せん‐じょ【芟除】
[名](スル)刈り除くこと。さんじょ。「諸種の情実だの因襲だのを根本から—すると同時に」〈万太郎・春泥〉
せん‐じょ【洗除】
[名](スル)洗って取り除くこと。除き去ること。「未だ全く—すること能わず」〈織田訳・花柳春話〉
せん‐じょ【剪除】
[名](スル)切って取り除くこと。「人間の性情のある部分を変形し、…あるいは—して作った人造人間」〈寅彦・科学と文学〉
せん‐じょ【賤女】
いやしい女。しずのめ。
せん‐じょ【選叙】
多くの人の中から選んで官職に任じたり、位を授けたりすること。
せん‐じょ【蟾蜍】
1 ヒキガエルのこと。 2 《西王母(せいおうぼ)の秘薬を盗んだ姮娥(こうが)が月に逃げてヒキガエルになったという...
せん‐じょう【千丈】
1丈の1000倍。また、非常に長いこと。
せん‐じょう【千乗】
《「乗」は車を数える単位》 1 千台の兵車。 2 《中国周代の兵制で、大国の諸侯は兵車千台を有したところから》大国...
せん‐じょう【千畳】
1 千枚の畳。転じて、多くの畳。 2 山などが幾重にも重なること。
せんじょう【占城】
チャンパーの中国名。
せん‐じょう【先生】
1 師。せんせい。「荊軻(けいか)又田光—といふ兵(つはもの)を語らふ」〈平家・五〉 2 東宮坊(とうぐうぼう)の...
せん‐じょう【洗浄/洗滌】
[名](スル) 1 薬品などで洗いすすぐこと。「胃を—する」 2 (洗浄)洗い清めること。特に、心身を洗い清めるこ...
せん‐じょう【扇状】
扇を開いた形。扇形。
せん‐じょう【扇情/煽情】
人の感情や欲望をあおること。
せん‐じょう【船上】
船の上。「—レストラン」
せん‐じょう【戦場】
戦闘が行われる場所。戦地。「古—」
せん‐じょう【線上】
1 線の上。 2 その状態になるかどうか、ぎりぎりのところ。物事の分かれ目。きわどい状態。「当落の—にある」
せん‐じょう【線条】
線。すじ。
せん‐じょう【線状】
線のような細長い形。
せん‐じょう【繊条】
1 細い金属線。 2 フィラメントのこと。
せんじょう‐が‐たけ【仙丈ヶ岳】
山梨・長野の県境、赤石山脈北部にある山。標高3033メートル。
せんじょう‐が‐はら【戦場ヶ原】
栃木県日光市、男体山の西麓にある乾燥湿原。湿地植物の特異な景観を呈する。名は、男体山の主の大蛇と赤城山の主の大百足...
せんじょう‐き【洗浄器】
洗浄に用いる医療器械。
せんじょう‐こうすいたい【線状降水帯】
線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20〜50キロメートル、長さ50〜300キロメ...
せんじょう‐こうぶんし【線状高分子】
⇒鎖状高分子
せんじょう‐こん【線条痕/旋条痕】
ライフル銃など、銃身の内側にらせん状の溝を施された銃から発射された弾丸についた、銃身内の溝のあと。 [補説]線条痕...
せんじょう‐さん【船上山】
鳥取県西部、大山(だいせん)火山体の外輪山の北端にある山。元弘3年=正慶2年(1333)隠岐(おき)から脱出した後...
せんじょう‐しゅうじんき【洗浄集塵器】
⇒スクラバー
せんじょう‐しゅうじんそうち【洗浄集塵装置】
⇒スクラバー
せんじょう‐じき【千畳敷(き)】
1 畳千枚を敷くほどの大広間。また、そのような広い場所。 2 広い岩盤からなる台地状の地形。和歌山県白浜海岸の隆起...
せんじょう‐たい【線条体】
大脳基底核の一部で、神経細胞が集合し、錐体(すいたい)外路の中枢をなす部位。筋緊張の調整に関与するといわれる。
せんじょうたいこくしつ‐へんせいしょう【線条体黒質変性症】
多系統萎縮症の一病型。大脳基底核の線条体や黒質の神経細胞が変性・脱落していく病気。動作緩慢、筋肉のこわばり、転びや...
せんじょう‐ち【扇状地】
川が山地から平地へ流れ出る所にできた、扇形の堆積(たいせき)地形。川の勾配(こうばい)が急に小さくなり、流水の運搬...
せんじょう‐てき【扇情的】
[形動]感情や情欲をあおりたてるさま。「—なポスター」
千丈(せんじょう)の堤(つつみ)も蟻(あり)の穴(あな)より崩(くず)れる
「蟻の穴から堤も崩れる」に同じ。
せんじょう‐ばんたい【千状万態】
「千態万状」に同じ。
せんじょう‐びん【洗浄瓶】
⇒洗瓶
せん‐じょうふ【賤丈夫】
身分のいやしい男。また、心のいやしい男。
せんじょう‐ぶんし【線状分子】
⇒鎖状分子
せんじょうもん‐ぶんか【先縄文文化】
日本の旧石器時代の文化の旧称。
せんじ‐りっぽう【戦時立法】
戦時に、または戦争を想定して、戦争に対処するために制定される法令の総称。第二次大戦前の国家総動員法など。
せん・じる【煎じる】
[動ザ上一]「せん(煎)ずる」(サ変)の上一段化。「薬草を—・じる」
せん‐じん【千尋/千仞】
《「尋」「仞」は長さの単位》山などが非常に高いこと。また、谷や海などが非常に深いこと。ちひろ。「万丈の山、—の谷」
せん‐じん【先人】
1 昔の人。前人。古人。「—の英知に学ぶ」⇔後人(こうじん)。 2 亡父。また、祖先。「真方正真風雅と云ふは予が—...
せん‐じん【先陣】
1 本陣の前方に配置した陣。さきぞなえ。⇔後陣(こうじん)。 2 一番乗り。さきがけ。物事を最初にすること。「—を...
せん‐じん【戦陣】
1 戦いのための陣営。また、戦いの場所。戦場。「河岸に—をしく」「—に臨む」 2 戦いの陣立て。戦法。
せん‐じん【戦塵】
戦場に立つちり、ほこり。転じて、戦争の騒ぎ。「—にまみれる」「—を逃れる」
ぜん‐じん【前陣】
《「せんじん」とも》 1 本陣の前方に配置された陣。先陣。⇔後陣(こうじん)。 2 まっさきに攻めること。さきがけ...
せんじん‐くん【戦陣訓】
旧日本陸軍の戦時における将兵の心得。昭和16年(1941)陸軍大臣東条英機の名で告示された。
せん‐す【扇子】
おうぎ。《季 夏》