肩(かた)に掛(か)か・る
責任や仕事などが、その人にかぶさってくる。「この事業の成否は諸君の—・っている」
型(かた)に嵌(は)ま・る
決まりきった形式や方法どおりのもので、個性や独創性がない。「—・ったあいさつ」
型(かた)に嵌(は)・める
個性や独創性を認めず、決まりきった形式や方法によらせる。「生徒を—・める教育」
かた・ぬ【結ぬ】
[動ナ下二]束ねる。ひとまとめにする。「年の内の事—・ね持ち」〈万・四一一六〉
かた‐ぬき【肩抜き】
上代の占い法の一。鹿の肩の骨を抜き取り、波波迦(ははか)の木で焼き、表面にできた裂け目によって吉凶を占った。肩抜き...
かた‐ぬき【型抜き】
[名](スル)枠や型紙などを使って形を抜き取ること。また、その道具。「—クッキー」
かた‐ぬきて【片抜き手】
横泳ぎの一。体を横向きにして、あおり足を使用し、上側にある手を、水をかいた後で水面上に抜き上げて前に戻す泳ぎ方。
かたぬき‐の‐うら【肩抜きの占】
「肩抜き」に同じ。
かた‐ぬぎ【肩脱ぎ】
1 着物の上半身の部分を脱ぐこと。また、その状態。はだぬぎ。「—になる」 2 平安時代、節会(せちえ)などの席で、...
かた‐ぬ・ぐ【肩脱ぐ】
[動ガ四] 1 上着を半ば脱いで下着の肩を現す。「上達部(かんだちめ)は—・ぎており給ふ」〈源・若菜下〉 2 上半...
かた‐ぬけ【肩抜け】
負担や責任から解放されて楽になること。「それからは謙作も幾らか気持に—が出来た」〈志賀・暗夜行路〉
かた‐ぬま【潟沼】
宮城県北西部、鳴子温泉の南にある湖。胡桃(くるみ)ヶ岳(標高461メートル)の南斜面にできたカルデラ湖。湖水は強酸...
かた‐ね【片寝】
1 からだの右側、または左側を下にして寝ること。「—ヲシテ腕ガシビレル」〈和英語林集成〉 2 鳥屋(とや)で一度羽...
かた‐ね【固根/癤】
「根太(ねぶと)」に同じ。
かた‐ねり【固練り/固煉り】
かために練ること。また、かために練ったもの。
かたの【交野】
大阪府北東部の市。淀川支流の天野川の中流域にあり、住宅地。獅子窟寺がある。人口7.8万(2010)。 大阪府枚方(...
カタノイ‐ビーチ
⇒カタビーチ
かたのかも‐いけ【片野鴨池】
石川県南西部にある池。加賀市の北西、標高20〜50メートルの丘陵の中にある淡水湿地。面積約0.1平方キロメートル。...
型(かた)の如(ごと)く
慣例どおりに。「—来賓のあいさつがある」
かたの‐し【交野市】
⇒交野
肩(かた)の力(ちから)を抜(ぬ)・く
緊張を解く。力まずに、ゆったりと構える。「もっと—・いたらどうだ」
肩(かた)の荷(に)が下(お)・りる
責任や負担から解放されて楽になる。「この仕事が終わって—・りた」
かた‐は【片刃】
《「かたば」とも》 1 刃物で、刃先の断面の片側だけに刃がついていること。また、その刃物。⇔両刃。 2 刀剣などで...
かた‐は【片羽】
1 片方の翼。かたはね。 2 二つ揃っているはずのものの片方。「鴛鴦(をし)の—のとぼとぼと」〈浄・盛衰記〉
かた‐はい【片肺】
1 片方の肺。 2 双発の航空機のエンジンが片方しか動かないこと。「—飛行」
かた‐はく【片白】
白米と黒麹(くろこうじ)とで醸造した酒。江戸時代に造られた濁り酒の一つで、諸白(もろはく)より品質が劣る。「酒はい...
かた‐はし【片端】
1 一方の端。「綱の—を持つ」 2 ほんの一部分。一端。「学問の—をかじる」
かたはし‐から【片端から】
[副]「かたっぱしから」に同じ。
かたは‐じめ【片羽絞め】
柔道の絞め技の一。背後から腕を相手のあごの下に入れて反対側の襟を取り、片手はわきの下から入れて、その腕を巻き上げる...
かた‐はずし【片外し】
1 江戸時代、御殿女中や武士の妻などの髪の結い方の一。下げ髪を輪に結び、笄(こうがい)を横に挿し、輪の一方を外した...
かた‐はたご【片旅籠】
宿屋にひと晩泊まって、夕食か朝食かの一度だけを食べること。かたどまり。「江の島で鎌倉武士は—」〈柳多留・初〉
かた‐はだ【片肌/片膚】
左右いずれか一方の肩の辺りを現すこと。また、その肩の辺り。⇔諸肌(もろはだ)。
かたはだ‐ぬぎ【片肌脱ぎ】
着物の片袖を脱いで肩の辺りの肌を出すこと。「—になる」《季 夏》
片肌(かたはだ)脱(ぬ)・ぐ
《ひと仕事するとき、片肌脱ぎになるところから》他人に力を貸す。助力する。ひと肌脱ぐ。「友人のために—・ぐ」
かた‐はば【肩幅】
1 両肩の端から端までの幅。 2 和裁で、身頃(みごろ)の肩山で背縫いから袖つけまでの幅。 3 「肩身(かたみ)2...
かた‐はぶたえ【片羽二重】
縦糸を生糸1本にして織った軽い羽二重。軽目羽二重(かるめはぶたえ)。
かた‐はら【片腹】
腹の片側。一方の脇腹。
かたはら‐いた・い【片腹痛い】
[形][文]かたはらいた・し[ク]《「傍(かたわ)ら痛し」の歴史的仮名遣い「かたはら」を「片腹」と解したところから...
カタバ‐かぜ【カタバ風】
⇒カタバチック風
かた‐ばかま【片袴】
1 両脚に分かれる袴の片方の脚。 2 山伏などが用いる短い袴。旅行用の下にはく短い袴とも。
かた‐ばかり【形許り】
「かたちばかり」に同じ。「一膳飯屋で—の食事を済ました」〈漱石・道草〉
かた‐ばこ【肩箱/形筥】
山伏が笈(おい)の上にのせる小箱。経文・仏具などを入れる。
かた‐ばたらき【片働き】
夫婦のどちらか一方だけが働いて生計を立てること。「—世帯」→共働き
かた‐ばち【片撥】
1 太鼓などの打楽器で、一対のばちのうちの一方だけで打つこと。特に能楽や長唄の囃子(はやし)で、太鼓を右手のばち...
カタバチック‐かぜ【カタバチック風】
《katabatic》斜面を吹き下りる風。冷えた空気が重力によって斜面を下降するもの。斜面下降風。滑降風(かっこう...
かたばみ【酢漿草】
1 カタバミ科の多年草。道端などに生える。茎は地をはい、多数の小枝を出す。葉は3枚の小葉からなる複葉で、紅紫色のも...
かたばみ‐も【酢漿草藻】
デンジソウの別名。
かた‐ばん【型番】
製品の型式(かたしき)ごとにつけられる番号。型式番号。
カタパルト
圧搾空気や火薬などの力で、艦船などの甲板から飛行機を発進させる装置。射出機。
かた‐パン【堅パン】
1 堅く焼いたパン。 2 乾パン。