かり‐ずまい【借(り)住(ま)い】
[名](スル)家を借りて住むこと。また、その家。借家(しゃくや)ずまい。
かり‐ずり【仮刷(り)】
本刷りの前にする試し刷り。
かり‐せい【仮製】
1 仮に作ること。また、仮に作ったもの。 2 「仮製本」の略。
かり‐せいふ【仮政府】
憲法上の正式な政府ができるまで、仮に設けられる事実上の政府。臨時政府。
かり‐せいほん【仮製本】
製本の方法の一。糸か針金でとじた中身に表紙をつけて、一緒に化粧断ちして仕上げるもの。仮綴(かりと)じ。→本製本
カリせっかい‐ガラス【カリ石灰ガラス】
⇒カリガラス
カリ‐せっけん【カリ石鹸】
高級脂肪酸のカリウム塩を用いて作る石鹸。軟らかくて水に溶けやすく、化粧用・薬用とする。→ソーダ石鹸
かり‐せんぐう【仮遷宮】
社殿改築工事の間、神体を仮の社殿に移すこと。仮殿(かりどの)遷宮。→正(しょう)遷宮
かり‐そう【仮葬】
「かそう(仮葬)」に同じ。
かり‐そめ【仮初め/苟且】
[名・形動] 1 一時的なこと。また、そのさま。「—の恋」 2 ちょっとしたこと。ふとしたこと。また、そのさま。「...
かりそめ‐にも【仮初めにも】
[副] 1 (あとに打消しの語を伴って)打消しの意味を強める語。決して。仮にも。「—法を犯してはならない」 2 わ...
かりそめ‐ぶし【仮初め臥し】
「仮寝(かりね)1」に同じ。「秋の田の—もしてけるかいたづら稲を何につままし」〈後撰・恋四〉
かり‐た【刈(り)田】
稲を刈り取ったあとの田。刈り小田。《季 秋》「待ちかねて雁の下りたる—かな/一茶」
かり‐たいいん【仮退院】
仮釈放の一。少年院または婦人補導院の在院者を、行政官庁(地方更生保護委員会)の処分によって仮に退院させること。対象...
かり‐たいほじょう【仮逮捕状】
外国政府からの請求で、その国から逃亡して来た犯罪人を仮に逮捕するための逮捕状。
かり‐たお・す【借(り)倒す】
[動サ五(四)]借りたまま、返さないでしまう。踏み倒す。「借金を—・す」
かり‐たく【仮宅】
1 しばらく住む家。仮の住まい。 2 近世、江戸吉原の遊郭が火事で焼けたとき、再建までの間、吉原以外の一般住宅地内...
かりたち【雁立】
清水基吉の短編小説。昭和19年(1944)発表。同年、第20回芥川賞受賞。
かり‐た・てる【駆(り)立てる】
[動タ下一][文]かりた・つ[タ下二] 1 (「狩り立てる」とも書く)獲物を捕らえるために追いたてる。「イノシシを...
かりた‐ひさのり【苅田久徳】
[1911〜2001]プロ野球選手。神奈川の生まれ。昭和9年(1934)大日本東京野球倶楽部(クラブ)(巨人の前身...
かりた‐ろうぜき【刈田狼藉】
中世、他人の田の稲を不法に刈り取ること。
かり‐だ・す【借(り)出す】
[動サ五(四)] 1 物を借りて外に持ち出す。「図書館から本を—・す」 2 借りはじめる。
かり‐だ・す【駆(り)出す】
[動サ五(四)] 1 (「狩り出す」とも書く)獲物などを追いたてて出す。「野ウサギを—・す」 2 促して、引っ張り...
かり‐だな【借り店】
賃借している店や家。
カリダーデ
キリシタン用語で、愛の徳。慈悲。 [補説]英語のチャリティー(charity)と同語源。
かり‐ち【借(り)地】
借りている土地。借地(しゃくち)。
かり‐ちょういん【仮調印】
[名](スル)外交交渉で、条約内容が確定した場合に合意のしるしとして行われる、代表者の頭文字だけの署名。仮署名。
カリ‐ちょうせき【カリ長石】
カリウムを多量に含む長石。正長石・微斜長石などの総称。
かり‐ちん【借(り)賃】
物を借りた代わりに支払う料金。⇔貸し賃。
かりっ‐と
[副] 1 堅いものを歯に少し力を入れてかむときの音を表す語。「—コンペイトーをかみ砕く」 2 食べ物から水分や油...
かりっ‐ぱなし【借りっ放し】
借りたまま返さないでいること。「本が—になっている」
か‐りつ【課率】
税金を課する割合。税率。
かり‐つや【仮通夜】
死者が亡くなった当日の夜、家族と親族で行う通夜。→本通夜
かり‐て【糧/粮】
食糧。食物。かて。「いかにか行かむ—は無しに」〈万・八八八〉
かり‐て【刈(り)手】
稲・麦・草などを刈る人。
かり‐て【借(り)手】
金銭・物品を借りる側の人。借り主。⇔貸し手。
かりてい‐も【訶梨帝母】
《(梵)Hārītīの音写》鬼子母神(きしもじん)。
借(か)りてきた猫(ねこ)
ふだんと違って、非常におとなしいありさまの形容。
かり‐とうき【仮登記】
本登記をするのに必要な要件が完備しないうちに、将来の本登記の順位を保全するために、あらかじめしておく登記。予備登記の一。
かりとうき‐たんぽ【仮登記担保】
仮登記担保契約に関する法律によって認められている物的担保の一。債権保全のために、不動産についての代物弁済の予約、停...
かり‐とうひょう【仮投票】
投票所で、投票管理者が投票の拒否を決定したのに対し、その決定を受けた選挙人に不服があるか、または投票立会人に異議が...
かり‐とじ【仮綴じ】
1 書物や帳簿などを、仮にとじること。 2 「仮製本」に同じ。→本綴(ほんと)じ
かり‐とり【刈(り)取り】
[名](スル)稲・麦・草などを刈り取ること。
かりとり‐き【刈(り)取(り)機】
稲・麦や草を刈り取る機械。
かり‐と・る【刈(り)取る】
[動ラ五(四)] 1 刈り入れる。「麦を—・る」 2 草などを、刃物で切って取り去る。「雑草を—・る」 3 不都合...
かり‐どの【仮殿/権殿】
社殿の改築・修理の際に、神体を一時奉安する仮の社殿。移し殿。ごんでん。
かりどの‐せんぐう【仮殿遷宮】
「仮遷宮(かりせんぐう)」に同じ。
かり‐どめ【仮止め】
[名](スル)テープやピンなどで一時的に固定させておくこと。「—クリップ」
カリドンのアタランタ
《原題Atalanta in Calydon》スウィンバーンの劇詩。1865年の作品で、初演は1906年。ギリシャ...
かり‐な【仮名】
1 《仮の文字の意から》かな。かなもじ。 2 仮につけた呼び名。