腕(うで)を上(あ)・げる
1 腕前・技術を進歩させる。「熱心に練習して—・げる」 2 飲める酒の量が前より増える。「海外に赴任している間に—...
腕(うで)を組(く)・む
1 両腕を胸の前で組む。傍観するとき、または、考えこむときなどにするしぐさ。 2 二人が腕を組み合わせる。転じて、...
腕(うで)を拱(こまぬ)・く
《腕組みをする意から》自分は何もしないで、他人のすることを見ている。傍観する。腕をこまねく。手をこまぬく。「—・い...
腕(うで)をさす・る
手腕を振るう機会を待ち望む。「—・って出番に備える」
腕(うで)を鳴(な)ら・す
1 自分の腕力や技能が思う存分発揮できる機会を待ち構える。 2 技能を人々に示して認められ、名声を広める。
腕(うで)を引(ひ)・く
侠客(きょうかく)などが、誓いのしるしに腕を刃物で切って血を出す。「お坊吉三、お嬢吉三と顔見合はせ…二人とも我が—...
腕(うで)を振(ふ)る・う
自分の腕前・技能を存分に人に見せる。「自慢の料理に—・う」
腕(うで)を撫(ぶ)・す
腕前が十分に発揮できる機会を待つ。「—・して出番を待つ」
腕(うで)を磨(みが)・く
技能が上達するように訓練する。
うでん‐のう【優塡王】
《(梵)Udayanaの音写》古代インド、コーシャンビーの国王。妃の勧めで釈迦に帰依し、初めて仏像を造ったといわれる。
うと【宇土】
熊本県中部の市。宇土半島の基部にあり、ノリなどの養殖が行われる。天正年間(1573〜1592)に小西行長の城下町と...
う‐と【烏兎】
《「金烏玉兎(きんうぎょくと)」の略。太陽の中に烏(からす)、月の中に兎(うさぎ)がいるという中国の伝説から》 1...
うと・い【疎い】
[形][文]うと・し[ク] 1 親しい間柄でない。疎遠だ。「二人の仲は—・くなった」「去る者は日々に—・し」 2 ...
う‐とう【右党】
1 保守党。右翼政党。⇔左党。 2 酒が飲めず、甘い物の好きな人。⇔左党。
うとう【善知鳥】
1 ウミスズメ科の海鳥。全長38センチくらい。背面とのど、胸は黒、腹は白。くちばしは橙(だいだい)色で、繁殖期には...
うとう【善知鳥】
謡曲。四番目物。喜多流では「烏頭」。善知鳥を殺した猟師の亡霊が旅僧の前に現れ、地獄で犬や鷹(たか)に責められる苦し...
うと‐うと
[副](スル)眠けを催して浅い眠りに落ちるさま。「仕事中につい—してしまった」
うとうと‐し・い【疎疎しい】
[形][文]うとうと・し[シク]親しみや関心をもっていない。よそよそしい。「何時しか隣家の娘とは—・くなッた」〈二...
う‐とう‐ぶん‐ぶ【禹湯文武】
古代中国の明君である、夏(か)の禹王、殷(いん)の湯王、周の文王・武王。
うとう‐やすかた【善知鳥安方】
奥州外ヶ浜にいたという海鳥。鴨ほどの大きさで、親鳥が「うとう」と鳴くと子の鳥は「やすかた」と答えたという。「そもそ...
うとうやすかたちゅうぎでん【善知鳥安方忠義伝】
読本。3編15巻。初編山東京伝、2・3編松亭金水著。文化3年(1806)初編、嘉永2年(1849)2編、万延元年(...
ウトキアグビク
米国アラスカ州最北部の都市。旧称、バロー。同国最北端のバロー岬がある。エスキモーが住民の大半を占める。
う‐とく【有徳】
[名・形動] 1 徳行のすぐれていること。また、そのさま。ゆうとく。 2 富み栄えること。また、そのさま。富裕。ゆ...
うとく‐じん【有徳人】
富裕な人。金持ち。分限者(ぶげんしゃ)。うとくにん。「もとより長は、海道一の—」〈浄・当流小栗判官〉
うとく‐せん【有徳銭】
室町時代、幕府・大名・寺院などが諸費用を調達するために、領内の富裕な人々に課した臨時の税金。徳銭。
うと‐し【宇土市】
⇒宇土
烏兎(うと)匆匆(そうそう)
月日のたつのが早いさま。→烏兎
ウトナイ‐こ【ウトナイ湖】
北海道南西部、苫小牧市にある淡水湖。面積2.75平方キロメートル。渡り鳥の越冬地・中継地となっており、250種を超...
うと‐はんとう【宇土半島】
熊本県中部から天草諸島に向けて突き出す長さ約18キロメートルの半島。北部は島原湾、南部は八代海に面する。
うとまし・い【疎ましい】
[形][文]うとま・し[シク]《動詞「うとむ」の形容詞化》 1 好感がもてず遠ざけたい。いやである。いとわしい。「...
うと・む【疎む】
[動マ五(四)]いやだと思う。嫌って遠ざける。うとんずる。「自分勝手なので、みんなから—・まれる」 [動マ下二]嫌...
うとん・じる【疎んじる】
[動ザ上一]「うとんずる」(サ変)の上一段化。「仲間に—・じられる」
うとん・ずる【疎んずる】
[動サ変][文]うとん・ず[サ変]《「うとみす」の音変化》嫌って、よそよそしくする。遠ざけて親しまない。うとむ。う...
うど【独活】
ウコギ科の多年草。山野に生え、高さ約1.5メートル。茎は太く、葉は羽状複葉で、互生する。夏、薄緑色の雄花と雌花とが...
う‐どし【卯年】
暦法で、十二支の4番目、卯に当たる年。また、その年に生まれた人。うさぎ年。
うど‐じんぐう【鵜戸神宮】
宮崎県日南市にある神社。旧官幣大社。主祭神は彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)。他に...
う‐どねり【内舎人】
《「うちとねり」の音変化》 1 律令制で、中務(なかつかさ)省に属する文官。宮中の宿直や雑役に従い、行幸の警護にあ...
うど‐の‐き【独活の木】
オシロイバナ科の常緑高木。葉は大きく、楕円形。雌雄異株。初夏、白い花が咲く。熱帯産で、日本では沖縄・小笠原などに自...
独活(うど)の大木(たいぼく)
《ウドの茎は木のように長くなるが、柔らかくて材としては使えないところから》からだばかり大きくて役に立たない人のたとえ。
うど‐はま【有度浜】
静岡市有土山南麓の海岸。[歌枕]「年ふれば駿河なるてふ—のうとくのみなどなりまさるらむ」〈古今六帖・二〉
ウドムサイ
ラオス北部の町。中国との国境のボーテンをはじめ、三つの幹線道路が通る交通の要地。同国北部における交易の中心地として...
ウドムルト
ロシア連邦にある22の共和国の一。モスクワの東約900キロメートルの丘陵部に位置する。基幹民族はフィン‐ウゴル系の...
うど‐め【独活芽】
1 ウドの若芽。紫色をし、あえ物などに使う。めうど。《季 春》 2 タラノキの若芽。ゆでて、酢味噌あえや浸し物・汁...
う‐どん【饂飩】
《「うんどん」の音変化》小麦粉に少量の塩を加え、水でこね、薄く延ばして細く切ったものをゆでた食品。奈良時代に唐から...
ウドン
カンボジア中南部、コンポンスプー州の都市。首都プノンペンの北西約40キロメートルに位置する。プノンペン遷都以前の1...
う‐どん【迂鈍】
[形動][文][ナリ]愚かで役に立たないさま。世事にうとくてのろいさま。愚鈍。「蒼ンぶくれで、—な顔をした御飯焚が...
うどん‐げ【優曇華】
《(梵)udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》 1 ㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花...
うどん‐こ【饂飩粉】
うどんの材料に適した日本産の小麦粉。
うどんこ‐びょう【饂飩粉病】
植物の茎や葉の表面が、うどん粉を振りかけたように白くなる病害。子嚢菌(しのうきん)類のウドンコ病菌によって起こり、...
うどん‐すき【饂飩鋤】
魚鋤(うおすき)にうどんを加えた鍋料理。関西に始まったものという。商標名。