かなざわ‐どうぶつえん【金沢動物園】
横浜市金沢区にある動物園。昭和57年(1982)開園。世界の希少草食動物を中心に飼育している。横浜市立金沢動物園。
かなざわ‐はっけい【金沢八景】
横浜市金沢区にあった景勝地。洲崎(すざき)の晴嵐(せいらん)、瀬戸の秋月、小泉の夜雨、乙艫(おっとも)の帰帆、称名...
かなざわ‐びじゅつこうげいだいがく【金沢美術工芸大学】
金沢市にある市立大学。昭和21年(1946)設立の金沢美術工芸専門学校に始まり、昭和30年(1955)、新制大学と...
かなざわ‐ぶんこ【金沢文庫】
鎌倉中期、北条実時(ほうじょうさねとき)が武蔵国六浦庄金沢郷(横浜市金沢区)の称名寺境内に設立した文庫。和漢の貴重...
かなざわ‐へいや【金沢平野】
石川県中南部にある細長い沖積平野。北東から南西方向に長さ約60キロメートル、幅約10キロメートル。北西側は日本海に...
かな‐し【仮名詩】
漢詩の絶句や律の体に倣って試みられた俳諧体の詩。各務支考(かがみしこう)の創意。蕪村の「春風馬堤曲」の類。
かなし・い【悲しい/哀しい/愛しい】
[形][文]かな・し[シク] 1 心が痛んで泣けてくるような気持ちである。嘆いても嘆ききれぬ気持ちだ。「友が死んで...
かなしいだけ【悲しいだけ】
藤枝静男の短編小説集。妻の30年以上に及ぶ闘病生活から死までを描いた私小説。昭和54年(1979)刊行。同年、第3...
かなしいワルツ【悲しいワルツ】
《原題、(フランス)Valse triste》シベリウスの管弦楽曲。1904年作曲。クオレマの第1曲を改編。悲しき...
かな‐しき【鉄敷(き)/金敷(き)】
鍛造や板金作業をするとき、加熱した材料をのせる鋳鉄または鋳鋼製の台。上面は平らで、工作物を曲げるときに用いる角(つ...
かなしきがんぐ【悲しき玩具】
石川啄木(いしかわたくぼく)の第2歌集。明治45年(1912)刊。晩年の194首と歌論2編を収める。
かなしきせんき【悲しき戦記】
伊藤桂一の連作短編小説集。昭和38年(1963)刊行。第二次大戦中の経験・実話をもとに描いた戦記集。
かなしきちち【哀しき父】
葛西善蔵の処女小説。大正元年(1912)、同人誌「奇蹟」創刊号に葛西歌棄(うたすつ)の筆名で発表。
かなしけ‐く【悲しけく】
《形容詞「かな(悲)し」のク語法》悲しいこと。「—ここに思ひ出いらなけくそこに思ひ出」〈万・三九六九〉
かな‐しばり【金縛り】
1 身動きができないように、厳しく縛りつけること。「—にあったように、からだが動かない」 2 金銭の力で人の自由を...
かなしばり‐の‐ほう【金縛りの法】
不動明王の威力により、鎖で縛ったように人をまったく身動きできないようにする法。
かなしび【悲しび/哀しび】
「悲しみ」に同じ。「時うつり、事去り、楽しび—行きかふとも」〈古今・仮名序〉
かな‐しぶ【金渋/鉄渋】
水にまじった鉄のさび。
かなし・ぶ【悲しぶ/哀しぶ/愛しぶ】
[動バ四] 1 「悲しむ1」に同じ。「法顕(ほっけん)三蔵の、天竺(てんぢく)に渡りて、故郷の扇を見ては—・び」〈...
かなしみ【悲しみ/哀しみ/愛しみ】
1 悲しむこと。悲しい気持ちや心。悲嘆。「—の色を浮かべる」「—に暮れる」⇔喜び。 2 (愛しみ)いとおしむこと。...
かなしみのにんしき【悲しみの認識】
《原題、(イタリア)La cognizione del dolore》イタリアの小説家、ガッダによる小説。1938...
かなしみよこんにちは【悲しみよこんにちは】
《原題、(フランス)Bonjour tristesse》サガンの処女長編小説。1954年刊。著者が18歳のときの作...
かなし・む【悲しむ/哀しむ/愛しむ】
[動マ五(四)] 1 心が痛む思いだ。悲しく思う。また、なげかわしく思う。「別れを—・む」「道徳心の低下を—・む」...
かな‐じゃくし【金杓子】
金属製のしゃくし。
かな‐じょ【仮名序】
仮名文で書かれた序文。古今和歌集の序が有名。→真名序(まなじょ)
かな‐じり【仮名尻】
いろは47文字の最後に書き加えた字。すなわち「京」の字。⇔仮名頭(かながしら)。
かな‐すき【鉄鋤/金鋤】
鉄製の鋤。木製のものに対していう。
かな・ず【奏づ】
[動ダ下二]「かなでる」の文語形。
かな‐ぞうし【仮名草子】
江戸初期に行われた小説類の呼称。婦人・子供向けに、平易な仮名文で書かれた、啓蒙娯楽を主としたものが多い。「恨之介(...
かなた【彼方】
《原題、(フランス)Là-bas》ユイスマンスの長編小説。1891年刊行。悪魔主義を題材としている。
か‐な‐た【彼方】
[代]遠称の指示代名詞。 1 話し手・聞き手の双方から離れた場所・方向をさす。また、現在から遠く離れた過去・未来を...
かな‐タイプ【仮名タイプ】
仮名文を打つタイプライター。仮名文字と記号のキーをもつ。
かなた‐こなた【彼方此方】
[代]遠称の指示代名詞。いろいろの場所・方向などをさす。あちらこちら。方々。「見渡す海原の—には三本檣(マスト)の...
かなたのそら【かなたの空】
川路柳虹の詩集。大正3年(1914)刊。
カナダ
北アメリカ大陸北部を占める国。連邦制に基づく立憲君主国で、英連邦の一。首都オタワ。ロシア連邦に次ぐ世界第二の広大な...
カナダがた‐じゅうすいろ【カナダ型重水炉】
⇒CANDU炉
カナダ‐がん【カナダ雁】
カモ科の鳥。全長約65〜90センチ。頭からくびが黒く、ほおからのどに白色部があり、ほかは灰褐色。北アメリカに広く分...
カナダ‐たてじょうち【カナダ楯状地】
北アメリカ大陸北東部、ハドソン湾を中心とする楯状地。世界最大の規模をもち、カナダの総面積の約半分を占める。花崗岩、...
カナダ‐バルサム
バルサムノキから得られる樹脂。透明な淡黄色で、芳香があり粘性が強い。レンズの接着剤などに用いる。
カナダ‐ヒル
マレーシア、ボルネオ島北西部、サラワク州の都市ミリの市街南部にある丘。1910年に同国初の油田が発見された。現在は...
カナダ‐プレース
カナダ、ブリティッシュコロンビア州南西部の都市バンクーバーにある建物。バラード入江に面する。1986年に開催された...
カナダほっきょくかい‐しょとう【カナダ北極海諸島】
《Canadian Arctic Archipelago》⇒北極海諸島
カナダ‐も【カナダ藻】
トチカガミ科の多年生の水草。沈水性で、ほぼ3枚の葉が輪生する。雌雄異株。葉は対生または輪生し、夏から秋にかけて白い...
かな‐だらい【金盥】
金属製のたらい。
カナッペ
一口大に切った薄切りのパンをそのまま、あるいは軽く焼いて、卵・肉・小魚・チーズ・イクラなどをのせたオードブルの一種...
カナツェイ
イタリア北東部、トレンティーノアルトアディジェ自治州の町。ドロミティ山地に位置し、カティナッチョ、セッラ、マルモラ...
かな‐つぼ【金壺】
金属製の壺。銅壺(どうこ)の類。
かなつぼ‐まなこ【金壺眼】
落ちくぼんで丸い目。
かな‐つんぼ【金聾】
耳が全然聞こえないこと。
かな‐づかい【仮名遣い】
1 個々の語を仮名で表記する場合の、同音の仮名の使い分けの決まり。使い分けの規準のちがいによって、歴史的仮名遣いと...