とく‐てん【特典】
特別に与えられる恩典。特別の待遇。「会員の—」
とく‐てん【特点】
他のものに比べて、特に変わったところ。「是丈の—を前後なく殆んど同時に胸に入れ得た時」〈漱石・彼岸過迄〉
とく‐てん【得点】
[名](スル)競技・試験などで、点をとること。また、その点数。「大量に—する」⇔失点。
とくてん‐けん【得点圏】
⇒スコアリングポジション
とく‐でん【特電】
《「特別電報」の略》ある新聞社が特派員や特別契約をしている海外の通信社から受ける特別の電報通信。
とく‐と【篤と】
[副]よく念を入れて物事を行うさま。じっくりと。「—考えてみる」「—御覧ください」
トクド【独島】
《「トクト」「ドクド」とも》竹島の韓国名。→竹島(たけしま)
とく‐とう【禿頭】
はげあたま。
とく‐とう【特等】
特別にすぐれた等級。一等のさらに上の等級。「—に入選する」「—席」
とくとう‐せき【特等席】
1 特別にすぐれた等級の席。一等より上の席。 2 (比喩的に)もっともよい場所。もっとも好きな場所。
とくとう‐びょう【禿頭病】
頭髪が抜け落ちる病気。脱毛症。
とく‐とく【得得】
[ト・タル][文][形動タリ]得意そうなさま。自慢げなさま。「—として語る」
とく‐とく
[副]しずくのしたたるさまや、その音を表す語。特に、口のせまい入れ物から液体が流れ出る場合にいう。「瓶からウイスキ...
とく‐とく【疾く疾く】
[副]大急ぎで。さっさと。「ただ—頸(くび)をとれ」〈平家・九〉
徳(とく)と◦する
ありがたいものと考える。感謝すべきものとする。「師の教えを—◦する」
とくとみ【徳富/徳冨】
姓氏の一。 [補説]「徳富/徳冨」姓の人物徳富蘇峰(とくとみそほう)徳冨蘆花(とくとみろか)
とくとみ‐そほう【徳富蘇峰】
[1863〜1957]評論家。熊本の生まれ。本名、猪一郎。蘆花の兄。同志社中退後、自由民権運動に参加。のち民友社を...
とくとみ‐ろか【徳冨蘆花】
[1868〜1927]小説家。熊本の生まれ。本名、徳富健次郎。蘇峰の弟。同志社中退後、民友社の記者となり、小説「不...
とく‐ど【得度】
[名](スル)《「度」は、梵pāramitā(波羅蜜(はらみつ)と音写)の訳》 1 生死の苦海を渡って涅槃(ねはん...
とく‐どう【得道】
[名](スル)仏道を修行して悟りを開くこと。悟道。
とくなが‐すなお【徳永直】
[1899〜1958]小説家。熊本の生まれ。印刷工となり、上京して労働運動に参加。共同印刷争議の体験を「太陽のない...
とく‐に【疾くに】
[副]すぐに。とうに。とっくに。「年歯—六十を越えたれど」〈木下尚江・火の柱〉
とく‐に【特に】
[副]普通と違って際立っているさま。他からはっきりと区別されるさま。特別。とりわけ。格別。「この夏は—暑かった」「...
とく‐にち【徳日】
衰日(すいにち)をいう忌み詞。万事につけて忌みつつしむべき日。とくじつ。
とく‐にん【特認】
[名](スル)特別の場合に限り、事情を認めて許すこと。「遅刻を—する」「—待遇」
とく‐にん【徳人/得人】
1 ⇒とくじん(徳人) 2 裕福な人。金持ち。有徳人(うとくにん)。「財に飽き満ちて、あさましき—にて」〈今昔・二...
とく‐にん【特任】
特にその職務に任ずること。また、その職務。
とくにん‐けんじ【特任検事】
副検事から昇任した検察官。副検事を3年間務め、検察官特別考試に合格することで任じられる。司法試験を経た検察官と同等...
とく‐のう【篤農】
農業に熱心で研究的な人。篤農家。
とくのう‐か【篤農家】
「篤農」に同じ。
とくのうごろうのせいかつといけん【得能五郎の生活と意見】
伊藤整の小説。小市民的な幸福にしがみつく戦時下の一知識人の姿を戯画的に描く。昭和16年(1941)刊行。題名は英国...
とく‐の‐しま【徳之島】
鹿児島県、奄美(あまみ)群島の一島。サトウキビや大島紬(つむぎ)を産する。アマミノクロウサギが生息。面積248平方...
とくのしま‐くうこう【徳之島空港】
鹿児島県大島郡天城町にある空港。地方管理空港の一。昭和48年(1973)開港。徳之島北西の海岸沿いに位置する。愛称...
とくのしまこだから‐くうこう【徳之島子宝空港】
徳之島空港の愛称。
とく‐は【特派】
[名](スル)ある任務のために、特別に派遣すること。「記者を—する」
とく‐はい【特配】
[名](スル) 1 物品を特別に配給すること。「慰問品を—する」 2 「特別配当」の略。
とくは‐いん【特派員】
特別にその地に派遣された人。特に、新聞・雑誌・放送などの報道機関から外国に派遣されて、取材に当たる記者についていう...
徳(とく)は孤(こ)ならず必(かなら)ず隣(となり)あり
《「論語」里仁から》徳のある者は孤立することがなく、理解し助力する人が必ず現れる。
とくは‐たいし【特派大使】
儀式などに参列するために、臨時に政府を代表して外国へ派遣される大使。
とく‐はつ【禿髪】
髪の毛が抜けてはげること。また、その頭。禿(はげ)。
とく‐はつ【特発】
[名](スル) 1 定期的に出しているもののほかに、特別に出すこと。「満員のため、バスを—する」 2 特別な原因が...
とくはつせい‐かくちょうがた‐しんきんしょう【特発性拡張型心筋症】
⇒拡張型心筋症
とくはつせいかんしつせい‐はいえん【特発性間質性肺炎】
肺の間質(肺胞壁・細気管支など)に炎症が起こる間質性肺炎のうち原因を特定できないもの。特発性肺線維症・器質化肺炎・...
とくはつせいけっしょうばんげんしょうせい‐しはんびょう【特発性血小板減少性紫斑病】
基礎疾患や薬剤の影響がないにもかかわらず、血小板が減少し、さまざまな出血症状を引き起こす病気。指定難病の一つ。小児...
とくはつせい‐しんきんしょう【特発性心筋症】
原因不明で起こる心筋の障害。心室壁が肥厚して内腔が狭くなる肥大型、心筋細胞が変性して収縮力がなくなる拡張型があり、...
とくはつせい‐せいじょうあつすいとうしょう【特発性正常圧水頭症】
正常圧水頭症のうち、原因が不明なものをいう。高齢者に多く発症する。認知障害・歩行障害・尿失禁などアルツハイマー型認...
とくはつせい‐そくわんしょう【特発性側湾症/特発性側彎症】
背骨が左右に湾曲する、原因不明の病気。思春期の女子に好発。運動療法などで経過観察し、進行する場合は装具を用いて治療する。
とくはつせい‐はいせんいしょう【特発性肺線維症】
原因を特定できない肺線維症。肺線維症の半数を占める、予後不良の疾患。特発性間質性肺炎(指定難病)の一型。喫煙が危険...
とく‐ばい【特売】
[名](スル) 1 期間を限り、特別に安い値段で品物を売ること。「冬物衣類を—する」「—場」 2 入札によらず、随...
とく‐ばん【特番】
1 《「特別番組」の略》ラジオ・テレビで、通常の番組とは別に制作した番組。 2 《「特殊番号」の略》特定用途のため...