せっか‐せっこう【雪花石膏】
細かい結晶が集まってできた白色半透明の塊状の石膏。軟らかくて粘りが強い。彫刻材にする。アラバスター。
せっ‐か‐せん【摂河泉】
摂津と河内(かわち)と和泉(いずみ)。
せっかそう【石家荘】
中国河北省の省都。太行山脈東麓にあり、紡績工業、化学・機械工業が発達。石門。シーチアチョワン。人口、行政区197万...
せっ‐かち
[名・形動]《「急(せ)き勝ち」の音変化か》忍耐強くなく先を急いで気ぜわしいこと。また、そのさま。気みじか。性急。...
せっ‐かっしょく【赤褐色】
赤みを帯びた褐色。
せっ‐かつ【釈褐】
《身分の卑しい者の着る衣服である褐を脱ぎ捨てて君子の前に出る意から》野にあった人が初めて仕官すること。
せっか‐の‐ひかり【石火の光】
火打ち石を打つときに出る光。きわめて短い時間をたとえていう語。「老少不定の世の中は、—に異ならず」〈平家・一〇〉
せっかのらん【雪華の乱】
岡田誠三の歴史小説。昭和52年(1977)刊。天保の飢饉(ききん)の際、暴動の首謀者となった大塩平八郎の実像に迫る...
せっか‐はんりゅう【折花攀柳】
《花を折り柳によじのぼる意から》花柳界で遊ぶこと。
せっ‐かん【切諫】
[名](スル)強くいさめること。「此行の甚だ不利なるを—し」〈竜渓・経国美談〉
せっ‐かん【石棺】
1 石製の棺。日本では弥生時代に箱式のもの、古墳時代には箱式のほか、割り竹形・舟形・長持ち形・家形のものがある。 ...
せっ‐かん【折檻】
[名](スル)《漢の孝成帝が、朱雲の強いいさめを怒り、朝廷から引きずり出そうとしたとき、朱雲が欄檻(らんかん)につ...
せっ‐かん【折簡】
[名](スル)全紙を二つ切りにして短い手紙を書くこと。また、その短い手紙。「家に帰るとすぐに、—して抽斎を請じた」...
せっ‐かん【刹竿】
寺の門前や仏堂の前に立てる、先に炎形の宝珠をつけた長い竿。
せっ‐かん【摂関】
摂政と関白。
せっかん‐け【摂関家】
摂政・関白に任ぜられる家柄。藤原良房が最初に摂政となってから藤原北家が独占。鎌倉時代には近衛・九条・二条・一条・鷹...
せっかん‐じだい【摂関時代】
藤原氏が摂政・関白を世襲して政権を主導した時代。10世紀後半から11世紀後半にかけての摂関政治が最盛期であった時期。
せっかん‐せいじ【摂関政治】
摂政・関白が主導権をもつ政治。特に平安中期、藤原氏が天皇の外戚となって摂政・関白を独占し、政治の実権を握った政治形...