イヤゴー
シェークスピアの悲劇「オセロ」に登場する人物。副官に登用されなかったことを恨んで、上官の将軍オセロを破滅させる。ず...
いや‐さ
[感]《感動詞「いや(否)」+終助詞「さ」から。「いや」を強めていう語》 1 相手の言葉を押さえ、自分の考えを述べ...
いや‐さか【弥栄】
[名]ますます栄えること。「国の—を祈る」 [感]繁栄を祈って叫ぶ声。ばんざい。
いやさか‐おんど【弥栄音頭】
民謡。北海道北西部沿岸地方のニシン漁でうたわれた労働歌。また、盆踊り歌。「はあ、いやさかさっさ」と囃(はや)すとこ...
いやし【癒やし】
肉体の疲れ、精神の悩み、苦しみを何かに頼って解消したりやわらげたりすること。 [補説]昭和60年(1985)頃から...
いやし・い【卑しい/賤しい】
[形][文]いや・し[シク] 1 身分・社会的地位が低い。「—・い身」 2 品位に欠けている。下品だ。「—・い言葉...
いや‐し・く【弥頻く】
[動カ四]ますます頻繁になる。「鳴く鶏は—・き鳴けど降る雪の千重(ちへ)に積めこそ我が立ちかてね」〈万・四二三四〉
いやしくしく‐に【弥頻く頻くに】
[副]いよいよしきりに。「しぶたにの崎の荒磯(ありそ)に寄する波—古(いにしへ)思ほゆ」〈万・三九八六〉
いやしく‐も【苟も】
[副]《形容詞「いやし」の連用形+係助詞「も」から》 1 仮にも。かりそめにも。「—人の上に立つ者のすべきことでは...
いやし‐けい【癒やし系】
安らぎを感じさせる人や物をいう。 [補説]平成12年(2000)頃からの流行語。
いやし・む【卑しむ/賤しむ】
[動マ五(四)]「卑しめる」に同じ。「詩名はいよいよ高く、帝も宰相もその才を愛しながら、その人を—・んだ」〈鴎外・...
いやし・める【卑しめる/賤しめる】
[動マ下一][文]いやし・む[マ下二]下品な、とるに足りないものとして見下げる。軽蔑する。さげすむ。「自分自身を—...
いやしん‐ぼう【卑しん坊】
意地汚いこと。特に、食物をむさぼること。また、その人。食いしん坊。いやしんぼ。
いや‐じ【忌地/厭地】
⇒いやち
いや・す【癒やす】
[動サ五(四)]病気や傷をなおす。苦痛や飢えなどをなおしたりやわらげたりする。「温泉につかって疲れを—・す」「のど...
いや‐たか・し【弥高し】
[形ク]ますます高い。いよいよ高い。「この河の絶ゆる事なくこの山の—・からし」〈拾遺・雑下〉
いや‐た・つ【弥立つ】
[動タ下二]いっそうはっきりと決意する。「大君の御門(みかど)の守り我をおきて人はあらじと—・て思ひし増さる」〈万...
いや‐ち【忌地/厭地】
《「いやぢ」とも》作物を連作した場合、生育が悪くなり、収穫が少なくなること。エンドウ・トマト・ナスなどに起こりやす...
いや‐ちこ【灼然】
[形動ナリ] 1 神仏の利益(りやく)や霊験などのあらたかなさま。「かく—なる奇瑞侍れば」〈読・弓張月・残〉 2 ...
いやつぎつぎ‐に【弥次次に】
[副]次から次へと続くさま。「—天の下知らしめししを」〈万・二九〉
いや‐でも【否でも】
[副] 1 たとえ好まなくても。「—うわさが耳に入る」 2 なんとしても。是が非でも。「明日までには—この仕事を終...
否(いや)でも応(おう)でも
承知でも不承知でも。どうしても。なにがなんでも。否が応でも。「—引き受けてもらう」「—今日いっぱいで締め切りだ」
嫌(いや)という程(ほど)
1 それ以上いらないというくらい。あきるほど。「その話は—聞かされた」 2 ひどく。「—腰を打つ」
いや‐とも【否とも】
[副]いやでも何でも。どうでもこうでも。「まだこの上にも四の五のあれば、—に出所(でんど)沙汰」〈浄・忠臣蔵〉
いや‐とよ【否とよ】
[感]《感動詞「いや(否)」+連語「とよ」から》いや、そうではないよ。いやいや。いなとよ。「—源太。都はいまだ軍(...
イヤドロップ
耳飾りの一種。耳たぶから垂れ下がった形のもの。
いやなが‐しょうきち【弥永昌吉】
[1906〜2006]数学者。東京の生まれ。東大・学習院大学教授。整数論・代数学・幾何学を研究。日仏文化交流や平和...
いや‐な・し【礼無し】
[形ク]礼儀を欠いている。無礼である。「まつろはず—・き人等(ひとども)なり」〈記・中〉
いや‐に
[副]《形容動詞「いや(嫌)だ」の連用形から》 1 状態が異常であるさま。妙に。変に。「何だか—静かな晩だ」 2 ...
いや‐はて【弥終】
いちばんの果て。最終。最後。「句聖(くひじり)の死をなげきつつ—のしら梅の句をすがしむわれは」〈吉井勇・玄冬〉
いや‐はや
[感]驚きあきれたとき、また、落胆したときなどに発する語。これはまあ。いやもう。「—、たいへんな散らかりようだ」「...
イヤ‐バンク
死亡した人の鼓膜などを、耳の不自由な人に提供するために保管する施設。
イヤ‐パッド
耳当て。
いやひけ‐に【弥日異に】
[副]日を追っていよいよ。日増しに。「常なりし笑まひ振る舞ひ—変はらふ見れば悲しきろかも」〈万・四七八〉
いやひこ‐じんじゃ【弥彦神社】
新潟県西蒲原郡弥彦(やひこ)村にある神社。祭神は天香山命(あまのかぐやまのみこと)。越後国一の宮。やひこじんじゃ。
イヤホン
《「イヤホーン」とも》耳に差し込んだりかぶせたりして、ラジオやオーディオ機器などからの音声を聞くための器具。
イヤホン‐ガイド
《(和)earphone+guide》演劇や美術を鑑賞するとき、イヤホンを通して流れる、わかりやすい解説。また、そ...
イヤホン‐ジャック
イヤホンの差し込み口。
イヤホンジャック‐アクセサリー
⇒イヤホンジャックピアス
イヤホンジャック‐ピアス
スマートホンのイヤホンジャックに差し込む形の付属品。装飾のほか、ほこりよけなどの目的で使用する。イヤホンジャックア...
イヤホン‐ピアス
《ピアスはpierced earringsの略》スマートホンにつける装飾品の一。イヤホンジャックに差し込んで固定す...
イヤホン‐マイク
《(和)earphone+mike》イヤホンと一体化した音声用マイク。または、マイクとイヤホンを一体化した製品。ス...
イヤホーン
⇒イヤホン
イヤ‐フック
《(和)ear+hook》耳につけるアクセサリーの一。逆U字型の金具を耳にひっかけて装着するもの。
イヤプラグ
防音・防水用の耳栓。
いや‐ま・う【礼ふ/敬ふ】
[動ハ四]礼儀を尽くす。うやまう。「朕(わ)れ神を—・ふこと尚未だ尽くさざるか」〈北野本崇神紀〉
いや‐まさ・る【弥増さる】
[動ラ五(四)]数量がますます多くなる。いよいよ程度がはなはだしくなる。しだいに募る。「—・る恋心」
いや‐まし【弥増し】
[副]ますますもっと。さらにいっそう。「彼女の死が—惜しまれてならなかった」〈中勘助・菩提樹の蔭〉 [形動ナリ]ま...
いや‐ま・す【弥増す】
[動サ五(四)]いよいよ多くなる。ますますはなはだしくなる。いやまさる。「寂しさが—・す」「暑さが—・す」
イヤマフ
《「イヤーマフ」とも》防寒・防音用の耳覆い。