かた‐ろうか【片廊下】
建物の片側に通して部屋や住戸を並べた廊下。集合住宅などにみられる。
カタログ【型録】
目録。展示物・商品・営業内容などについての目録や案内書。
カタログ‐ギフト
《(和)catalog+gift》カタログから希望の品を選ぶ方式の贈り物。引き出物や香典返し、記念品などの贈呈に用...
カタログ‐ショッピング
商品を実際に見て買うかわりに、カタログを見て商品を買うこと。通信販売の一種。
カタログ‐スペック
メーカーが公表している機械などの性能や仕様のこと。 [補説]自動車の燃費や、パソコンの周辺装置の通信速度などの実測...
カタログ‐ち【カタログ値】
メーカーのカタログや仕様書に記載されている数値。→カタログスペック
カタログ‐ビジネス
《(和)catalog+business》顧客に商品のカタログを送付して電話や申込書などで注文を受ける販売方式。
カタログ‐レゾネ
書物・絵画などの解題付き類別目録。 [補説]英語ではreasoned catalog
カタロニア
カタルーニャの英語名。
かた‐わ【片端/片輪】
[名・形動]《「片」は不完全の意》 1 からだの一部に障害があること。 2 考え方などにつりあいがとれていないこと...
かた‐わ【片輪】
二つある車輪の片方。
かた‐わき【片脇】
1 片方のわきの下から胸の側面にかけての辺り。「—に抱える」 2 かたわら。わき。「—に寄せる」 3 中心から離れ...
かた‐わく【型枠】
所定の形にコンクリートを打ち込むのに用いる、木材や金属で組んだ仮設の枠。
かた‐わ・く【方分く】
[動カ四] 1 歌合わせ・競(くら)べ馬などで、人数を左右に分ける。双方に分ける。「上達部、御子達、—・きて競べ給...
かたわ‐ぐるま【片輪車】
1 車輪が一つだけの手押し車。一輪車。 2 車輪の片方がない車。 3 車輪が川の水に洗われるさまを描いた文様。
かた‐わら【傍ら/旁/側】
[名] 1 そば。すぐ近く。「—のいすに腰かける」 2 (「…のかたわら」の形で)端に寄った所。「道の—にたたずむ...
かたわら‐いた・し【傍ら痛し】
[形ク] 1 第三者の立場から見ていて、心が痛む。はらはらする。気の毒だ。「この頃の御気色(けしき)を見奉る上人(...
かたわら‐くる・し【傍ら苦し】
[形シク]《「かたわらぐるし」とも》そばで見ていて心苦しい。気の毒だ。「いみじと思ふとも、—・しき折々もやまじり給...
かたわら‐さび・し【傍ら寂し】
[形シク]寄り添う人がいなくて寂しい。「—・しく物悲しくおぼさる」〈源・蓬生〉
かたわら‐な・し【傍ら無し】
[形ク]肩を並べる者がない。「人柄も—・きやうに」〈源・若菜上〉
傍(かたわ)らに人(ひと)無(な)きが◦如(ごと)し
《「傍若無人(ぼうじゃくぶじん)」の訓読》そばにだれもいないかのように、わがまま勝手に振る舞うさま。「—◦如き振る舞い」
かたわら‐ふ・す【傍ら臥す】
[動サ四]わきを下にして横たわる。横になる。「御几帳のもとに—・し給へる」〈源・蛍〉
かたわら‐め【傍ら目】
横から見た顔や姿。横顔。そばめ。「外(と)の方を見出だし給へる—」〈源・賢木〉
かた‐われ【片割れ/片破れ】
1 割れた器物などの一片。また、対になっているものの一方。「靴下の—を捜す」 2 一つのものから分かれたもの。分身...
かたわれ‐づき【片割れ月】
半分またはそれ以上欠けている月。「十日頃の—が白くかかっている」〈荷風・見果てぬ夢〉 [補説]書名別項。→片われ月
かたわれづき【片われ月】
金子薫園の第一歌集。明治34年(1901)刊。
肩(かた)を怒(いか)ら・せる
肩を高く張って、威勢を示す。また、威圧するような態度を示す。「—・せて歩く」
肩(かた)を入(い)・れる
1 肌脱ぎにした着物の袖に手を通す。 2 《一緒に担うために、物の下に肩を当てる意から》援助する。ひいきする。「女...
肩(かた)を落(お)と・す
がっかりして、力が抜けて肩が垂れ下がる。「落選が決まって—・す」
肩(かた)を貸(か)・す
1 物を一緒に担いでやる。 2 援助する。「困っている学生に—・す」
肩(かた)を竦(すく)・める
1 両肩を上げて身を縮こまらせる。恥ずかしい思いをしたときなどのようす。「いたずらを注意されて—・める」 2 どう...
肩(かた)を窄(すぼ)・める
肩を落とすように縮める。寒さや肩身の狭さなどのために、元気なくしょんぼりとしたようす。「北風の中を—・めて歩く」
肩(かた)を叩(たた)・く
1 凝(こ)りをほぐすために肩を打つ。 2 上役が退職を勧める。「不景気で—・かれる人が増える」
方(かた)を付(つ)・ける
物事の決着をつける。始末をつける。「金で—・ける」 [補説]「片を付ける」とも書く。
肩(かた)を並(なら)・べる
1 横に並ぶ。肩をそろえて進む。「—・べて歩く」 2 対等の位置に立つ。同じ程度の力や地位をもって張り合う。「先進...
肩(かた)を抜(ぬ)・く
担当していたことから離れる。手を引く。
肩(かた)を張(は)・る
威勢がよさそうに見せる。
形(かた)を◦見(み)る
釣りで、その日に初めて目的にかなう魚を釣り上げる。型を見る。
肩(かた)を持(も)・つ
対立しているものの一方の味方をする。ひいきをする。「弱いほうの—・つ」
か‐たん【下端】
1 物の下の方の端。⇔上端。 2 ⇒下限(かげん)2
か‐たん【荷担/加担】
[名](スル) 1 《他人の荷物を背負うことから》力添えをすること。仲間になること。「犯行に—する」 2 荷物を背...
か‐たん【賈耽】
[730〜805]中国、唐の政治家。滄州・南皮(河北省)の人。字(あざな)は敦詩。13年間宰相を務めた。地理学を好...
かたん
[副]堅い物が当たって立てる、軽い感じの音を表す語。「障子を—と閉める」
カタン‐いと【カタン糸】
《カタンはcotton》ミシン用の細い木綿糸。縒(よ)りをかけた糸にガス焼き・漂白・ろう引きなどの加工を施したもの。
カタンガ
コンゴ民主共和国南東部にある州。旧称シャバ州。銅やウラン・コバルト・マンガンなどを産出する。
カタンガ‐どうざん【カタンガ銅山】
《Katanga Copper Field》コンゴ民主共和国南東部、カタンガ州にある銅山。世界有数の産銅地帯にあり...
かたん‐げっけい【過短月経】
月経の期間が2日以内で終了する状態。原因は女性ホルモンの分泌異常である場合が多い。しばしば過少月経や頻発月経を伴う...
かたん・ずる【難んずる】
[動サ変][文]かたん・ず[サ変]《「かたみす」の音変化》むずかしいと考える。困難とする。「甘き苦悩なるが故に割愛...
かたん‐せい【可鍛性】
衝撃や圧力で破壊されることなく変形できる固体の性質。鍛造しうる性質。
かたん‐ちゅうてつ【可鍛鋳鉄】
白鋳鉄を加熱処理して、炭素を除いたりセメンタイトを黒鉛化させたりし、可鍛性をもつようにした鋳鉄。