かい‐もち【買(い)持ち】
1 外国為替の売買の結果、買い為替の合計が売り為替の合計を超過している状態。⇔売り持ち。 2 信用取引や清算取引で...
かい‐もち【掻い餅】
「かいもちい」に同じ。「児(ちご)の—するに空寝(そらね)したること」〈宇治拾遺・一〉
かい‐もちい【掻い餅】
《「もちい」は「もちいひ(餅飯)」の音変化》もち米粉・小麦粉などをこねて煮たもの。一説に、そばがきのことともいう。...
かいもち‐まい【買持米】
江戸時代、米商人が買い蓄えておく米。米価の高騰を見込んでの買い持ちのほか、幕府や封建領主が、米価調節の目的で買い持...
かい‐もと【垣下】
《「かきもと」の音変化》饗宴(きょうえん)のとき、正客以外の相伴(しょうばん)の人。また、その座。えんが。
かいもと‐あるじ【垣下饗】
垣下(かいもと)の座について、もてなしを受けること。「おほし—はなはだ非常に侍(はべ)りたうぶ」〈源・少女〉
かい‐もと・める【買(い)求める】
[動マ下一][文]かひもと・む[マ下二]金を払ってほしい物を手に入れる。「探していた名画をやっと—・める」
かい‐もどし【買(い)戻し】
[名](スル) 1 買い戻すこと。 2 売り主が一度売った不動産をその売買契約の締結の際の特約により、一定期間内に...
かいもどし‐けいやく【買(い)戻し契約】
買い戻し2の契約。
かいもどし‐けん【買(い)戻し権】
民法上、不動産の売り主が買い戻しの特約によって売買契約を解除し、不動産を取り戻すことができる権利。
かい‐もど・す【買(い)戻す】
[動サ五(四)]一度売り渡した品物を、代金を払って再び自分のものとする。「手放した絵を—・す」
かい‐もの【買(い)物】
[名](スル) 1 品物を買うこと。「—に行く」 2 買った品物。また、買おうとする品物。「—を届けてもらう」「—...
かいもの‐じゃくしゃ【買(い)物弱者】
⇒買い物難民
かいもの‐なんみん【買(い)物難民】
付近に商店がなく、食品や日用品の買い物に困っている人。高齢や障害のため、また自動車をもたないため遠方の商店に行くの...
かい‐もん【回文/廻文】
⇒かいぶん(回文)
かい‐もん【戒文】
主に仏教で、戒律の条文。また、それを書いたもの。
かい‐もん【海門】
海が陸地に挟まれて狭くなっている所。海峡。瀬戸。
かい‐もん【開門】
[名](スル)門を開くこと。⇔閉門。
かい‐もん【槐門】
《中国の周代、朝廷に3本の槐(えんじゅ)の木を植えて、それに面して三公の座を定めたところから》大臣の家柄、また、大...
かいもんきょう【海門橋】
小山いと子の処女小説。昭和8年(1933)「婦人公論」誌の懸賞小説に当選したデビュー作。
かいもん‐きょくろ【槐門棘路】
《中国の周代、朝廷に3本の槐(えんじゅ)と9本の棘(いばら)を植えて、それぞれ三公と九卿の座を定めたところから》三...
かいもん‐だけ【開聞岳】
鹿児島県、薩摩(さつま)半島南端付近にある円錐形の火山。標高924メートル。薩摩富士。
かい‐や【飼ひ屋】
蚕を飼う小屋。蚕室。《季 春》「這ひ出でよ—が下のひきの声」〈奥の細道〉
かい‐やい
[感]《「そうかいやい」の略》上方語。相手の話を納得したときに発する語。おや、そうですか。へえ、そうなのか。「『一...
かい‐やき【貝焼(き)】
1 貝類を殻つきのまま焼く料理。 2 ホタテガイなどの貝殻を鍋の代わりにして、肉・魚・貝・野菜などを煮る料理。《季 冬》
かい‐やく【改訳】
[名](スル)前に翻訳した文章に手を入れ、書きなおすこと。また、その文章や本。
かい‐やく【解約】
[名](スル) 1 契約を取り消すこと。「定期預金を—する」 2 賃貸借や雇用などの継続的な契約を、当事者の一方の...
かいやくご【華夷訳語】
中国語とその周辺の外国語との対訳辞書。明(みん)の洪武帝の命で、1382年、モンゴル語から編纂(へんさん)され始め...
かい‐やくじょう【買(い)約定】
物品の値段・数量・受け渡し時期などの取り決めをすること。⇔売り約定。
かいやく‐せいきゅう【解約請求】
投資信託の換金方法の一。投資家が証券会社などの販売会社を通じて、投資信託会社へ信託契約の解約を請求するもの。この場...
かいやく‐てつけ【解約手付(け)】
売買・請負などで、契約の両当事者に解除権を留保させておくための手付け。手付けの交付者はこれを放棄することで、受領者...
かいやく‐はらいもどしきん【解約払戻金】
⇒解約返戻金
かいやく‐へんれいきん【解約返戻金】
生命保険や積立保険などの契約を解除したときに戻ってくる金。解約払戻金。→返戻金
かいやく‐りつ【解約率】
携帯電話などの通信事業における、ある期間の顧客の解約数を稼働契約数で割った値。新規に契約・加入した顧客の数は考慮し...
かい‐やぐら【貝櫓/蜃気楼】
《「蜃」をハマグリと解して、「蜃楼」を訓読みにした語》蜃気楼(しんきろう)のこと。貝楼。《季 春》
カイヤナイト
⇒藍晶石
カイヤホガバレー‐こくりつこうえん【カイヤホガバレー国立公園】
《Cuyahoga Valley National Park》⇒クヤホガバレー国立公園
かいやま‐りょくち【貝山緑地】
神奈川県横須賀市にある公園。第二次大戦前には周辺一帯に横須賀海軍航空隊の基地が置かれており、現在もその地下壕(ちか...
かい‐や・る【掻い遣る】
[動ラ五(四)] 1 《「かきやる」の音変化》手で払いのける。押しやる。「急いでボアを—・って床の上に捨てたまま」...
かい‐ゆ【快癒】
[名](スル)病気や傷がすっかり治ること。全快。本復。「けがが—する」
かい‐ゆ【誨諭】
[名](スル)物事の道理などを、よくわかるように言い聞かせること。
かい‐ゆう【会友】
1 同じ会に入っている友人。 2 会員ではないがそれに準じる身分・資格をもつ人。
かい‐ゆう【回遊/回游/洄游】
[名](スル) 1 (回遊)あちこちを遊覧して回ること。「北海道を—する」 2 魚類や鯨などが定期的に海洋を索餌(...
かい‐ゆう【灰釉】
⇒はいぐすり(灰釉)
かいゆう‐かん【海遊館】
大阪市港区にある水族館。平成2年(1990)開館。総水量は約1万1000トン。約580種3万点の海の生き物を飼育・...
かいゆう‐ぎょ【回遊魚】
定まった季節または時期に、広い範囲のほぼ一定の経路を移動する魚。サンマ・イワシ・マグロ・サケなど。
かいゆうしき‐ていえん【回遊式庭園】
江戸時代からの庭園の一様式で、池の周囲に通路を巡らし、園内を回遊しながら鑑賞できるように造った庭園。
かいゆう‐せい【回遊性】
1 魚や鯨が、産卵などのために定期的に移動する性質。→回遊2 2 買い物客が、店舗内や商店街を歩き回ること。「—の...
かいよう
日本の海洋研究開発機構が所有する海洋調査船。昭和60年(1985)、飽和潜水実験ニューシートピア計画の作業船として...
かい‐よう【海洋】
1 広くて大きい海。大洋。 2 大洋と、その付属海。「—観測船」