美人草〉
しつ‐げん【湿原】
低温で多湿な所に発達した草原。枯死した植物の分解が進まず泥炭となって堆積(たいせき)し、その上に水性植物におおわれ...
しつげん【湿原】
加賀乙彦の長編小説。昭和60年(1985)刊。大学紛争の激化した1960年代末を時代背景に、冤罪(えんざい)事件と...
しつげん‐きょしょく【疾言遽色】
早口な物言いと、慌てた顔つき。
しつこ・い
[形][文]しつこ・し[ク] 1 色・味・においなどが濃厚すぎて、後に残る感じである。くどい。「脂が多くて—・い味...
しつ‐ご【失語】
[名](スル) 1 言い間違えること。 2 言葉を理解したり言ったりする機能を失うこと。
しつ‐ご【失誤】
しそこなうこと。あやまち。
しつご‐しょう【失語症】
聴覚や発声器官に異常がないのに、大脳の病気や障害によって言語中枢が損傷され、言葉を理解したり話したりできなくなる状...
しつ‐ざい【漆剤】
ゴムまたはコロジオンをアルコールなどの溶液に加えた製剤。魚の目・たこなどの皮膚病に用いる。
しつ‐し【櫛歯】
「くしば(櫛歯)」に同じ。
しつし‐じょう【櫛歯状】
「くしばじょう(櫛歯状)」に同じ。
しつ‐しつ【瑟瑟】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 風が寂しく吹くさま。「楓葉荻花(ふうようてきか)秋は—たる刀祢河(とねがわ)あ...
しつしつ‐ざ【瑟瑟座】
仏像の台座の一。角形の材を井桁(いげた)状に積み重ね、立面中央がしぼられた形にしたもの。磐石(ばんじゃく)を象徴し...
しつ‐しんけいせつ【膝神経節】
顔面神経を構成する感覚神経の細胞体が集まっている部分。顔面神経管の途中にある。名称は、ここで顔面神経が膝のように折...
しつ‐じ【執事】
1 貴族・富豪などの大家にあって、家事を監督する職。また、その人。 2 ㋐院の庁の長官。執事の別当。 ㋑内豎所(な...
しつ‐じき【失食】
食べ物がないこと。また、その人。欠食。「借銭の淵に首だけつかりて、—のゆく家多し」〈仮・浮世物語・一〉
しつじ‐だい【執事代】
鎌倉・室町幕府の職名。政所(まんどころ)・問注所の執事に事故あるときその代理を務めた。
しつ‐じつ【質実】
[名・形動]飾りけがなく、まじめなこと。質素で誠実なこと。また、そのさま。「—な(の)気風」「—剛健」
しつじつ‐ごうけん【質実剛健】
[名・形動]飾り気がなく、まじめで、強くてたくましいこと。また、そのさま。「—の校風」
しつ‐じゅん【湿潤】
[名・形動]水分が多く湿っていること。湿気の多いこと。また、そのさま。「—な気候」 [派生]しつじゅんさ[名]
しつじゅん‐だんねつげんりつ【湿潤断熱減率】
水蒸気で飽和している空気塊が上昇し断熱膨張するときの、温度の低くなる割合。100メートルにつき0.5度ぐらい。
しつじゅん‐ねつ【湿潤熱】
固体表面に液体が接触したときに発生する熱。発熱量の測定から、粉体の表面積やその性質、混ざりやすさなどがわかる。浸漬...
しつじゅん‐りょうほう【湿潤療法】
すり傷や切り傷を水できれいに洗い、消毒せず被覆材(ひふくざい)で覆い、傷口が乾燥しないようにする治療法。モイストヒ...
しつ‐じょう【櫛状】
「くしじょう(櫛状)」に同じ。
しつじょう‐せん【櫛状線】
⇒歯状線