えん‐しょく【炎色/焔色】
炎の色。
えん‐しょく【怨色】
うらみに思っている顔つき。また、そのような気配。
えん‐しょく【艶色】
1 あでやかな色。美しい色。 2 つややかな容色。また、美貌の女性。「島原祇園の—には横眼遣い一つせず」〈露伴・風流仏〉
えん‐しょく【饜食】
腹いっぱいに物を食うこと。
えんしょく‐しけん【炎色試験】
炎色反応を利用し、金属や金属の塩化物を分析すること。
えんしょく‐せい【演色性】
照明による物体の色の見え方の特性。色が自然光で見た場合に近いほど、演色性がよいという。
えんしょく‐はんのう【炎色反応】
アルカリ金属・アルカリ土類金属の塩化物、または揮発しやすい塩などを炎の中に入れると、炎にその元素特有の色がつく反応...
エンシレージ
⇒サイレージ
えん‐しん【円心】
円の中心。
えん‐しん【延伸】
[名](スル)時間や距離などをのばすこと。また、のびること。延長。「鉄道の—計画」「僅に其の死刑を、—せるは、誠に...
えん‐しん【炎心/焔心】
炎の中心部の透明に近い部分。まだ燃えていない蒸気の集まり。
えん‐しん【遠心】
中心から遠ざかろうとすること。「—作用」⇔求心。
えんしん‐あっしゅくき【遠心圧縮機】
空気・ガスなどの気体を、遠心力を利用して圧縮する機械。高速度で回転する羽根車を通過させて、回転軸と直角の方向へ圧送する。
えんしん‐か【円唇化】
音声学で、調音の際に二次的調音として唇のまるめを伴い、音声を変化させること。
えんしん‐き【遠心機】
⇒遠心分離機
えんしんせい‐しんけい【遠心性神経】
中枢からの興奮を末梢へ伝導する神経。筋肉の運動を支配する運動神経、腺の分泌を支配する分泌神経などがある。→求心性神経
えんしん‐ちゅうぞうほう【遠心鋳造法】
遠心力を利用して、中子(なかご)なしに中空の鋳物を製造する方法。鋳型を高速度で回転させながら溶融金属を注入し、遠心...
えん‐しんどうすう【円振動数】
⇒角振動数
えんしん‐ぶんりき【遠心分離機/遠心分離器】
遠心力を利用して、密度の異なる2種の液体、または液体と固体などの混合物を分離する装置。遠心機。
えんしん‐ぼいん【円唇母音】
唇のまるめを伴う母音。例えば、英語では[ɑ]を除くすべての後舌母音。
えんしん‐ポンプ【遠心ポンプ】
⇒渦巻きポンプ
えんしん‐りょく【遠心力】
1 円運動をしている物体が受ける慣性力の一。円の中心から遠ざかる向きに働く力をいう。⇔向心力。 2 (政界で首相、...
えん‐じ【衍字】
《「衍」は余りの意》語句の中にまちがって入った不必要な文字。
えん‐じ【園児】
幼稚園・保育園に通う子供。
えん‐じ【遠寺】
遠くにある寺。中国の瀟湘(しょうしょう)八景の一つ「煙寺晩鐘」をふまえた用例が多く、「煙寺」とも書く。
えん‐じ【遠邇】
遠い所と近い所。遠近。「鉦鼓(しょうこ)は—に喧鞠(けんきく)し」〈露伴・運命〉
えん‐じ【臙脂/燕脂】
1 エンジムシの雌から採取する赤色染料。生臙脂(しょうえんじ)。 2 紅花(べにばな)から作った染料。べに。 3 ...
えんじ‐いろ【臙脂色】
臙脂で染めた濃い紅色。黒みを帯びた赤色。
エンジェル
⇒エンゼル
エンゼル
《「エンジェル」とも》 1 天使。また、天使のような人。 2 起業家に資金を提供する個人投資家。
エンゼル‐ケア
《(和)angel+care》⇒エンゼルメーク
エンゼル‐ケーキ
泡立てた卵白に小麦粉と砂糖などを混ぜてオーブンで焼いた菓子。
エンジェルこうじ【エンジェル小路】
《原題Angel Pavement》プリーストリーの小説。1930年刊。因襲にとらわれたロンドンの商会がペテン師に...
てんしのたまご【天使の卵】
村山由佳の恋愛小説。副題は「エンジェルス・エッグ」。平成5年(1993)、第6回小説すばる新人賞を受賞したデビュー...
エンゼル‐スリーブ
袖の一種。袖口が天使の羽のような形に広がった、ケープ状の袖。ウイングスリーブ。
エンゼルズ‐シェア
樽に貯蔵したウイスキーやブランデーなどが自然に蒸発し、量が減ること。また、そうして減った分。天使の分け前。天使の取り分。
エンゼル‐フィッシュ
カワスズメ科の淡水魚。全長約15センチ。体は側扁し、銀白色の地に数本の黒色横帯があり、背びれ・しりびれが長く伸びる...
エンゼル‐フォール
⇒アンヘル滝
エンゼル‐プラン
《(和)angel+plan》厚生省(現厚生労働省)が平成7年(1995)に策定した「子育て支援のための総合計画」...
エンゼル‐メーク
《(和)angel+make》葬儀などに際し、遺体の顔つきを整えること。頰を含み綿で整えたり、生前の顔色に近いメー...
エンゼル‐けいすう【エンゼル係数】
家計支出に占める、子供のための教育費・衣類・預貯金などの出費の割合。家計支出が多い世帯ほど上がる傾向がある。 エン...
エンゼル‐とうしか【エンゼル投資家】
ベンチャー企業を育てるために、資金の提供や経営に関する助言を行う個人投資家のこと。
エンゼル‐ひょうが【エンゼル氷河】
《Angel Glacier》カナダ、アルバータ州西部にある氷河。ジャスパー国立公園内、標高3000メートル級のエ...
エンゼル‐たき【エンゼル滝】
《Angel Fall》⇒アンヘル滝
えんじ‐じっけん【演示実験】
学校教育の理科や科学の授業で、教師が生徒に向けて行う実験。ふつう生徒の興味を引いて記憶に留まるような、現象を明快に...
えんじ‐ずみ【臙脂墨】
臙脂に墨を混ぜた絵の具。赤黒い色をしている。
えんじつ‐てん【遠日点】
惑星・彗星(すいせい)の楕円軌道上で、太陽から最も遠い点。⇔近日点(きんじつてん)。
えんじつ‐とんご【円実頓悟】
仏語。物事の完全な実相を、段階を経ないで一足とびに悟ること。天台宗の教理をさす。円頓。
エンジニア
機械・電気・土木・建築などの技術者。技師。
エンジニアリング
工学。工学技術。