しゅっ‐か【出火】
[名](スル)火災を起こすこと。火事が出ること。「調理場から—する」「—原因」
しゅっ‐か【出荷】
[名](スル)荷を積み出すこと。特に、商品を市場に出すこと。「全国各地へ—する」
しゅっ‐かい【出会】
[名](スル)であうこと。であい。邂逅(かいこう)。「我は実に此問題に—したのである」〈木下尚江・良人の自白〉
じゅっ‐かい【述懐】
[名](スル)《古くは「しゅっかい」》 1 思いをのべること。「心境を—する」 2 過去の出来事や思い出などをのべ...
しゅっ‐かく【出格】
格式からはみだすこと。破格。「—の御引き立てを蒙(こうむ)り」〈鴎外・興津弥五右衛門の遺書〉
しゅっか‐くみあい【出荷組合】
農・漁・林業などの中小生産者が、出荷に伴う経費削減、販売の合理化、品質の維持などの目的で組織する組合。
しゅっ‐かん【出棺】
[名](スル)葬式のとき、死者を納めた棺を家から送り出すこと。
しゅっ‐かん【出檻/出監】
檻(おり)から出ること。また、監獄から出ること。「旦那が—をした迹で静岡へ護送せられやしたから」〈鉄腸・花間鶯〉
しゅっ‐かん【宿官】
平安時代、受領(ずりょう)に任ぜられる資格のある者が、欠員がないため仮に任ぜられる権守(ごんのかみ)・権介(ごんの...
しゅっかん‐ほう【出管法】
⇒入国管理法
しゅっ‐き【宿忌】
忌日前夜の仏事。逮夜(たいや)。
しゅっ‐き【出帰】
出ることと帰ること。
しゅっき‐こく【出帰国】
出国と帰国。「—審査を合理化する」
しゅっきこく‐しんさ【出帰国審査】
日本の出入国管理制度で、日本の旅券を所持している人の出国または帰国の事実を確認する手続きをいう。出入国港において、...
しゅっ‐きょ【出挙】
⇒すいこ(出挙)
しゅっ‐きょ【卒去】
⇒そっきょ(卒去)
しゅっ‐きょう【出京】
[名](スル) 1 地方から都へ出ること。特に、東京へ出ること。上京。「陳情に—する」 2 都を離れて地方へ行くこと。
しゅっ‐きょう【出郷】
[名](スル)故郷を離れて他の土地へ行くこと。「勉学の道を志して—する」
しゅっ‐きん【出金】
[名](スル)金銭を出すこと。また、その金銭。出銀。「経費として—する」「—伝票」⇔入金。
しゅっ‐きん【出勤】
[名](スル)勤めにでること。勤務先へでかけること。「毎朝九時に—する」「休日—」⇔退勤。
しゅっきん‐ぼ【出勤簿】
役所などで、出勤したことを記録する帳簿。
しゅっ‐け【出家】
[名](スル)世俗の生活を捨て、僧となって仏道を修行すること。また、その人。「俗世を厭い—する」⇔在家(ざいけ)。
しゅっ‐けい【粛啓】
⇒しゅくけい(粛啓)
しゅっけ‐おち【出家落ち】
僧が堕落すること。また、還俗(げんぞく)すること。また、その僧。
しゅっけ‐ぐかい【出家具戒】
仏門に入って、僧尼となるための具足戒を受けること。
しゅっ‐けつ【出欠】
出席と欠席。「—をとる」
しゅっ‐けつ【出血】
[名](スル) 1 血液が血管の外に流れ出ること。外出血や内出血、喀血(かっけつ)・吐血・下血・血尿などがある。「...
しゅっけつ‐けいこう【出血傾向】
出血を止める機能が低下し、血が止まらない、あるいは出血しやすくなる状態。血管・血小板・血液凝固因子などの異常が原因...
しゅっけつ‐じゅちゅう【出血受注】
原価を割った価格で注文を受けること。
しゅっけつせい‐ショック【出血性ショック】
大量の外出血や内出血によって体内を循環する血液の量が減少して起こるショック。
しゅっけつせい‐そいん【出血性素因】
⇒出血傾向
しゅっけつせい‐だいちょうえん【出血性大腸炎】
ベロ毒素を出す腸管出血性大腸菌に感染することで起こる大腸炎。汚染された食物を経口摂取することで感染し、下痢・激しい...
しゅっけ‐とくど【出家得度】
仏門に入り、官府から下付される許可証(度牒(どちょう))を受けて僧尼になること。現今は、寺に入って剃髪(ていはつ)...
しゅっけとそのでし【出家とその弟子】
倉田百三の戯曲。6幕13場。大正5年(1916)発表。親鸞(しんらん)の子の善鸞と弟子の唯円の信仰と恋愛問題を通し...
しゅっ‐こ【出庫】
[名](スル) 1 倉庫や蔵から品物を出すこと。くらだし。「商品を—する」「—伝票」⇔入庫。 2 バス・電車などが...
しゅっ‐こう【出向】
[名](スル)でむくこと。命令を受けて、籍をもとのところに置いたまま、他の役所や会社などで勤務につくこと。「子会社...
しゅっ‐こう【出校】
[名](スル) 1 学校にでかけること。登校。「—日」 2 校正刷りを出すこと。また、校正刷りが出ること。「印刷所...
しゅっ‐こう【出航】
[名](スル)船や飛行機が出発すること。「大阪へ向けて—する」
しゅっ‐こう【出港】
[名](スル)船が港を出ること。「横浜を—する」⇔入港。
しゅっ‐こう【出稿】
[名](スル) 1 原稿を印刷所などに出すこと。 2 新聞・雑誌・テレビ・ウェブサイトなどに広告を出すこと。出広。
しゅっ‐こう【出講】
[名](スル)他校などに出向いて講義をすること。また、講義のために出向くこと。「非常勤講師として—する」
しゅっ‐こう【夙興】
朝早く起きること。
しゅっ‐こう【出広】
[名](スル)「出稿2」に同じ。
しゅっ‐こく【出国】
[名](スル)国を出ること。外国へ行くこと。「ひそかに—する」「—手続き」⇔入国。 [補説]日本の入国管理制度では...
しゅっこく‐てつづき【出国手続(き)】
その国以外の国や地域へ行くために出国する人に対して、国境や空港・港などで、出入国審査官がその国の法律に従って出国を...
しゅっこく‐めいれい【出国命令】
出入国管理及び難民認定法(入国管理法)に基づく措置の一つで、定められた期間をこえて滞在する不法残留者に対して出国を...
しゅっ‐こつ【倏忽/儵忽】
[ト・タル][文][形動タリ]時間がきわめて短いさま。たちまち。「焼酎(しょうちゅう)で赤くなった顔に—として満足...
しゅっ‐こん【宿恨】
かねてから抱きつづけてきた恨み。積年の恨み。宿怨(しゅくえん)。宿意。
しゅっ‐こん【宿根】
1 仏語。前世から持っているとされる能力や素質。 2 「宿根草」の略。
しゅっこん‐そう【宿根草】
冬に地上部は枯れて地下部が休眠状態で越冬し、春に再び生長・開花する多年草。宿草(しゅくそう)。