はり‐の‐あな【針の穴/針の孔】
針の上端にある、糸を通すあな。針の耳。めど。
針(はり)の穴(あな)から天(てん)を覗(のぞ)く
自分の狭い見識をもとに、大きな事柄について勝手な推測をするたとえ。
針(はり)の穴(あな)を通(とお)す
1 野球で、制球力があるさま。転じて、正確なさま。「—コントロール」「—ようなフリーキック」 2 苦労なこと、簡単...
はり‐の‐かがみ【玻璃の鏡】
「浄玻璃(じょうはり)の鏡」の略。
はり‐の‐き【榛の木】
ハンノキの別名。
はりのき‐とうげ【針ノ木峠】
長野・富山の県境、飛騨山脈北部の針ノ木岳と蓮華(れんげ)岳との鞍部にある峠。海抜2541メートル。信濃に越中から塩...
はりのごとく【鍼の如く】
長塚節による連作短歌。大正3年(1914)から4年(1915)にかけて、短歌雑誌「アララギ」に発表。
針(はり)の先(さき)で突(つ)いたほど
ほんのわずかな程度であることのたとえ。「—にも恩義を感じない」
はり‐の‐みみ【針の耳】
「針の穴」に同じ。
はり‐の‐むしろ【針の筵】
《針を植えた敷物の意から》一時も心の休まらない、つらい場所や境遇のたとえ。「—に座る気持ち」
はり‐の‐やま【針の山】
地獄にあるという、針の植えてある山。罪人を追い込んで苦しめる所。転じて、苦痛に責めさいなまれる場所のたとえ。