クレセント‐じょう【クレセント錠】
⇒クレセント2
クレセント‐ポケット
切り口が三日月状にカーブしたポケット。ウエスタンシャツなどのポケットによくみられる。
クレソン
アブラナ科の多年草。茎の下部は水中をはい、葉は羽状複葉で、互生。春、白色の小花を開く。全体に辛みがあり、生食する。...
クレゾール
コールタールや木タールから得られる、無色または褐色の液体。フェノール類の一。殺菌力があり・消毒・防腐剤に、また合成...
クレゾール‐せっけんえき【クレゾール石鹸液】
植物油を水酸化カリウムで鹸化してからクレゾールを加えた混合液。約50パーセントのクレゾールを含む。水で薄めて消毒薬...
くれ‐たけ【呉竹】
《中国の呉(ご)から渡来した竹の意》ハチクの別名。
くれたけ‐の【呉竹の】
[枕]竹の節(ふし)また節(よ)に関する意から、「ふし」「よ」「よる」「言の葉」「末」にかかる。「—ふし沈みぬる露...
くれたけ‐の‐だい【呉竹の台】
清涼殿東庭の北寄りにある、呉竹を植えた所。格子の籬垣(ませがき)の中にある。
クレタじん‐の‐パラドックス【クレタ人のパラドックス】
⇒エピメニデスのパラドックス
クレタ‐とう【クレタ島】
《Kriti/(英)Creta》エーゲ海南部の島。ギリシャ最大の島で、オリーブ・ぶどうなどを栽培。エーゲ文明の中心...
クレタ‐ぶんめい【クレタ文明】
前20世紀ごろから前14世紀ごろまで、クレタ島で栄えた文明。エーゲ文明の一中心であり、オリエント文明の影響下に発達...
クレタ‐もじ【クレタ文字】
エーゲ文明で用いられた文字。絵文字と線文字A・線文字Bとがあり、線文字Bだけが解読されている。ミノア文字。
クレチアン‐ド‐トロワ
[1135ころ〜1185ころ]中世フランスの韻文物語作家。アーサー王伝説に基づいて数々の恋と冒険の韻文詩を書き、騎...
クレチン‐びょう【クレチン病】
《(ドイツ)Kretinismus》生まれつき甲状腺がないか、甲状腺ホルモンをつくる機能が弱い病気。身体的・精神的...
クレッサーレ
エストニア西部、バルト海に浮かぶサーレマー島南岸の都市。13世紀にサーレラーネ司教領となり、司教の居城、クレッサー...
クレッサーレ‐じょう【クレッサーレ城】
《Kuressaare linnus》エストニア西部、サーレマー島南岸の都市クレッサーレにある城。14世紀にサーレ...
クレッシェンド
《「クレシェンド」とも》音楽で、強弱標語の一。だんだん強く、の意。cresc.と略記。または<の記号を用いる。⇔デ...
クレッセント
⇒クレセント
クレッチマー
[1888〜1964]ドイツの精神医学者。多くの精神障害患者との面接経験から、体格と気質(性格)との相関関係に注目...
クレッツマー
⇒クレズマー
クレット‐とう【クレット島】
《Ko Kret》タイの首都バンコクの北郊、チャオプラヤー川にある中州。縦1キロメートル、横2キロメートル程度の小...
くれ‐つ‐かた【暮れつ方】
1 日の暮れるころ。夕方。「辰の日の—遣はす。御文のうち、思ひやるべし」〈源・少女〉 2 年や季節の終わりに近いこ...
くれ‐つづみ【呉鼓/腰鼓】
呉楽(くれがく)に用いた鼓。ひもで首から掛け、腰のあたりに横につるして両手で両鼓面を打ち鳴らす。腰鼓(ようこ)。く...
クレツレスク‐きょうかい【クレツレスク教会】
《Biserica Kretzulescu》ルーマニアの首都ブカレストの中心部、革命広場にあるルーマニア正教会の教...
くれ‐て【呉れ手】
1 物をくれる人。「資金の—」 2 (動詞連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて)その物事をしてくれる人。「お手...
くれて‐や・る【呉れて遣る】
[動ラ五(四)] 1 物を与えて、遠くへやる。 2 自分より目下の者や、いまいましく思っている者に物を与える。「こ...
クレディビリティー
信頼性。確実性。
クレディビリティー‐ギャップ
1 政府不信。特に、1960年代末以降アメリカ国民の間に広まった政府への不信感をいう。 2 相互不信。世代間の断絶...
クレデンシャル
1 大使などに授ける信任状。 2 資格。資格証明書。 3 コンピューターセキュリティーで、利用者の認証に用いられる...
クレトン
カーテンや家具カバーの生地に使われる、地の厚い平織りの綿布で、サラサ模様などがプリントされたもの。
クレド
《我は信ず、の意》ミサ典礼の式文の一。信仰宣言で、「私は唯一の神を信じる」の言葉で始まる。→ミサ曲
くれない【紅】
《「くれ(呉)のあい(藍)」の音変化》 1 鮮明な赤色。特に、紅花の汁で染めた色。「夕日が空を—に染める」 2 ベ...
くれない‐いろ【紅色】
鮮明な赤色。くれない。
くれない‐おどし【紅威】
鎧(よろい)の威(おどし)の一。紅色のなめし革や糸などでつづり合わせたもの。緋威(ひおどし)。べにおどし。
くれない‐ぎく【紅菊】
襲(かさね)の色目の名。表は紅、裏は青。秋に用いる。
くれない‐しぼり【紅絞(り)】
紅色の絞り染め。べにしぼり。
くれない‐すそご【紅裾濃】
袿(うちき)の襲(かさね)や鎧(よろい)の威(おどし)などで、紅色を上を薄く、下に向かうにつれてしだいに濃く配色し...
くれない‐ぞめ【紅染(め)】
紅で染めた色。また、その染め物。
くれない‐におい【紅匂】
襲(かさね)の色目の名。襲の衣の上から下へ紅をしだいに濃いものから薄いものとする。くれないのにおい。
くれない‐の【紅の】
[枕] 1 色の美しく、浅い意から、「色」「あさ」にかかる。「—色には出でじ」〈古今・恋三〉 「—浅葉(あさは)の...
くれない‐の‐うすよう【紅の薄様】
1 紅色の薄手の鳥の子紙。「—に、こまやかに書きたるべしと見ゆ」〈源・浮舟〉 2 襲(かさね)の色目の名。襲の衣の...
くれない‐の‐しょうぞく【紅の装束】
成人の用いる単(ひとえ)や袴(はかま)などの色を紅とした服装。
くれないのつばさ【紅の翼】
菊村到の小説。民間航空のパイロットが活躍するサスペンス。昭和33年(1958)、中平康監督により映画化。出演、石原...
くれない‐の‐なみだ【紅の涙】
《「紅涙(こうるい)」を訓読みにした語》 1 嘆き悲しんで出す涙。血の涙。「七人、—を流して惜しむ」〈宇津保・俊蔭...
くれない‐の‐は【紅の葉】
《「紅葉(こうよう)」を訓読みにした語》もみじ。「幾しほのもみぢふりてかたつた姫—を深く染むらむ」〈相模集〉
くれない‐の‐はかま【紅の袴】
十二単などの女房装束で、成人女子が用いた紅染めの袴。緋(ひ)の袴。
くれない‐の‐ふで【紅の筆】
軸の赤い、婦人用の筆。転じて、恋文。「ふみそめて思ひ帰りし—のすさみをいかで見せけむ」〈金葉・恋上〉
紅(くれない)は園生(そのう)に植(う)えても隠(かく)れなし
すぐれた者は、どんな所にいても目だつというたとえ。
くれない‐もみじ【紅紅葉】
女房の衣の襲(かさね)の色目。紅・山吹・黄・青・濃紅・淡紅の順に重ねるもの。
くれ‐なず・む【暮れ泥む】
[動マ五(四)]日が暮れそうで、なかなか暮れないでいる。「—・む空」