こう‐しょう【考証】
[名](スル)古い文献や物品などを調べ、それを証拠として昔の物事を説明したり解釈したりすること。「時代—」
こう‐しょう【行省】
《「行中書省」の略》中国元代の地方行政機関。河南・陝西(せんせい)・四川・甘粛・遼陽・江浙(こうせつ)・江西・湖広...
こう‐しょう【行障】
天皇・神祇の臨幸や霊柩(れいきゅう)の葬送などのとき、その前後左右を隠すために用いた白布の幕。歩陣(ぶじん)。歩帳...
こう‐しょう【行賞】
功績に対して賞を与えること。「論功—」「—の時思う旨があると言って辞退したので」〈鴎外・興津弥五右衛門の遺書〉
こう‐しょう【厚相】
厚生大臣のこと。
こう‐しょう【咬傷】
かみ傷。かまれた傷。
こう‐しょう【哄笑】
[名](スル)大口をあけて笑うこと。どっと大声で笑うこと。「腹をゆすって—する」「満場の—を博し」〈蘆花・思出の記〉
こう‐しょう【後章】
あとの章。
こう‐しょう【後証】
後日の証拠。のちのちの証拠。「—のため皆ここにあらはす」〈色道大鏡・一一〉
こうしょう【洪昇】
[1645〜1704]中国、清初の劇作家。銭塘(せんとう)(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は昉思(ほうし)...
こう‐しょう【校章】
学校の記章。
こう‐しょう【降将】
敵に投降した将軍。「一も—なきを見よ」〈小林雄七郎・薩長土肥〉
こう‐しょう【高小】
「高等小学校」の略。
こう‐しょう【高声】
《「こうじょう」とも》高い声。大声。こわだか。「—に十念唱へつつ、頸(くび)をのべてぞ切らせられける」〈平家・一一〉
こう‐しょう【高承】
他人を敬って、その人が承知することをいう語。手紙に使う。「かねてからの依頼の件、御—を得たく」
こうしょう【高昌】
5世紀から7世紀にかけて、中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区トルファン地方に栄えた、漢民族の植民国家。640年、...
こう‐しょう【高尚】
[名・形動]学問・技芸・言行などの程度が高く上品なこと。けだかくてりっぱなこと。また、そのさま。「—な趣味」「話題...
こう‐しょう【高商】
「高等商業学校」の略。
こう‐しょう【高唱】
[名](スル) 1 大きな声で歌うこと。声高らかに唱えること。「万歳を—する」 2 声を大きくして主張すること。
こう‐しょう【高翔】
[名](スル)空高く飛ぶこと。「その翼に乗って—するに」〈石川淳・普賢〉
こうしょう【康正】
室町中期、後花園天皇の時の年号。1455年7月25日〜1457年9月28日。
こうしょう【康尚】
平安中期の仏師。定朝(じょうちょう)の父。子の定朝をはじめとする多くの弟子を抱えて仏所を形成、摂関家の造寺発願に際...
こう‐しょう【黄鐘】
1 中国音楽の十二律の一。音律の基本となる音。日本の十二律の壱越(いちこつ)にあたる。 2 陰暦11月の異称。
こう‐しょう【鉱床】
地殻の中で、有用鉱物(金属・非金属)や石油・天然ガスなどの流体が凝集した集合体で、採掘して採算のとれるもの。
こう‐しょう【綱掌】
僧職の一。法会の儀式をつかさどる僧の役名。
こう‐しょう【講頌】
宮中の歌会などで、発声(はっせい)が行う初句の朗吟に続いて、2句目以下を発声と同音で合唱する役。
こう‐しょう【講誦】
詩文を講じ、また声をあげて読むこと。「儒家の絃歌—の声を」〈中島敦・弟子〉
こう‐しょう【翺翔】
[名](スル) 1 鳥が空高く飛ぶこと。「籠より出だして—せしむるが如く」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 思いのままに振...
こう‐しょう【香蕉】
バナナの漢名。
こう‐しょう【香粧】
香料と化粧品。「—学科」「—事業部」
こう‐しょう【巧匠】
技術に優れた大工や工人。
こう‐しょう【甲匠】
⇒具足師
こう‐しょう【紅晶】
紅色の水晶。
こう‐しょう【鴻鐘/洪鐘】
大きな釣鐘。大鐘。巨鐘。
こう‐しょう【交床】
煎茶道で用いる釜敷き。
こう‐じょう【江上】
《古くは「こうしょう」。もと、揚子江のほとりの意》大きな川の上、またはほとり。「—の破屋に蜘(くも)の古巣をはらひ...
こうしょう‐インピーダンス【公称インピーダンス】
⇒定格インピーダンス
こうしょう‐かん【高勝鐶】
笠標(かさじるし)の鐶(かん)の俗称。
こうしょう‐かん【交渉官】
特定分野の専門的事案について、国を代表して他国と交渉を行う担当者の官職。「通商—」
こう‐しょうがい【公生涯】
公共のことに関係した、公人としての生涯の側面。⇔私生涯。
こう‐しょうがい【高障害】
陸上競技の男子種目の一。110メートルの距離の間に、高さ1.067メートルのハードルを10個置き、それを順に飛び越...
こうしょう‐がく【考証学】
中国の明末におこり清代に盛行した学問。四書・五経などの古典の解釈を、古書・古文書などから証拠を引き、実証的に行うも...
こうしょう‐がく【鉱床学】
地質学の一部門。鉱床の形態・構成鉱物・成因などを研究する。
こう‐しょうき【孔祥熙】
[1881〜1967]中国の政治家・実業家。山西省の人。辛亥(しんがい)革命に参加し、のち国民政府の産業・金融行政...
こうしょうごう‐じけん【高陞号事件】
日清戦争中の明治27年(1894)、英国旗を掲げて清国兵を輸送中の高陞号を、日本海軍が撃沈した事件。
こうしょう‐ざん【高盛山/高勝山】
兜(かぶと)の鉢形の一。鉢を深く、わきをつぶして頂の部分を高くし、頂辺の穴を小さくしたもの。
こうしょう‐しほん【公称資本】
昭和25年(1950)の商法改正前の規定により、会社が定款に記載し、登記した資本金額。
こうしょう‐じ【興正寺】
京都市下京区にある浄土真宗の寺。山号は円頓山。文明年間(1469〜1487)経豪(きょうごう)が蓮如に帰依し、山科...
こうしょう‐じ【興聖寺】
宇治市宇治山田にある曹洞宗の寺。山号は仏徳山。天福元年(1233)道元が深草の極楽寺跡に創建。その後廃絶していたが...
こう‐しょうじん【孔尚任】
[1648〜1718]中国、清初の劇作家・詩人。曲阜(きょくふ)(山東省)の人。字(あざな)は聘之(へいし)。号、...