はた‐もち【旗持(ち)】
旗を持つ役目。旗手(きしゅ)。
はた‐もと【旗本】
1 戦場で大将のいる本陣。本営。 2 大将に直属し、本陣を守る役目の武士。幕下(ばっか)。麾下(きか)。旗下(きか...
はたもとたいくつおとこ【旗本退屈男】
佐々木味津三の作品。直参(じきさん)旗本、早乙女主水之介(さおとめもんどのすけ)を主人公とする一連の時代小説。昭和...
はたもと‐やっこ【旗本奴】
江戸前期、徒党を組んで江戸市中をのし歩いた旗本の青年武士。大小神祇(じんぎ)組・白柄(しらつか)組・六方(ろっぽう...
はた‐もの【畑物】
畑でとれる作物。はたけもの。
はた‐もの【機物】
1 布を織る道具。はた。「—の踏み木(ぎ)持ち行きて天の川打橋渡す君が来むため」〈万・二〇六二〉 2 機で織った物...
将(はた)や
「はた3」を強めていう語。「み吉野の山のあらしの寒けくに—今夜も我(あ)がひとり寝む」〈万・七四〉
はた‐や【機屋】
1 機を織る建物。はたどの。 2 機を織るのを職業とする家。また、その人。織り屋。
将(はた)やはた
「はたや」を強めていう語。「痩す痩すも生けらばあらむを—鰻を捕ると川に流るな」〈万・三八五四〉
はたやま‐ひろし【畑山博】
[1935〜2001]小説家・放送作家。東京の生まれ。放送作家をしながら創作を続け、「いつか汽笛を鳴らして」で芥川...
働(はたら)かざる者(もの)食(く)うべからず
怠けて働こうとしない人は、食べてはならない。徒食をいましめる言葉。
はたらか・す【働かす】
[動サ五(四)]働くようにする。労働させる。また、機能を発揮させる。働かせる。「頭を—・す」「想像力を—・す」
はたらき【働き】
1 仕事をすること。労働すること。「—に出る」 2 活躍すること。また、その実績。仕事の成果。「—に応じた給料を支...
はたらき‐あり【働き蟻】
社会性昆虫のアリ・シロアリ類で、主に営巣・育児・食物採集などをするアリ。アリではふつう小形で翅(はね)をもたず、産...
はたらき‐かけ【働き掛け】
働きかけること。「日本の—で国際会議が開かれる」
はたらき‐か・ける【働き掛ける】
[動カ下一][文]はたらきか・く[カ下二]あるものから他のものに積極的に動作・作用をしかける。行動を促す。「関係者...
はたらき‐かた【働き方】
1 どのように仕事をするかということ。「自分に合った—を見つける」 2 作用の仕方。「薬の—を知る」
はたらきかた‐かいかく【働き方改革】
平成28年(2016)に第3次安倍内閣が提唱した、多様で柔軟な働き方を選択できる社会の実現に向けた取り組み。働く人...
はたらきかたかいかく‐じっこうけいかく【働き方改革実行計画】
第3次安倍内閣が掲げる働き方改革を実現するための行動計画。平成29年(2017)に働き方改革実現会議が決定。非正規...
はたらきかたかいかくじつげん‐かいぎ【働き方改革実現会議】
第3次安倍内閣が掲げる働き方改革の実現に向けた実行計画を策定するため、平成28年(2016)に設置された、内閣総理...
はたらき‐がい【働き甲斐】
働くことによって得られる結果や喜び。働くだけの価値。「—のある職場」
はたらき‐ぐち【働き口】
賃金を得るために働くところ。「不景気で—がない」
はたらき‐ことば【働き詞】
活用のある自立語。用言。特に、動詞。
はたらき‐ごと【働き事】
能・狂言の囃子事(はやしごと)のうち、非舞踊的な動きで舞台を回るもの。多くは、特定の意味をもつ動作。カケリ・イロエ...
はたらき‐ざかり【働き盛り】
一生のうちで最も盛んに仕事ができる年ごろ。壮年期。
はたらき‐づめ【働き詰め】
休みなく働くこと。「—の毎日」
はたらき‐て【働き手】
1 よく働く人。人手。また、仕事のよくできる人。「店を支える—」 2 一家の生計を支えて働く人。「一家の—を失う」
はたらき‐ばち【働き蜂】
1 社会性昆虫のミツバチ・スズメバチなどで、生殖能力がなく、営巣・育児、花粉や蜜の採集などをする雌のハチ。職蜂(し...
はたらき‐もの【働き者】
よく働く人。
はたら・く【働く】
[動カ五(四)] 1 仕事をする。労働する。特に、職業として、あるいは生計を維持するために、一定の職に就く。「朝か...
はたらく‐ひんこんそう【働く貧困層】
⇒ワーキングプアー
はたり
[副] 1 物が軽く当たる音や、そのさまを表す語。「窓を—と卸す」〈漱石・虞美人草〉 2 続いていた動きが急にとだ...
はた‐りす【畑栗鼠】
リス科の哺乳類。体長約20センチ、耳と尾は短い。草原や牧草地にすみ、地中に巣穴を掘る。穀物・種子・草の根などを食べ...
はた・る【徴る/債る】
[動ラ五(四)]請求する。強く求める。また、取り立てる。徴収する。「恨みがましく答を—・れば」〈露伴・椀久物語〉
旗(はた)を揚(あ)・げる
1 兵を挙げる。軍を起こす。「討伐の—・げる」 2 新しく事を起こす。新たに事業を始める。「新党の—・げる」
旗(はた)を振(ふ)・る
運動などを推し進めようとして、率先して人々に働きかける。「市民運動の—・る」
旗(はた)を巻(ま)・く
旗を下ろして巻き収める。降参する。また、事を中止したり、手を引いたりする。
は‐たん【破綻】
[名](スル) 1 破れほころびること。「処々—して、垢染(あかじみ)たる朝衣を」〈竜渓・経国美談〉 2 物事が、...
はたん‐きょう【巴旦杏】
1 スモモの一品種。実は大形で先がとがる。とがりすもも。牡丹杏(ぼたんきょう)。《季 花=春 実=夏》「ひと籃(か...
はたんけねん‐さき【破綻懸念先】
金融機関が金融検査マニュアルに基づいて行う債務者の区分の一つ。現状では経営破綻の状況にはないが、経営難の状態にあり...
はたんけねんさき‐さいけん【破綻懸念先債権】
金融機関の自己査定によって破綻懸念先に区分される債務者に対する債権。金融再生法に基づく開示では「危険債権」として開...
はたん‐さき【破綻先】
金融機関が金融検査マニュアルに基づいて行う債務者の区分の一つ。法的・形式的な経営破綻の事実が発生している融資先をいう。
はたんさき‐さいけん【破綻先債権】
金融機関の自己査定によって破綻先に区分される債務者に対する債権。金融再生法に基づく開示では「破産等更生債権及びこれ...
はたんちょうミサきょく【ハ短調ミサ曲】
《原題、(ドイツ)c-Moll-Messe》⇒大ミサ曲
はだ【肌/膚】
1 人のからだを覆う表皮。皮膚。はだえ。「—を刺す寒気」 2 物の表皮。「木の—」「山—」 3 気質。気性。「研究...
はだ‐あい【肌合(い)/膚合(い)】
[名] 1 皮膚や物の表面の感触。肌ざわり。「すべすべした—」 2 人の物腰などから受ける感じ。また、人の気性・性...
はだ‐あれ【肌荒れ/膚荒れ】
肌が荒れること。皮膚がかさかさになること。
は‐だい【歯代】
《「歯」は車輪のふち》人力車などの借り賃。車代。「心細げなる一輛の車あり、—の安さ顕われて」〈一葉・別れ霜〉
は‐だい【破題】
漢詩文などで、初めからすぐにその題意を述べること。また、その部分。
はだ‐いろ【肌色/膚色】
1 肌の色。肌の色つや。 2 黄色人種の肌に似た色。やや赤みを帯びた淡黄色。 3 器物・刀剣などの地肌の色。 [補...