こう‐ざつ【交雑】
[名](スル) 1 いりまじること。 2 遺伝的に異なる系統・品種などの間で交配を行うこと。「品種改良のために—する」
こうざつ‐いくしゅほう【交雑育種法】
交雑を人為的に行って新しい品種を育成する方法。動物・植物とも広く行われる。交雑法。
こうざつ‐しゅ【交雑種】
異なる属・種・品種間の交配によって作り出されたもの。雑種のこと。ハイブリッド、一代雑種(F1)ともいう。 [補説]...
こうざ‐とうけつ【口座凍結】
金融機関が、名義人が死亡した口座や振り込め詐欺などの犯罪に使われた口座の入出金を停止すること。
こうざ‐は【講座派】
昭和7年(1932)から翌年にかけて、野呂栄太郎の企画・指導のもとに刊行された「日本資本主義発達史講座」に執筆し、...
こうざ‐ふりかえ【口座振替】
金融機関で預金者の依頼により、支払い指定日に電気・ガス・水道・電話などの料金や税金などを預金者の口座から自動的に引...
こうざ‐ほう【後座砲】
発射すると、その反動で砲身だけが後方に退き、自動的にもとの位置に戻るように作られている砲。反動砲。
こう‐ざま【格狭間/香狭間】
壇の羽目や台・露盤などの側面に彫り込んだ刳形(くりかた)の装飾。牙象(げじょう)。眼象(げんじょう)。
こう‐ざま【斯う様】
[形動ナリ]《「かくさま」の音変化》このようなさま。「源中納言は、—に好ましうは焚(た)き匂はさで」〈源・紅梅〉 ...
こう‐ざん【後産】
⇒あとざん
こう‐ざん【恒山】
中国、山西省北部の山。標高2017メートル。五岳のうちの北岳。15世紀末までは河北省の恒山を北岳にあてた。ホン‐シャン。
こう‐ざん【高山】
標高の高い山。⇔低山。
こう‐ざん【鉱山】
地中から鉱物を採掘する場所や事業所。金山・銅山・鉄山など。やま。
こう‐ざん【衡山】
中国、湖南省中部の山。標高1266メートル。五岳中の南岳。寿岳。ホン‐シャン。
こうざん‐がく【鉱山学】
鉱山に関する学問の総称。鉱山地学・鉱床学・採鉱学・選鉱学・鉱山衛生など。
こうざん‐きこう【高山気候】
高山に特徴的な気候。気温は高さが増すにつれて下がり、霧が多くなり、雪線以上では万年雪や氷河がある。ケッペンの気候区...
こうざんぎょううん【黄山暁雲】
日本画家、東山魁夷が描いた障壁画。唐招提寺御影堂(みえいどう)の桜の間を飾る。中国の代表的景勝地、黄山の谷間にかか...
こうざん‐こく【高山国】
近世に日本人の用いた、台湾の呼称。
こうざん‐しょくぶつ【高山植物】
主に高山帯に生育する植物。小形の多年生草木や小低木が多く、地下部が発達し、花は鮮やかな色彩をもつ。生長期間が短いの...
こうざん‐じ【功山寺】
山口県下関市にある曹洞宗の寺。山号は金山。開創年代は嘉暦2年(1327)、開山は虚庵玄寂。毛利氏の菩提寺。仏殿は国宝。
こうざん‐じ【高山寺】
京都市右京区にある単立法人の寺。もと真言宗御室派の別格本山。山号は栂尾(とがのお)山。古く度賀尾寺といい、建永元年...
こうざん‐じしん【鉱山地震】
採掘の影響で岩盤が破壊され、断層が生じることによって起こる地震。
こうざん‐そうげん【高山草原】
森林限界以上の高山帯に発達する草原。高山植物が群生する、いわゆるお花畑になる。
こうざん‐ぞく【高山族】
台湾先住民族の総称。古代にインドネシア方面から渡来したとされ、9部族に分かれる。日本統治時代には高砂(たかさご)族...
こうざん‐たい【高山帯】
植物の垂直分布帯の一。森林限界より上、雪線より下の地帯。植生により、地衣帯・草本帯・低木帯に分けられる。日本では、...
こうざん‐ちょう【高山蝶】
高山帯に分布するチョウ。日本ではアサヒヒョウモン・ウスバキチョウ・タカネヒカゲのほか、それより低い所でもみられるミ...
こうざん‐びょう【高山病】
比較的短時間のうちに高山へ登ったときに起こる症状。気圧の低下や酸素の欠乏などが原因となる。息切れ・めまい・動悸(ど...
こうざんほあん‐ほう【鉱山保安法】
鉱山労働者に対する危害を防止するとともに、鉱害を防止し、鉱物資源の合理的開発を目的とする法律。昭和24年(1949...
こ‐うし【小牛/子牛/仔牛/犢】
《古くは「こうじ」とも》小さい牛。また、牛の子。
こう‐し【口試】
「口頭試問」の略。
こう‐し【公子】
貴族の子弟。公達(きんだち)。
こう‐し【公司】
⇒コンス
こう‐し【公私】
おおやけとわたくし。公的な事と私的な事。「—のけじめ」「—にわたる」「—混同」
こう‐し【公使】
国家を代表して外国に駐在し、外交事務を取り扱う職務。また、その人。大使に次ぐものとされ、普通は特命全権公使をいう。...
こう‐し【公試】
国家が行う試験。国家試験。
こう‐し【孔子】
[前552〜前479]中国、春秋時代の学者・思想家。魯(ろ)の陬邑(すうゆう)(山東省曲阜(きょくふ))に生まれる...
こう‐し【甲子】
干支(えと)の1番目。きのえね。かっし。
こう‐し【交子】
中国で、宋の真宗のころ、主として四川地方で用いられた紙幣。初め私的取引に使われたが、のち仁宗のころに官営となった。
こうし【交趾/交阯】
中国、前漢の武帝が南越を平定して設置した郡の名。現在のベトナム北部トンキン・ハノイ地方にあたる。のち、中国でのベト...
こうし【合志】
熊本県中北部にある市。熊本市に隣接しベッドタウン化が進む。北部地域は穀倉地帯をなす。平成18年(2006)2月に合...
こう‐し【光子】
電磁波として知られる光を、量子論の立場からとらえた場合の粒子で、質量零、スピン整数の素粒子。記号γ フォトン。光量子。
こう‐し【好士】
1 すぐれた人。りっぱな人物。「一人の—より三人の愚者」〈毛吹草・二〉 2 風流を解する人。詩歌の道に通じている人...
こう‐し【考思】
[名](スル)考えること。思考。「数月の間、これを—し」〈中村訳・西国立志編〉
こう‐し【考試】
学力・能力・資格などを調べて及落・採否を判定すること。試験。
こう‐し【行使】
[名](スル)権利・権力、また非常手段を実際に使うこと。「拒否権を—する」「武力—」
こう‐し【孝子】
1 親によく仕える子。親孝行な子。「—説話」 2 父母をまつる墓碑銘などを書くとき、子が自分の名の上につける語。
こう‐し【孝志】
孝行を尽くす心。孝心。
こう‐し【更始】
[名](スル)古いものを改めて、新しく始めること。また、新しく始まること。「学制も亦—せずんばあらず」〈新聞雑誌二一〉
こう‐し【厚志】
深い思いやりの気持ち。心のこもった親切。「御—ありがたく存じます」
こう‐し【後肢】
1 動物の4本の足のうち、後方の一対。あと足。後ろ足。 2 昆虫の胸脚のうち、後方の一対のもの、後脚。