かみ‐つどい【神集い】
神々が集まること。陰暦10月に神々が出雲大社に集まること。《季 冬》
かみつ‐ひょうしき【花蜜標識】
⇒蜜標
かみつふさ【上総】
上総(かずさ)の古称。
かみ‐つぶし【噛み潰し】
釣りで用いるおもりの一。鉛粒の中央につけた溝に釣り糸を挟み、歯でかみつぶして留める。割りびし。がん玉。
かみ‐つぶ・す【噛み潰す】
[動サ五(四)] 1 かんでつぶす。「苦虫を—・したような顔」 2 出かかる笑い声やあくびを抑えてがまんする。かみ...
かみ‐つぶて【紙礫】
投げつけるために、紙を固く丸めたもの。
かみ‐つ‐よ【上つ世/上つ代】
大昔。上代。古代。「開闢(かいびゃく)より光仁天皇の御世までをおしなべて—といふ」〈あゆひ抄〉
カミツレ
⇒カミルレ
かみ‐づかさ【神司/神祇官/主神】
「かんづかさ」に同じ。
かみ‐づつみ【紙包み】
1 紙で包んだもの。紙で包んであること。 2 紙で包んだ金。金一封。「情の籠る—与へしまま飄然と去りぬ」〈露伴・い...
かみ‐づな【髪綱】
頭髪をより合わせて作った綱。よく伸縮するので、棟木を引き上げたり、碇綱(いかりづな)としたりする。また、寺に奉納す...
かみ‐づまり【紙詰(ま)り】
プリンターやコピー機の内部に印刷用紙が詰まってしまうこと。→紙送り
かみ‐て【上手】
1 上(かみ)の方。上座に近い方。「—に座る」⇔下手(しもて)。 2 川の上流の方。「—の村」⇔下手(しもて)。 ...
かみ‐テープ【紙テープ】
紙製のテープ。包装や飾り付けに用いるほか、投げて祝意・賛意などを表す。
かみ‐でっぽう【紙鉄砲】
細くて節のない竹の筒に、ぬらした紙を丸めて詰め、次に別の紙玉を押し入れて棒で突き、空気の圧力で音を立てて飛び出させ...
かみ‐どおり【上通り】
市街などで、中心に近い方にある街路。⇔下通(しもどお)り。
かみ‐とき【神解き/霹靂】
「かみとけ」に同じ。〈名義抄〉
かみ‐とけ【神解け/霹靂】
雷が落ちること。落雷。かみとき。かむとけ。「—に当たりし楠あり」〈霊異記・上〉
かみ‐どいや【上問屋】
近世、大坂で、上方地方を取引の相手とした問屋。→下問屋(しもどいや)「北浜の備前屋といふ—に季を重ね」〈浮・五人女・二〉
かみ‐どこ【髪床】
「髪結(かみゆ)い床(どこ)」に同じ。
かみ‐どめ【髪留(め)】
髪をまとめたり、飾ったりするための留め具。
かみ‐なが【髪長】
1 髪の毛が長いこと。 2 僧をいう斎宮(さいぐう)の忌み詞。 3 《近世語》婦人。女性。「弱々としたる—の戯れ、...
かみ‐ながら【随神/惟神】
[副]「かんながら」に同じ。
かみ‐なぎ【巫/覡】
「かんなぎ」に同じ。
かみ‐なげし【上長押】
長押(なげし)を上下に設けた場合の、上の長押。⇔下長押(しもなげし)。
かみな‐づき【神無月】
「かんなづき」に同じ。
かみ‐なび【神奈備】
「かむなび」に同じ。
かみ‐ナプキン【紙ナプキン】
1 食卓で用いる使い捨ての紙製ナプキン。 2 生理用品の一。紙や不織布で作られた使い捨てのパッド。
神(かみ)ならぬ身(み)
神ではない、能力に限りある人間の身。「—の知る由(よし)もなし」
かみ‐なり【雷】
《「神鳴り」の意》 1 電気を帯びた雲と雲との間、あるいは雲と地表との間に起こる放電現象。電光が見え、雷鳴が聞こえ...
かみなり【神鳴】
狂言。和泉(いずみ)流では「雷」。広野に落ちて腰を打った雷が、通りかかった医者に針療治してもらい、治療代のかわりと...
かみなり‐いか【雷烏賊】
コウイカ科のイカ。外套(がいとう)長約40センチで、背面に楕円形の眼状紋が並ぶ。房総半島以南に産し、刺身や鮨種(す...
かみなり‐うお【雷魚】
ハタハタのこと。秋田地方で、漁期の冬によく雷が鳴るところからいう。《季 冬》
かみなり‐おこし【雷粔籹】
江戸浅草の雷門前で売りはじめたおこし。大阪のあわおこしに対する東京名物菓子。
かみなり‐おやじ【雷親父】
何かというと大声でどなりつける、口やかましいおやじ。
かみなりかんし‐システム【雷監視システム】
⇒ライデン(LIDEN)
雷(かみなり)が落(お)・ちる
目上の人に大声でどなられてしかられる。「父の—・ちる」
かみなり‐ぐも【雷雲】
⇒らいうん(雷雲)
かみなり‐ごえ【雷声】
辺りに響き渡る大きな声。「御殿もゆるぐ—」〈浄・振袖始〉
らい‐サージ【雷サージ】
雷によって電力線や通信ケーブルなどに瞬間的に高い電圧が発生し、大きな電流が流れる現象。落雷による直撃雷サージ、稲妻...
かみなり‐ぞく【雷族】
騒がしい音を立てて猛烈な速度でオートバイを走らせる若者の称。昭和34年(1959)ごろからの語。
かみなり‐ナウキャスト【雷ナウキャスト】
気象庁が発表する防災情報の一つ。雷が起こる可能性が高い地域の詳細な分布と1時間先までの予報を提供する。→ナウキャスト情報
雷(かみなり)に打(う)たれたよう
強い驚きや感動などを受けるさま。「—な衝撃」
かみなり‐の‐じん【雷鳴の陣】
平安時代、雷鳴のときに宮中に臨時に設けられた警固の陣。近衛大将・次将が清涼殿の孫庇(まごびさし)に伺候(しこう)し...
かみなり‐の‐つぼ【雷鳴の壺】
平安京内裏の襲芳舎(しほうしゃ)の異称。雷鳴のときに天皇が臨御(りんぎょ)したのでいう。かんなりのつぼ。
かみなり‐ぼし【雷干し】
シロウリを小口から螺旋(らせん)状に長く続けて切り、塩押しにして干したもの。適宜に切り三杯酢で食べる。輪の形のつな...
かみなり‐みっか【雷三日】
夏に雷が発生すると、3日ほど続くということ。上空の寒気の動きが遅く、雷雲の発生しやすい状態が続くことによる。
かみなり‐もん【雷門】
浅草寺(せんそうじ)の総門である風雷神門の通称。左右に風神・雷神の像を配し、中央に高さ3.9メートルの大提灯が下が...
かみなり‐よけ【雷除け】
1 落雷をよけること。また、その害を防ぐための避雷針などの装置。 2 落雷を避けるために神社や寺院で出す守り札。
カミナルフユ
グアテマラの首都グアテマラにあるマヤ文明の都市遺跡。市街西郊に位置する。紀元前4世紀から紀元3世紀まで栄えたのち、...