じんめいよう‐かんじ【人名用漢字】
戸籍上の人名に用いることができるとして、常用漢字以外に定められた863の漢字。当用漢字以外で使用の認められた「人名...
じん‐めつ【燼滅】
[名](スル)焼き尽くすこと。滅ぼすこと。また、滅びてなくなること。「英船齎(もた)らし来る所の鴉片を—して」〈吉...
ジンメル
[1858〜1918]ドイツの哲学者・社会学者。カント的認識論から出発し、ニーチェらの影響を受けて「生の哲学」の一...
ジンメル‐の‐とう【ジンメルの塔】
《Zimmertoren》ベルギー北部、アントウェルペン州の都市リールにある、天文時計がはめ込まれた塔。同地出身の...
じん‐めん【人面】
人間の顔。また、人間の顔に似たもの。にんめん。
じんめん‐じゅうしん【人面獣心】
《「史記」匈奴伝から》顔は人間であるが、心はけだものに等しいこと。恩義や人情を知らない者、冷酷非情な者のたとえ。ひ...
じんめん‐そ【人面疽】
人の顔に似た、悪性のでき物。
じんめん‐ちく【人面竹】
ホテイチクの別名。
じん‐もく【人目】
1 人の目。 2 人の見る目。ひとめ。「邪法を行い、—を惑わし」〈芥川・尾形了斎覚え書〉
しん‐もつ【神物】
《「じんもつ」とも》 1 神事に使う道具類。また、神に供える物。 2 霊妙なもの。しんぶつ。
しん‐もん【神門】
《「じんもん」とも》神社の門。楼門・唐門・四脚門などの形式が採用される。
じん‐もん【人文】
⇒じんぶん(人文)
じん‐もん【刃文】
「はもん(刃文)」に同じ。
じん‐もん【陣門】
陣営の門。軍門。
じん‐もん【尋問/訊問】
[名](スル) 1 問いただすこと。取り調べとして口頭で質問すること。「挙動不審の男を—する」 2 訴訟において、...
じんもん‐ちょうしょ【尋問調書】
尋問の一部始終を記録した文書。
陣門(じんもん)に降(くだ)・る
敵に敗れて降参する。降伏する。軍門に降る。「敵の—・る」
じん‐や【陣屋】
1 軍勢が駐屯して宿営している所。陣所。陣営。 2 平安時代、宮中の警固にあたった兵士の詰め所。また、その兵士。陣...
じん‐やく【腎薬】
漢方で、滋養強壮・精力増進の薬。
しん‐よ【神輿】
《「じんよ」とも》神霊を安置する、こし。祭礼のときなどに担ぐ。みこし。
じん‐よ【燼余】
燃えさし。燃え残り。「空しく—の断骨に相見て」〈紅葉・金色夜叉〉
じん‐よう【陣容】
1 軍隊の配置・編制のありさま。陣立て。「—を整える」 2 団体や組織などの、構成員の顔ぶれ。「執行部の—を一新する」
じんよう【潯陽】
中国古代に、現在の江西省の揚子江南岸九江市付近に置かれた郡と県の名称。この付近で揚子江は潯陽江とよばれ、白居易の「...
じん‐よく【人欲】
人間の欲望。
じん‐らい【人籟】
人の作り出すさまざまな音。「—すべて絶えて」〈蘆花・自然と人生〉
じん‐らい【迅雷】
激しい雷鳴。「疾風—」《季 夏》
迅雷(じんらい)耳(みみ)を掩(おお)うに暇(いとま)あらず
《「晋書」石勒載記上から。急に鳴りだす雷には耳をふさぐ間もないの意》事態が急に変わったので、対処する時間がないこと...
ジン‐ライム
氷を入れたグラスに、ジンとライム果汁を注ぎ入れたカクテル。→ギムレット
しん‐りき【神力】
《「じんりき」とも》神の通力(つうりき)。また、霊妙不可思議な力。霊力。しんりょく。
じん‐りき【人力】
1 ⇒じんりょく(人力) 2 「人力車」の略。
じんりき‐しゃ【人力車】
後ろの座席に人を乗せ、梶棒を両手で持ち、人の力で引く二輪車。明治2年(1869)和泉要助・高山幸助・鈴木徳次郎らが...
じん‐りゅう【人流】
人々の、移動を伴う一連の動き。また、人々の動線。「—分析」
じん‐りょ【塵慮】
俗世間の名利を欲する心。
しん‐りょう【神領】
《「じんりょう」とも》神社の所有地。神社の領地。社領。
じん‐りょく【人力】
人間の力。人間のもつ肉体的・精神的能力。じんりき。「—の及ばぬところ」
じん‐りょく【尽力】
[名](スル)ある目的の実現のために、力を尽くすこと。「町の復興に—する」
じん‐りん【人倫】
1 人と人との間柄・秩序関係。君臣・父子・夫婦などの間の秩序。 2 人として守るべき道。人道。「—にもとる行為」 ...
じん‐るい【人類】
人間。ひと。動物学上は、脊索動物門哺乳綱霊長目ヒト科ヒト属に分類される。→人(ひと)
じんるい‐あい【人類愛】
人種・国籍などを問わず、人類全体を愛すること。
じんるい‐いでんがく【人類遺伝学】
ヒトを対象として遺伝現象を研究する、医学・生物学の一分野。細胞遺伝学・臨床遺伝学・集団遺伝学・遺伝カウンセリングな...
じんるい‐がく【人類学】
人間の生物的側面と文化的所産とを研究する学問。生物としての人間を扱う形質人類学と、人間が築き上げてきた文化を課題と...
じんるい‐きょう【人類教】
コントが晩年に提唱した倫理的新宗教。愛情を基本とし、人類の幸福のために奉仕することを人道と規定し、人類を社会的実在...
じんるいしものがたり【人類史物語】
《原題The Story of Mankind》ファンローンによる青少年向けの歴史物語。1921年刊。別邦題「人類...
じんるいれきしてつがくこう【人類歴史哲学考】
《原題、(ドイツ)Ideen zur Philosophie der Geschichte der Menschh...
じん‐れつ【陣列】
軍勢の配列。陣立て。「—を整える」
じん‐ろう【塵労】
1 世の中・俗世間における煩わしい苦労。「—に疲れた彼の前に」〈芥川・トロッコ〉 2 仏語。煩悩(ぼんのう)のこと。
じんろく【甚六】
1 次子以下に比べて、のんびりとしてお人よしな長男を多少のあざけりの気持ちをこめていう語。多く「総領(そうりょう)...
じん‐わ【人和】
人々がなごやかな関係にあること。人の和。
じんわり
[副] 1 物事がゆっくりと少しずつ進行していくさま。「感謝の念が—(と)湧き起こる」 2 汗や涙などが徐々ににじ...
陣(じん)を取(と)・る
1 陣地・陣営を構える。陣をしく。「河岸に—・る」 2 場所を占める。「最前列に—・る」