かじょう‐まい【過剰米】
生産しすぎて余ってしまった米。米価の下落を防ぐため、市場に流通する分とは別に管理される。余剰米。
かじょう‐りゅうどうせい【過剰流動性】
現金・預金などの流動性資産が、企業の通常の経営に必要な額以上になっている状態。
かじょうるいてん【科条類典】
江戸時代の法律記録集。上巻3冊、下巻7冊。明和4年(1767)成立。幕府が、公事方御定書(くじがたおさだめがき)編...
カジランガ‐こくりつこうえん【カジランガ国立公園】
《Kaziranga National Park》インド北東部、アッサム州にある国立公園。ブラマプトラ川南岸の森林...
かじり‐ちら・す【齧り散らす】
[動サ五(四)] 1 あちらこちらを少しずつかじる。「菓子を—・して残す」 2 あれこれと手をつけてはすぐやめる。...
かじり‐つ・く【齧り付く】
[動カ五(四)] 1 物の端に勢いよく歯を立てる。ぎゅっとかじる。食いつく。「大きなフランスパンに—・く」 2 し...
かじ・る【齧る】
[動ラ五(四)] 1 かたい物の端を歯でかむ、また、かみとる。「木の実を—・る」 2 物事のほんの一部分だけを学ぶ...
かじわら【梶原】
《歌舞伎で、梶原景時(かげとき)が他人をおとしいれる悪人として扱われているところから》 1 意地の悪い人。「—と火...
かじわら【梶原】
姓氏の一。 [補説]「梶原」姓の人物梶原一騎(かじわらいっき)梶原景季(かじわらかげすえ)梶原景時(かじわらかげと...
かじわら‐いっき【梶原一騎】
[1936〜1987]漫画原作者。東京の生まれ。本名、高森朝樹(あさき)。高森朝雄(あさお)の名義も使用。「巨人の...
かじわら‐かげすえ【梶原景季】
[1162〜1200]鎌倉前期の武将。景時の長男。通称、源太。源頼朝の臣。源義仲追討のとき、佐々木高綱と宇治川の先...
かじわら‐かげとき【梶原景時】
[?〜1200]鎌倉前期の武将。通称、平三。石橋山の合戦で源頼朝を救い、のち、侍所(さむらいどころ)所司となった。...
かじわら‐なおかげ【梶原直景】
[1610〜1685]江戸初期の武術家。制剛流俰(やわら)・居合を学び、梶原流柔術を創始。
かじわら‐りゅう【梶原流】
柔術の一派。徳川家光のころ梶原直景(なおかげ)に始まるという。
舵(かじ)を切(き)・る
1 舵を操作して、進む方向を変える。 2 物事の方向を変える。「協調路線に—・る」
舵(かじ)を取(と)・る
1 舵を操作して船を定めた方向に進める。 2 物事が方向を誤らないように導き、進行させる。「会の運営の—・る」
か‐じん【下塵】
下や後ろにいて、上や前からのちりを浴びること。人の下に立つこと。後塵(こうじん)。
か‐じん【佳人】
美しい女性。美人。 [補説]書名別項。→佳人
か‐じん【家人】
1 家の人。家族。「留守に—が電話を受けた」 2 家臣。家来(けらい)。けにん。
か‐じん【華人】
中国系の海外居住者で、居住国の国籍を持つ人。→華僑
か‐じん【歌人】
和歌を詠む人。また、それを職業とする人。歌詠み。
かじん【佳人】
石川淳の短編小説。昭和10年(1935)5月、雑誌「作品」に発表した小説。牧野信一が高く評価したことでも知られる。...
か‐じん【寡人】
[代]《徳の寡(すく)ない者の意》一人称の人代名詞。王や諸侯が自分自身をさしていう。〈和英語林集成〉
かじんのきぐう【佳人之奇遇】
東海散士の政治小説。全8編。16冊。明治18年〜30年(1885〜97)刊。米国留学中の東海散士とスペイン革命に失...
歌人(かじん)は居(い)ながらにして名所(めいしょ)を知(し)る
歌人は、古歌や歌枕の研究によって、旅行をしなくても、天下の名所のようすをよく知る。
かじん‐はくめい【佳人薄命】
《蘇軾「薄命佳人詩」から》美人は、病弱で早死にしたり、運命にもてあそばれて、不幸になったりすることが多いということ...
かす【滓/糟/粕】
[名] 1 液体をこしたあとに残ったり、液体を入れた容器の底に沈殿したりしたもの。おり。 2 よい所、必要な部分を...
か・す【仮す】
[動サ五(四)]《「貸す」と同語源》 1 仮に与える。「海鳴りに耳を—・しつつ」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉 2 許す...
か・す【貸す】
[動サ五(四)] 1 自分の金や物などを、ある期間だけ他人に使わせる。「友人にお金を—・す」「本を一日—・す」「タ...
か・す【化す】
[動サ五]「か(化)する」(サ変)の五段化。「貴重な文化財が火災で灰と—・す」 [可能]かせる [動サ変]「か(化...
か・す【科す】
[動サ五]「か(科)する」(サ変)の五段化。「罰金は—・さない」 [可能]かせる [動サ変]「か(科)する」の文語形。
か・す【課す】
[動サ五]「か(課)する」(サ変)の五段化。「春休みには宿題は—・さない」 [可能]かせる [動サ変]「か(課)す...
か・す【浸す/淅す】
[動サ四] 1 水にひたす。つける。「秋刈りし室のおしねを思ひ出でて春ぞたなゐに種も—・しける」〈堀河百首〉 2 ...
か・す【痂す/悴す】
[動サ下二]「かせる」の文語形。
か・す【和す】
[動サ変] 1 混じり合う。混じり合わせる。調和させる。「失敬の挨拶は、ゴツサイの掛声に—・し」〈逍遥・当世書生気...
か・す
[接尾]《動詞五(四)段型活用》動詞の未然形に付いて動詞をつくり、そのようにさせるという意を表す。「散ら—・す」「...
か‐すい【下垂】
[名](スル)垂れ下がること。「胃—」
か‐すい【火水】
1 火と水。つらく困難な状況などにもたとえていう。水火。「同じくは—の中へ飛び入っても」〈紅葉・多情多恨〉 2 性...
か‐すい【加水】
水を加えること。
か‐すい【禾穂】
イネ科植物の穂。
か‐すい【仮睡】
[名](スル)少しの間眠ること。仮眠。「交代で—する」
か‐すい【花穂】
花が稲穂のように、長い花軸に群がってつく花序。
か‐すい【河水】
河の水。かわみず。
か‐すい【歌吹】
歌をうたい、笛を吹き鳴らすこと。遊芸や遊興。
かすい‐かい【歌吹海】
歌舞または遊興の盛んな場所。遊里。「北の墓地はモンマルトルの—に接す」〈荷風・ふらんす物語〉
かすい‐かいり【加水解離】
⇒加水分解
かすい‐さい【可睡斎】
静岡県袋井市久能にある曹洞宗の寺。山号は万松山。開創は応永14年(1407)、開基は恕仲天誾(じょちゅうてんぎん)...
かすい‐たい【下垂体】
⇒脳下垂体(のうかすいたい)
かすいたい‐こうそく【下垂体梗塞】
⇒シーハン症候群
かすいたい‐せんしゅ【下垂体腺腫】
脳の下垂体にできる腫瘍。多くは良性。プロラクチン・成長ホルモン・副腎皮質ホルモンなどを過剰に分泌するものと、視神経...