こう‐とう【洪濤】
大きな波。洪波。
こう‐とう【皇統】
天皇の血筋。
こう‐とう【紅灯】
1 赤い灯火。また、赤い紙を張った丸い小さな提灯(ちょうちん)。 2 色町(いろまち)のともし火。歓楽街の華やかな...
こう‐とう【荒唐】
[名・形動]《「荒」も「唐」も大きく、広い意》言うことに根拠がなく、とりとめのないこと。また、そのさま。「斯(かか...
こう‐とう【香頭/鴨頭】
吸い物に入れるユズの皮などの薬味。こうと。 [補説]「鴨頭」は「鴨(アフ)」を「カフ」と誤読した当て字。
こう‐とう【降等】
[名](スル)旧日本陸海軍の懲罰の一で、階級を1階級下げること。「以前上等兵であって一等兵に—された木谷は」〈野間...
こう‐とう【高等】
[名・形動] 1 程度・等級・品位などが高いこと。また、そのさま。高級。「—な技術」「—な教育」 2 同種のものの...
こう‐とう【高踏】
俗な気持ちを捨てて、気高く身を処すること。「—の遺風あるを慕うて」〈織田訳・花柳春話〉
こう‐とう【高騰/昂騰】
[名](スル)物価などがひどく上がること。騰貴。「地価が—する」
こう‐とう【寇盗】
乱暴を働いたり盗み取ったりすること。また、その人。
こう‐とう【喉頭】
呼吸器の一部。上方は咽頭(いんとう)、下方は気管に連なる部分。軟骨に囲まれており、声帯がある。
こう‐とう【港頭】
港の出入口のあたり。
こう‐とう【浩蕩】
[ト・タル][文][形動タリ]広広として大きなさま。「大空は風濁りなし果てもなく—として歎きに暮れぬ」〈前田夕暮・収穫〉
こう‐どう【公道】
1 《古くは「こうとう」とも》正しい道。おおやけの道理。「天下の—を行う」 2 公衆の通行の用に供するために設けら...
こうとう‐えん【喉頭炎】
喉頭の炎症。しわがれ声・のどの痛み・異物感・せきなどの症状がある。喉頭カタル。
こうとう‐おん【喉頭音】
⇒声門音(せいもんおん)
こうとう‐か【高等科】
1 初等科・中等科に対し、さらに程度の高い課程。 2 旧制の尋常高等小学校で、高等小学校に相当する教育を行った課程...
こうとう‐かいなんしんぱんちょう【高等海難審判庁】
海難審判の第二審を担当した、海難審判庁の中央機関。その裁決に不服のある者は東京高等裁判所に出訴できた。平成20年(...
こうとう‐カタル【喉頭カタル】
⇒喉頭炎
こうとう‐かん【高等官】
旧制度で、官吏の等級の一。判任官の上に位置する。親任官のほか九等に分け、親任官および一・二等を勅任官、三等以下を奏...
こうとう‐がい【喉頭蓋】
喉頭の入り口を覆う、ふた状のもの。舌根のすぐ後ろにある高まりで、飲食物が食道へ行くように喉頭をふさぐ。会厭(ええん)。
こうとうがい‐なんこつ【喉頭蓋軟骨】
喉頭蓋の中にある軟骨。
こうとう‐がっこう【高等学校】
1 中学校卒業者に高等普通教育および専門教育を施すことを目的とする学校。修業年限は3年。ただし、定時制・通信制の課...
こうとうがっこうとうしゅうがくしえんきん‐せいど【高等学校等就学支援金制度】
⇒就学支援金
こうとうがっこう‐ひょうじゅんほう【高等学校標準法】
⇒高校標準法
こうとう‐がん【喉頭癌】
喉頭にできる悪性腫瘍(あくせいしゅよう)。声門にできることが多く、しわがれ声・嚥下(えんげ)痛・喘鳴(ぜんめい)な...
こうとう‐きょう【喉頭鏡】
喉頭内部を診察する医療器具の一。金属の柄の先に、小さな鏡を取り付けたもの。
こうとう‐きょういく【高等教育】
学校教育の最高段階の教育。日本では、大学・大学院・短期大学・高等専門学校などの教育。
こうとう‐きん【後頭筋】
後頭部の表層にある薄い筋肉。後頭骨の最上項線から起こり帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)に移行する。頭蓋表筋の一つで、...
こうとうぎのうくんれん‐そくしんひ【高等技能訓練促進費】
母子家庭の母が看護師や介護福祉士などの資格取得のため、2年以上修学する場合に、都道府県・指定都市・中核市から支給さ...
こうとう‐く【江東区】
⇒江東
こうとう‐けいさつ【高等警察】
国家体制または政権の維持を目的とする警察。反体制的活動や危険思想を取り締まる。政治警察。→特別高等警察
こうとう‐けいれん【喉頭痙攣】
声帯付近の筋肉が痙攣(けいれん)し、一時的に呼吸ができなくなること。食物や異物による刺激・ストレス・溺水・麻酔下で...
こうとう‐けっかく【喉頭結核】
肺の結核病巣から結核菌が喉頭に運ばれて起こる二次性の結核。声がしわがれ、物をのみ込むときに痛みがあり、せき・たんが...
こうとう‐けっせつ【喉頭結節】
喉頭の甲状軟骨の上端にある突起。男子では特に隆起がいちじるしい。喉頭隆起。のどぼとけ。
こうとう‐けんさつちょう【高等検察庁】
高等裁判所に対応して置かれる検察庁。検事長を長とする。高検。
こうとう‐こうぎょうがっこう【高等工業学校】
旧制の実業専門学校の一。工業に関する専門的な学術や技術の教育を行った。高工。
こうとう‐こつ【後頭骨】
頭蓋(とうがい)の後部および底部をなす骨。下部に大孔があって脊柱が通り、底部は逆凸状で頸椎(けいつい)の上に載る。
こうとう‐ご【口頭語】
⇒口語(こうご)
こうとう‐さいばんしょ【高等裁判所】
下級裁判所の中で最上位の裁判所。東京・大阪・名古屋・広島・福岡・仙台・札幌・高松の8か所にある。高裁。
こうとう‐しき【恒等式】
式の中の文字にどんな数値を代入しても成り立つ等式。
こうとう‐しけん【高等試験】
⇒高等文官試験
こうとう‐しはんがっこう【高等師範学校】
旧制で、中学校・高等女学校・師範学校の男子教員を養成した国立学校。高師。
こうとう‐しもん【口頭試問】
試験官の質問に対し、口頭で答えさせる試験。口述試験。
こうとう‐しゅぎ【口頭主義】
訴訟の審理において、当事者および裁判所の訴訟行為、特に弁論と証拠調べを口頭でしなければならないとする主義。→書面審理主義
こうとう‐しょうがっこう【高等小学校】
旧制で、尋常小学校を卒業した者に対し、さらに程度の高い初等教育を行った学校。2年間を修業年限とするが、義務教育では...
こうとう‐しょうぎょうがっこう【高等商業学校】
旧制の実業専門学校の一。商業に関する専門的な学術や技術の教育を行った。高商。
こうとう‐しょうせんがっこう【高等商船学校】
旧制の実業専門学校の一。商船の航海・機関に関する専門的な学術や技術の教育を行った。
こうとう‐しょくぶつ【高等植物】
体制の発達した植物のこと。一般に、根・茎・葉に分化し、維管束をもつ種子植物とシダ植物をさす。⇔下等植物。
こうとう‐しんけいつう【後頭神経痛】
片側の後頭部から耳の後ろにかけて、頭皮に電気が走るような痛みが繰り返し起こる、神経痛。毛髪に触れることで誘発される。