いん‐かん【殷鑑】
戒めとすべき、失敗の前例。
いんかん‐しょうめい【印鑑証明】
あらかじめ届け出てある印鑑の印影と同一であることを市区町村長などが証明すること。また、その書類。
いん‐かんすう【陰関数】
二つの変数xとyの関係がf(x,y)=0の形で表され、yの値が直接xの値で示されていない関数。例えばx2+y2−1...
殷鑑(いんかん)遠(とお)からず
《「詩経」大雅・蕩から》殷が鑑(かがみ)とすべき手本は、遠い時代に求めなくても、同じく悪政で滅んだ前代の夏(か)に...
いん‐が【印画】
陰画・透明陽画から感光紙上に画像を焼き付けること。また、その画像。
いん‐が【因果】
[名] 1 原因と結果。また、その関係。 2 仏語。前に行った善悪の行為が、それに対応した結果となって現れるとする...
いん‐が【院画】
⇒院体画(いんたいが)
いん‐が【陰画】
写真で、ネガフィルムや乾板を現像すると得られる画像。実物とは明暗・色彩が逆。ネガ。⇔陽画。
いん‐がい【員外】
1 定められた数に入らないこと。定員外。いんげ。⇔員内。 2 「員外官」の略。
いん‐がい【院外】
院と名のつく施設の外部。特に、立法府である衆議院・参議院の外部。⇔院内。
いんがい‐かん【員外官】
律令制で、令(りょう)に定められた定員以外の官吏。いんげかん。
いんがい‐しょほう【院外処方】
病院などの医療機関で外来受診した患者に、医療機関外の薬局で薬剤を渡す仕組み。患者は、受診した医療機関で院外処方箋を...
いんがい‐しょほうせん【院外処方箋】
外来受診した患者が、病院など医療機関内の薬局ではなく、外部の調剤薬局で薬剤を受け取るために発行される処方箋。→院外処方
いんがい‐だん【院外団】
特定政党や議員と連携し、支持・協力する議会外の集団。
いんが‐おうほう【因果応報】
仏語。前世あるいは過去の善悪の行為が因となり、その報いとして現在に善悪の結果がもたらされること。
いんが‐かんけい【因果関係】
1 二つ以上のものの間に原因と結果の関係があること。 2 犯罪や不法行為などをした者が法律上負担すべき責任の根拠の...
いんが‐きょう【因果経】
「過去現在因果経」の略。
いん‐がく【韻学】
漢字の音韻について研究する学問。音韻学。
いんが‐し【印画紙】
写真で、陰画の原板を焼き付けて陽画を作るための感光紙。白黒用とカラー用がある。
いんが‐せい【因果性】
現象はすべて原因から生じる結果とみる場合に成立する両者の関係。事実間に成立する実在的なものと、命題間の理由と帰結と...
インガ‐ダム
コンゴ民主共和国西部、コンゴ川下流にあるダム群。1974年に二つのダムが完成し、新たなダムの建設が計画されている。...
いんが‐てきめん【因果覿面】
悪事の報いとしての悪い結果がすぐに目の前に現れること。因果歴然。
いんが‐と【因果と】
[副]困ったことに。不幸にも。「—思い断(き)る事が出来ない」〈二葉亭・浮雲〉
いんが‐にん【因果人】
前世の悪業(あくごう)の報いを受けた人。因果者。
因果(いんが)の小車(おぐるま)
原因と結果が永久に繰り返されるさまを、いつまでも止まらない車の輪にたとえていう。因果はめぐる小車。
因果(いんが)の胤(たね)を宿(やど)・す
密通した結果、妊娠する。
因果(いんが)は皿(さら)の縁(ふち)
因果のめぐり方は皿の縁を1周するほど速いというたとえ。因果は皿の端(はた)。
インガピルカ
エクアドル中南部にある古代遺跡。クエンカの北約40キロメートルに位置する。インカ帝国の北部の支配拠点として建設され...
インガフォール‐ダム
⇒インガダム
いんが‐もの【因果者】
「因果人」に同じ。
いんがものがたり【因果物語】
江戸前期の仮名草子。鈴木正三作。寛文元年(1661)刊。仏教の因果話を中心に、諸国の怪異・奇談を談義調でつづったも...
いんが‐りつ【因果律】
哲学で、すべての事象は、必ずある原因によって起こり、原因なしには何ごとも起こらないという原理。物理学では、どの形式...
いんがりつ‐の‐やぶれ【因果律の破れ】
物理学における因果律が成り立たないこと。特に特殊相対性理論で課せられる、物体や場の変動(情報を伝える信号など)が光...
因果(いんが)を含(ふく)・める
道理をよくよく言い聞かせて納得させる。やむをえない状況を説いてあきらめさせる。「—・めて二人を別れさせる」
いん‐き【陰気】
[名・形動] 1 万物生成の根本となる二気の一。陰の気。⇔陽気。 2 気分・雰囲気・天候などが、晴れ晴れしないこと...
インキ
⇒インク
いんき‐くさ・い【陰気臭い】
[形]陰気な感じがする。「—・い部屋」「—・い話」
いんきさんか【因帰算歌】
江戸時代の数学者、今村知商の著作。寛永17年(1640)刊行。算術を和歌や長歌の形式で記したもので、日本で最初につ...
いんきなたのしみ【陰気な愉しみ】
安岡章太郎の短編小説。昭和28年(1953)発表。同年、「悪い仲間」とあわせ第29回芥川賞受賞。
いん‐キャ【陰キャ】
《「陰気なキャラクター」の意》引っ込み思案で内気な人。陰キャラ。⇔陽(よう)キャ。
いん‐きゃく【韻脚】
1 漢詩や賦などの韻文で句末に用いる韻。脚韻。 2 《foot》西洋の詩で、強音の音節と弱音の音節とを、一つずつ、...
いん‐キャラ【陰キャラ】
⇒陰キャ
いん‐きゅう【院宮】
⇒いんぐう(院宮)
いん‐きゅう【飲泣】
[名](スル)声を抑えながらしのび泣くこと。「皆一種の電気にうたれて、—する者、歯をくいしばってうつむく者」〈蘆花...
インキュナビュラ
ヨーロッパで15世紀後半に刊行された初期の活字本。揺籃期本(ようらんきぼん)。語源はラテン語で、揺りかごの意。イン...
インキュベーション
《抱卵・培養・保育の意》設立して間がない新企業に国や地方自治体などが経営技術・金銭・人材などを提供し、育成すること。
インキュベーター
1 孵卵(ふらん)器。 2 (未熟児のための)保育器。 3 新規産業の企業を育成し、誘致するために、公機関などが、...
インキュベート
[名](スル) 1 培養。保温して育成すること。「細胞を—する」 2 設立して間もない企業や起業家などへの支援・育...
いん‐きょ【允許】
[名](スル)許すこと。許可。允可。
いん‐きょ【引拠】
引用してよりどころとすること。また、その根拠となる事柄。