まもり‐ぬ・く【守り抜く】
[動カ五(四)]最後まで守る。守りとおす。「継投策で一点を—・く」
まもり‐ふだ【守り札】
神仏の力によって人を災難や病気から守るという札。社寺から受けて、身につけたり家にはったりする。護符。おまもり。おふだ。
まもり‐ぶくろ【守り袋】
守り札を入れて身につけておく袋。おまもり。
まもり‐ほんぞん【守り本尊】
身の守りとして信仰する仏。また、その仏像。まもりぼとけ。
まもり‐め【守り目】
世話をしたり、守ったりする役目。また、その人。「—添へなど、ことごとしくし給ひける程に」〈源・蜻蛉〉
ま‐も・る【守る/護る】
[動ラ五(四)]《「目(ま)守(も)る」の意》 1 侵されたり、害が及ばないように防ぐ。「犯罪から青少年を—・ろう...
マモン
⇒マンモン
ま‐や【真屋/両下】
棟の前後二面を葺(ふ)きおろしにしたつくりの家。切妻造り。「葦火(あしび)たく—のすみかは世の中をあくがれ出づる門...
ま‐や【馬屋】
1 馬を飼っておく建物。馬小屋。うまや。「寒さに顫えながら—の前に立たせられた」〈真山・南小泉村〉 2 宿場。宿駅...
まや【摩耶】
《(梵)Māyā》釈迦牟尼(しゃかむに)の生母。カピラ城主浄飯(じょうぼん)王の妃。出産のため実家に帰る途中藍毘尼...
マヤ
⇒マヤ族
まやかし
ごまかすこと。また、そのもの。いかさま。いんちき。「売り込みの言葉に—がある」
まやかし‐もの【まやかし物】
いんちきな品。にせもの。
まやか・す
[動サ五(四)]ごまかしあざむく。だます。「見物人を—・す」
ま‐やく【麻薬/痲薬】
中枢神経を麻痺させ、陶酔感を伴い、強い麻酔・鎮痛作用があるが、連用すると薬物依存を生じる物質。アヘンおよびそれより...
まやくおよびこうせいしんやく‐とりしまりほう【麻薬及び向精神薬取締法】
麻薬・向精神薬の輸出入・製造・譲渡・所持などの取り締まりと、麻薬中毒者に対する措置などについて定めた法律。昭和28...
まやく‐こうせいしんやく【麻薬向精神薬】
麻薬と向精神薬のこと。麻薬及び向精神薬取締法により取り扱いが厳しく規制されている。→薬物四法
まやくたんち‐けん【麻薬探知犬】
麻薬を探知するよう訓練された犬。アグレッシブドッグとパッシブドッグの2種類がある。アグレッシブドッグは貨物の中の麻...
まやく‐ちゅうどく【麻薬中毒】
麻薬を繰り返し用い続けたために、精神的、身体的に依存するようになり、正常な生活が営めなくなった状態。
まやくとくれい‐ほう【麻薬特例法】
《「国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関...
まやく‐とりしまりほう【麻薬取締法】
「麻薬及び向精神薬取締法」の通称、旧称。
マヤグアナ‐とう【マヤグアナ島】
《Mayaguana Island》西インド諸島北部、バハマ諸島南東部の島。アクリンズ島とイギリス海外領土のターク...
マヤグエス
米国領プエルトリコ西部の都市。モーナ海峡に臨むマヤグエス湾に面する。18世紀半ばに建設され、同島西部の港湾都市とし...
マヤコフスキー
[1893〜1930]ソ連の詩人。ロシア未来派の代表的詩人。革命的理想をうたいつつ風刺と内省、愛と苦悩の世界を展開...
まや‐さん【摩耶山】
兵庫県神戸市北区にある六甲山中の一峰。標高702メートル。中腹に釈迦の母、摩耶夫人(まやぶにん)を祭る忉利天上寺(...
まや‐し
人をだます者。いかさま師。「—を聟というては、此の婆が世間が恥づかしい」〈伎・天狗酒宴〉
マヤ‐ぞく【マヤ族】
《Maya》メキシコ南東部ユカタン半島からグアテマラ・ホンジュラス・エルサルバドルにかけて居住する民族集団。前4世...
マヤパン
メキシコ東部、ユカタン州にあるマヤ文明の遺跡。ユカタン半島北部、州都メリダの南東約40キロメートルに位置する。後古...
まや‐ぶにん【摩耶夫人】
⇒摩耶(まや)
マヤ‐ぶんめい【マヤ文明】
《Maya》中央アメリカのグアテマラからユカタン半島にかけての地域に、古代から栄えたマヤ族の都市文明。巨大なピラミ...
まやま‐せいか【真山青果】
[1878〜1948]劇作家・小説家。宮城の生まれ。本名、彬(あきら)。小栗風葉に師事し、自然主義作家として出発、...
マヤ‐れき【マヤ暦】
マヤ族が用いた暦法。1年を365日とする太陽暦であり、閏日に相当する日は置かれない。1か月を20日、1年を18か月...
まゆ【眉】
《「まよ」の音変化》 1 目の上に弓状に生えている毛。まゆげ。「—をひく」 2 近世の烏帽子(えぼし)の前面下部の...
まゆ【繭】
《「まよ」の音変化》 1 完全変態をする昆虫の幼虫が、中でさなぎとして休眠するため、口から糸状の粘質分泌物を出して...
まゆ‐あい【眉間】
眉と眉との間。みけん。「異形は手をのべ、百島が—を、割れてのけとはったと打つ」〈浄・用明天王〉
眉間(まゆあい)の延(の)びた奴(やつ)
間の抜けた男をののしっていう語。「見た所が—でござるによって」〈虎寛狂・真奪〉
ま‐ゆう【真木綿】
木綿(ゆう)の美称。「蜷(みな)の腸(わた)か黒き髪に—もちあざさ結ひ垂れ」〈万・三二九五〉
まゆ・う【迷ふ/紕ふ】
[動ハ四]「まよう6」に同じ。「白たへの袖は—・ひぬ吾妹子(わぎもこ)が家のあたりを止まず振りしに」〈万・二六〇九〉
まゆ‐かき【繭掻き】
できあがった繭を蔟(まぶし)から取る作業。《季 夏》
まゆ‐がき【眉書(き)】
眉の形を描くこと。また、それに用いる筆。まよがき。
まゆ‐がしら【眉頭】
眉の、眉間(みけん)に近い部分。びとう。
まゆ‐ぎわ【眉際】
眉毛のはえぎわ。
まゆ‐けんてい【繭検定】
繭取引の公正を期すため、検定用に抽出した繭から実際に糸を繰って品質を判定すること。都府県の繭検定所で行う。
まゆ‐げ【眉毛】
まゆ。また、そこに生えている毛。まみげ。
眉毛(まゆげ)を読(よ)ま◦れる
相手に心中を見すかされる。
まゆ‐ごもり【繭籠もり】
1 ⇒コクーニング 2 蚕が繭の中にこもること。転じて、少女などが家の中にこもっているたとえ。まよごもり。「この事...
まゆ‐しろ【眉白】
マミジロの別名。
まゆ‐じり【眉尻】
眉のこめかみに近い方。
ま‐ゆすい【真結ひ】
《上代東国方言》「まむすび」に同じ。「家(いは)の妹(いも)ろ我(わ)を偲ふらし—に結(ゆす)ひし紐の解くらく思(...
まゆ‐ずみ【眉墨/黛】
1 眉をかいたり形を整えたりするのに用いる化粧品。 2 眉をかくこと。また、かいた眉。まゆがき。「—を引く」 3 ...