なん‐け【難化】
仏語。衆生を教化(きょうけ)するのがむずかしいこと。
なん‐けん【難件】
処理のむずかしい事件や問題。
なん‐こ【何個/何箇】
1 どれほどの個数。いくつ。個数が不明であるときに用いる。「あと—必要ですか」 2 《「なんご」とも》遊戯の一。碁...
なん‐こう【南郊】
都市の南に隣接する郊外。
なん‐こう【軟膏】
均質な半固形状の外用薬。脂肪・ろう・ワセリン・ラノリン・マクロゴール(ポリエチレングリコール)などの基剤に医薬品を...
なん‐こう【軟鋼】
炭素を0.13〜0.20パーセント含む炭素鋼。一般にいう鉄材。低炭素鋼。
なん‐こう【楠公】
楠木正成(くすのきまさしげ)の敬称。
なん‐こう【難航】
[名](スル) 1 暴風雨などのために、航行が困難になること。「時化(しけ)で船が—する」 2 障害が多く、物事が...
なん‐こうがい【軟口蓋】
口蓋の一部。硬口蓋(こうこうがい)の後部にあり、柔軟で、嚥下(えんか)に際して後鼻孔をふさいで食物が鼻腔に入るのを...
なんこうがい‐おん【軟口蓋音】
奥舌面と軟口蓋との間で調音される音。[k][g][ŋ][w]など。
なんこう‐ざい【軟膏剤】
⇒軟膏
なんこう‐どおり【南港通り】
大阪市の南部を東西に走る道路の呼び名。大阪南港から八尾市境の平野までを結ぶ。
なんこう‐ふらく【難攻不落】
1 攻撃するのがむずかしく、たやすく陥落しないこと。「—の陣地」 2 承知させるのが困難なこと。「—の堅物(かたぶつ)」
なんこうほくてい‐がた【南高北低型】
日本付近の夏に多い気圧配置。北太平洋高気圧が日本および南方海上を覆い、低気圧が北方にある。高温の晴天が続く。
なんこう‐やく【軟膏薬】
⇒軟膏
なんこく【南国】
高知県中部の市。土佐湾に面する。土佐国府・国分寺跡がある。人口4.9万(2010)。
なんこく‐し【南国市】
⇒南国
なん‐こつ【軟骨】
軟骨細胞とそれを取り囲む基質からなる支持器官。弾力性があり、脊椎動物によく発達。発生初期は骨格の大部分を占めるが、...
なんこつ‐きしつ【軟骨基質】
軟骨を構成する細胞外基質。コンドロイチン硫酸などのプロテオグリカンを主成分とし、膠原(こうげん)線維や弾性線維を多...
なんこつ‐ぎょるい【軟骨魚類】
軟骨魚綱の脊椎動物。円口類・硬骨魚類とともに広義の魚類を構成する一群。骨格が軟骨からなる。海産種が多く、板鰓(ばん...
なんこつ‐さいぼう【軟骨細胞】
軟骨組織を形成する細胞。軟骨小腔という軟骨基質の裂け目の中にあり、コラーゲンやプロテオグリカンなどのたんぱく質を産...
なんこつ‐そしき【軟骨組織】
動物の結合組織の一。細胞間質である膠(にかわ)状の軟骨基質と、その中に散在する円形または楕円形の軟骨細胞からなり、...
なんこつ‐でんどう【軟骨伝導】
耳の軟骨に伝わった振動が耳の穴の中の空気を振動させ、内耳に達して聴覚を起こすこと。騒音下でも聞き取りやすいほか、補...
なんこつむけいせい‐しょう【軟骨無形成症】
軟骨組織が正常に育たない先天性の疾患。低身長、体幹に比べて四肢が短いといった特徴がみられる。
なん‐こん【男根】
⇒だんこん(男根)
なん‐ご【喃語】
[名](スル) 1 くどくどと話すこと。 2 男女がむつまじくささやき合うように話すこと。むつごと。「妓(ぎ)を擁...
なん‐ご【難語】
むずかしい語。わかりにくい言葉。
なん‐ごく【南国】
南方の国。南方の地方。南州。「—の生まれ」 《江戸城の南にあったところから》品川遊郭の異称。新吉原の「北国」に対し...
なんごくたいへいき【南国太平記】
直木三十五の長編時代小説。幕末の薩摩藩、島津家で起きたお家騒動を題材とする。昭和5年(1930)から昭和6年(19...
なんごくのばら【南国のばら】
《原題、(ドイツ)Rosen aus dem Süden》ヨハン=シュトラウス2世の管弦楽によるワルツ。1880年...
なんごしゅうい【難後拾遺】
源経信の歌論書。全1巻。応徳3年(1086)頃の成立とみられる。後拾遺和歌集の84首を抜粋して批判したもので、勅撰...
なんさ‐ぐんとう【南沙群島】
⇒南沙諸島
なんさ‐しょとう【南沙諸島】
南シナ海、インドシナ半島とフィリピン諸島の間にある諸島。大部分は無人の小島だが、豊富な水産資源と海底油田を有する。...
なん‐ざ
「なんざあ」の音変化。「今日はステーキ—食いたくない」
なん‐ざあ
[連語]《副助詞「なんぞ」に係助詞「は」の付いた「なんぞは」の音変化。関東で用いる》「など」に同じ。「時間に遅れる...
なん‐ざい【軟材】
針葉樹の材。広葉樹のものに比べて軟らかいものが多いところからいう。⇔硬材。
なん‐ざん【南山】
1 南の方角にある山。 2 ⇒垜(あずち) 3 《「南山の寿」から》長寿を祝うこと。 高野山。比叡山(ひえいざ...
なん‐ざん【難産】
[名](スル) 1 出産で、胎児がなかなか生まれないこと。⇔安産。 2 物事がたやすく成立しないこと。「—の末に法...
難産(なんざん)色(いろ)に懲(こ)りず
《難産で苦しんだ女が、懲りもしないで、また色事を行う意から》苦しんだことを忘れ、懲りずにまた同じ事を繰り返すことの...
なんざん‐しゅう【南山宗】
中国の律宗を代表する一派。開祖は終南山に住した道宣。弟子に多くの逸材が出て長く命脈を保ち、日本には鑑真(がんじん)...
なんざん‐だいがく【南山大学】
名古屋市昭和区にある私立大学。昭和7年(1932)設立の南山中学校に始まり、南山外国語専門学校・名古屋外国語専門学...
なんざん‐だいし【南山大師】
《南山すなわち高野山を開いたところから》空海の異称。
南山(なんざん)の寿(じゅ)
《「詩経」小雅・天保から》終南山が崩れないように生命や事業がいつまでも続くこと。人の長寿を祝う言葉。
なん‐し【男子】
⇒だんし(男子)
なん‐し【南支】
かつての中国南部の称。華南。
なんし【南史】
中国、二十四史の一。唐の李延寿撰。高宗(649〜683)の時に成立。南朝の宋・斉・梁・陳の4代の史書を1書に編纂(...
なん‐し【難視】
山やビルの陰になっている地域、離島など、地理的な条件が障害となって、テレビ放送の受信が良好でないこと。「—地域」
なん‐し【難死】
戦争や大震災によって多数の一般市民にもたらされる無意味で不条理な死のこと。作家小田実の造語。
なん‐しき【軟式】
野球・テニス・卓球などで、軟球を使用する方式。⇔硬式。
なんしき‐テニス【軟式テニス】
ゴム製の軟球を用いて行うテニス。明治時代に日本で考案。競技はダブルスを原則とする。平成4年(1992)から競技とし...