かん‐けつ【簡潔】
[形動][文][ナリ]簡単で要領を得ているさま。手みじかではっきりしているさま。「—な表現」「—に要旨を述べる」 ...
かんけつ‐うんてん【間欠運転】
機械を連続して稼働するのではなく、一定の時間をおいて稼働と停止を繰り返すこと。
かんけつ‐さっきん【間欠殺菌】
⇒間欠滅菌
かんけつせい‐はこう【間欠性跛行/間歇性跛行】
歩いているうちに下肢が痛んで正常に歩けなくなり、休息すると痛みがとれて歩けるようになる状態。動脈硬化などで下肢の血...
かんけつ‐せん【間欠泉】
一定の時間を隔てて周期的に噴き出す温泉。宮城県の鬼首(おにこうべ)温泉などでみられる。
かんけつ‐てき【間欠的】
[形動]一定の時間を置いて起こったりやんだりするさま。「—に痛みが走る」
かんけつ‐ねつ【間欠熱】
高熱と平熱とが数時間から2日おきぐらいに繰り返される発熱の型。マラリア・回帰熱などでみられる。
かんけつ‐の‐うま【汗血の馬】
漢の武帝のとき、西域地方から獲得したという名馬。血のような汗を流して、1日に千里を走るという。汗血馬(かんけつば)。
かんけつ‐はこう【間欠跛行/間歇跛行】
「間欠性跛行」に同じ。
かんけつ‐ば【汗血馬】
⇒汗血の馬
かんけつ‐めっきん【間欠滅菌】
煮沸したあと室温で放置し、再び煮沸する作業を3回以上繰り返す滅菌方法。芽胞を形成する一部の細菌に有効。間欠殺菌。
かんけぶんそう【菅家文草】
平安中期の漢詩文集。12巻。菅原道真著。昌泰3年(900)成立。前半に詩468編、後半に賦・奏状・願文などを収める。
かんけまんようしゅう【菅家万葉集】
「新撰万葉集」の異称。
かん‐けり【缶蹴り】
空き缶を使ったかくれんぼう。定めた所に置いた缶を蹴り、それを鬼がもとに戻す間に隠れる。鬼は見つけるたびに缶を踏みに...
かん‐けん【官権】
政府の持つ権力。また、官庁や官吏の権限。
かん‐けん【官憲】
1 官庁・役所。また、官吏・役人。特に警察関係にいう。「—の手を逃れる」 2 政府・官庁の規則。
かん‐けん【乾繭/干繭】
貯蔵のため、繭(まゆ)を乾燥させて中にいるさなぎを殺すこと。また、その繭。
かん‐けん【寒暄】
《「暄」は暖かい意》寒さと暖かさ。寒暖。「—のあいさつ」
かん‐けん【漢検】
「漢字検定」の略。商標名。
かん‐けん【管見】
《細い管(くだ)を通して見る意》 1 狭い見識。視野の狭い考え方。「—にとらわれる」 2 自分の知識・見解・意見を...
かん‐けん【関鍵】
1 かんぬきと、かぎ。 2 戸締まり。 3 物事の最も重要なところ。要点。「二人の恋の—を自ら握って居る」〈花袋・蒲団〉
かん‐けん【艱険/艱嶮】
[名・形動] 1 山道などが、けわしいこと。また、そのさま。 2 物事がきびしく困難なこと。また、そのさま。「一身...
寒暄(かんけん)を叙(じょ)・す
時候のあいさつをする。
かん‐げい【歓迎】
[名](スル)喜んでむかえること。喜んで受け入れること。「ご来場を—する」「建設的な批判は—する」「—会」
かん‐げいこ【寒稽古】
武道・芸道で、寒中の早朝・夜間などに行う稽古。《季 冬》「—子弟の骨を鍛へけり/碧梧桐」
かん‐げき【間隙】
1 物と物との、あいだ。空間的・時間的すきま。「人込みの—を縫って進む」「ディフェンスの—を突かれる」 2 人間関...
かん‐げき【感激】
[名](スル)強く心に感じて、気持ちがたかぶること。「優勝の—にひたる」「観客に—を与える」「無私の行為に—する」...
かん‐げき【観劇】
[名](スル)演劇を見ること。「団体で—する」「—会」
かん‐げざい【緩下剤】
比較的作用の緩やかな下剤。→峻下剤(しゅんげざい)
かんげ‐しょ【勧化所】
《「かんげじょ」とも》勧化2の事務を扱う所。また、寺でお札や御影(みえい)を出す所。
かんげ‐ちょう【勧化帳】
勧化2の趣旨を書いた帳面。勧進帳。
かん‐げつ【寒月】
冬の夜の冷たくさえわたった光の月。《季 冬》「—や我ひとり行く橋の音/太祇」
かん‐げつ【観月】
月、特に、仲秋の名月を観賞すること。月見。《季 秋》
かんげつ‐かい【観月会】
仲秋の名月を観賞する会。月見の会。
かんげ‐とみ【勧化富】
勧化2のために行われる富くじ。
カンゲルルススアーク
《グリーンランド語で大フィヨルドの意》デンマーク領グリーンランド南西内陸部の町。第二次大戦中に米国によって建設され...
かん‐げん【甘言】
人の気に入るような口先だけのうまい言葉。甘辞。「—につられる」「—を弄(ろう)する」
かん‐げん【乾舷】
船の中央部で、満載喫水線(きっすいせん)から上甲板の舷側までの高さ。これが十分にないと浮力が不足し、安全性が損なわれる。
かん‐げん【換言】
[名](スル)別の言葉で言い表すこと。言いかえること。「以上のことを—すれば」
かん‐げん【閑言】
1 静かにする話。 2 むだばなし。閑話。
かんげん【寛元】
鎌倉中期、後嵯峨天皇・後深草天皇の時の年号。1243年2月26日〜1247年2月28日。
かん‐げん【寛厳】
寛大なことと厳格なこと。「—よろしきを得る」
かん‐げん【管弦/管絃】
1 管楽器と弦楽器。横笛などの笛類と、琵琶(びわ)・琴などの弦(いと)類。また、楽器の総称。糸竹(いとたけ・しちく...
かん‐げん【諫言】
[名](スル)目上の人の過失などを指摘して忠告すること。また、その言葉。「誠意をもって主君に—する」
かん‐げん【還元】
[名](スル) 1 物事をもとの形・性質・状態などに戻すこと。「利益の一部を社会に—する」「濃縮果汁を—する」 2...
かんげん‐えん【還元炎/還元焔】
ガスバーナーの炎で、酸素の供給が少ない、温度の低い部分。一酸化炭素や水素を含み還元性がある。
かんげん‐かじゅう【還元果汁】
濃縮果汁を水で薄めたもの。→濃縮還元
かんげん‐がく【管弦楽】
洋楽で、種々の管楽器・弦楽器・打楽器の組み合わせによる大規模な合奏。また、その楽曲。オーケストラ。
かんげんがくくみきょく【管弦楽組曲】
《原題、(ドイツ)Ouvertüre》バッハの管弦楽曲。全4曲。1717年から1723年にかけての作。→G線上のアリア
かんげん‐がくだん【管弦楽団】
管弦楽を演奏する団体。オーケストラ。