はながさ‐おんど【花笠音頭】
山形県の民謡。昭和13年(1938)ごろ、有海桃洀(とうしゅう)が櫓地搗(やぐらじつ)き歌に手を加えて作ったもの。...
花(はな)が咲(さ)・く
1 時節がきて栄える。「いつか—・く日もくるだろう」 2 それからそれへと、にぎやかに続く。「昔話に—・く」
はな‐ガス【花ガス】
種々の形に飾りたてた装飾・広告用のガス灯。
はな‐がすみ【花霞】
満開の桜の花が、遠目には霞がかかったように白く見えること。
はな‐がた【花形】
1 花の形。また、花の模様。 2 《「花形役者」の略》人気があって、一座の代表的な俳優。転じて、ある分野で人気があ...
はな‐がた【花型】
生け花の基本的条件を満たす型。かけい。
鼻(はな)が高(たか)・い
誇らしい気持ちである。得意である。「りっぱな息子を持って私も—・い」
はながた‐かぶ【花形株】
株式市場で、市場人気を代表する株式。
はな‐がたみ【花筐】
[名]花や若菜などを摘んで入れるかご。花かご。はなこ。 [枕]編み目が細かいところから、「めならぶ」に掛かる。「—...
はながたみ【花筐】
謡曲。四番目物。世阿弥作。日本書紀などに取材。越前国にいた大迹辺(おおあとべ)皇子(のちの継体天皇)は即位のため、...
鼻(はな)が曲(ま)が・る
悪臭のあまりにひどいさまにいう言葉。「—・るような腐臭」
はな‐がみ【鼻紙/花紙】
鼻汁をかんだりするときなどに用いる薄い紙。ちり紙。ふところ紙。
はながみ‐いれ【鼻紙入れ】
「紙入れ2」に同じ。「—取りのこして深く惜しむを聞けば」〈浮・一代男・三〉
はながみ‐ぶくろ【鼻紙袋】
「紙入れ2」に同じ。「—も内懐に入れしは手の届く事にあらず」〈浮・永代蔵・四〉
はな‐がめ【花瓶】
「かびん(花瓶)」に同じ。
はな‐がら【花柄】
花の模様を施してあること。また、その模様。「—のブラウス」
はな‐がら【花殻/花柄】
仏に供えた花で、不用になって捨てるもの。また、枯れて不用になった花。
はな‐ガルタ【花ガルタ】
「花札(はなふだ)」に同じ。
はな‐がわ【鼻革】
馬の鼻につける革のひも。おもがい。はなわ。
はな‐キャベツ【花キャベツ】
カリフラワーの別名。
はな‐きり【劓】
中国古代の五刑の一。罪人の鼻の頭を切り落とすこと。劓刑(ぎけい)。
はな‐きりん【花麒麟】
トウダイグサ科の常緑低木。高さ50〜90センチ。枝は太く、屈曲し、鋭いとげがあってサボテンに似る。葉は倒卵形でつや...
はな‐きん【花金】
花の金曜日。週休二日制の導入で、翌日(土曜日)の出勤を気にせずに夜遅くまで楽しめるようになったところからいう。
はな‐ぎ【端木】
材木の切れはし。
はな‐ぎ【鼻木】
牛の鼻の両穴を貫いてかける木または金属の環。鼻繋(はながい)。鼻輪。
はな‐ぎれ【花布】
製本で、中身の背の天と地との両端にはりつける布地。本来は補強を目的としたが、現在は装飾用。頂帯。ヘッドバン。
はな‐ぎんちゃく【花巾着】
花虫綱ハナギンチャク目の腔腸動物の総称。海底の砂泥中に半ば埋もれて生活する。イソギンチャクに似るが大きく、触手が内...
はなくい‐どり【花喰鳥】
装飾文様の一。鳳凰(ほうおう)などの瑞鳥(ずいちょう)が花枝などをくわえたもの。ササン朝ペルシアに起源があり、日本...
はな‐くぎ【花釘】
隠し釘の一。釘の頭に花形などの飾りをつけたもの。
はな‐くじ【花籤/花鬮】
頼母子講(たのもしこう)で、本くじのほかに、いくらかの金銭を分配するためにまぜてあるくじ。
はな‐くそ【鼻糞/鼻屎】
鼻孔の中で鼻汁がほこりとまざって黒く固まったもの。「—をほじる」
はな‐くた【鼻腐】
鼻の欠け落ちること。また、鼻を損じて声のはっきりしないこと。「上り口には—の中年増」〈滑・浮世風呂・二〉
はなくたし【花腐し】
松浦寿輝の短編小説。平成12年(2000)発表。同年、第123回芥川賞受賞。
はな‐くばり【花配り】
生花(せいか)で、花の根元を花器に安定させるための留め木。花留め。
はな‐くび【花首】
茎の先の、花を支えている部分。
はな‐くよう【花供養】
4月8日の灌仏会(かんぶつえ)に、花御堂を作り、仏を供養すること。《季 春》
はな‐くらべ【花競べ】
「花合わせ2」に同じ。
はな‐ぐし【花櫛】
造花で飾ったさしぐし。
はな‐ぐすり【鼻薬】
1 鼻の病気の治療に用いる薬。 2 子供をなだめすかすために与える菓子など。 3 ちょっとした賄賂(わいろ)。袖の...
鼻薬(はなぐすり)を嗅(か)が◦せる
賄賂を使う。鼻薬をきかせる。「—◦せて巧みに操る」
はな‐ぐま【鼻熊】
アライグマ科の哺乳類。猫大で、尾が細長い。長く突出した鼻先で餌を探し、果実や小動物を食べる。中南米の森林に分布。
はな‐ぐもり【花曇(り)】
桜の花の咲くころの、薄くぼんやりと曇った空模様。《季 春》「—朧につづく夕べかな/蕪村」
はな‐ぐるま【花車】
1 花で飾った車。 2 花を積んだ車。また、花見の車とも。「柳桜をこきまぜて、錦を飾る—」〈謡・右近〉
はな‐ぐわい【花慈姑】
オモダカの別名。
はな‐ぐわし【花細し】
[枕]花が美しい意から、「桜」や「葦」に掛かる。「—葦垣越しに」〈万・二五六五〉
はな‐げ【鼻毛】
鼻の穴の中に生えている毛。
鼻毛(はなげ)が長(なが)・い
女の色香に迷い、だらしなくなっている。「—・い酔客」
鼻毛(はなげ)を数(かぞ)・える
「鼻毛を読む」に同じ。「—・えられしおはるが色香に溺るるより」〈魯文・高橋阿伝夜叉譚〉
鼻毛(はなげ)を抜(ぬ)・く
相手をだます。出し抜く。「—・かれて家産を蕩尽しても」〈魯庵・社会百面相〉
鼻毛(はなげ)を伸(の)ば・す
女の色香に心を奪われ、だらしなくなる。「若い女性とみると—・す」