こうとう‐じょがっこう【高等女学校】
旧制の女子の中等教育機関。男子の中学校に対応するもので、修業年限は4〜5年。本科の上に専攻科・高等科の設置も認めら...
こうとう‐すいさんがっこう【高等水産学校】
旧制の実業専門学校の一。水産に関する専門的な学術や技術の教育を行った。
こうとう‐すうがく【高等数学】
1 高度な内容を扱う数学。 2 初等数学の程度以上の数学。一般に、微分学・積分学・解析幾何学・抽象代数学・関数論な...
こうとう‐せんもんがっこう【高等専門学校】
中学校卒業者またはそれと同等以上の学力を有する者に対し、専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成することを目的と...
こうとう‐ぜん【口頭禅】
1 禅の本義を会得することもなく、口先だけで説く禅。 2 言うばかりで実行の伴わないこと。
こうとうぜんとう‐きん【後頭前頭筋】
頭蓋冠を覆い、頭皮を前後方向に動かす筋肉。眉毛部から始まる前頭筋腹(前頭筋)と後頭部の最上項線から始まる後頭筋腹(...
こうとう‐ちゅう【鉤頭虫】
鉤頭虫綱の袋形動物の総称。体は細長く扁平で、体長数ミリ〜数センチ。頭の先端に多くの鉤(かぎ)の並ぶ吻(ふん)があり...
こうとう‐ちゅうがっこう【高等中学校】
旧制帝国大学の予備教育機関。明治19年(1886)に設立され、尋常中学校卒業の男子に高等普通教育を教授した。修業年...
こうとう‐てき【高踏的】
[形動] 1 世俗を離れて気高く身を保っているさま。「—な文学」 2 独りよがりにお高くとまっているさま。
こうとう‐どうぶつ【高等動物】
複雑な体制をもち、進化の程度の高いと思われる動物のこと。⇔下等動物。
こうとう‐のうりんがっこう【高等農林学校】
旧制の実業専門学校の一。農業および林業に関する専門的な学術や技術の教育を行った。
紅灯(こうとう)の巷(ちまた)
花柳界。いろまち。また、歓楽街。
こうとう‐の‐ないし【勾当内侍】
掌侍(ないしのじょう)四人のうちの第一位の者。天皇への奏請の取り次ぎ、勅旨の伝達をつかさどる。長橋(ながはし)の局...
こうとう‐は【高踏派】
《(フランス)Parnassiens》19世紀後半のフランスの詩人の一派。ロマン派の主情的な詩風に対し、実証主義の...
こうとう‐ひこう【高等飛行】
高等な飛行技術による飛行。急降下・横転・宙返り・きりもみ・木の葉返しなど。
こうとう‐ふ【皇統譜】
天皇および皇族の身分や系譜を登録する帳簿。大統譜と皇族譜とがある。
こうとう‐ふつうきょういく【高等普通教育】
中等普通教育の基礎の上に行われる程度の高い普通教育。現在の高等学校、旧制の中学校・高等女学校および高等学校の普通教...
こうとう‐ぶ【後頭部】
頭の後ろの部分。後頭。
こうとう‐ぶんかん【高等文官】
旧制の、高等官である文官。
こうとうぶんかん‐しけん【高等文官試験】
旧制で、高等文官の資格を得るための国家試験。高等試験。高文。
こうとう‐べんむかん【高等弁務官】
1 保護国・従属国・植民地・占領地などで統治国が行使する政治的権限を付与され、本国から派遣された施政官の長。日本で...
こうとう‐べんろん【口頭弁論】
民事訴訟で、裁判官の面前で口頭で行われる当事者または代理人の弁論。広義では、証拠調べ、裁判の言い渡しなどをも含めた...
こうとう‐ほういん【高等法院】
14世紀以降整備され、フランス革命で廃止された、フランス王国の最高司法機関。パリのほか諸地方に置かれた。最高法院。
こうとう‐むけい【荒唐無稽】
[名・形動]言動に根拠がなく、現実味のないこと。また、そのさま。「—な小説」
こうとう‐ゆうみん【高等遊民】
世俗的な労苦を嫌い、定職につかないで自由気ままに暮らしている人。明治末期から昭和初期の語。
こうとう‐よう【後頭葉】
大脳半球の後部。視覚の中枢がある。
こうとう‐りん【後頭鱗】
後頭骨の大後頭孔の後方にある広い扁平な部分。上方で頭頂骨、下方で側頭骨と接する。
こう‐とく【公徳】
社会生活をするうえで守るべき道徳。公衆道徳。
こう‐とく【功徳】
功績と徳行。 [補説]「くどく」と読めば別語。
こう‐とく【厚徳】
徳のあついこと。りっぱな人格。
こう‐とく【高徳】
徳がすぐれて高いこと。また、徳のすぐれて高い人。「—の僧」「—を慕う」
こう‐とく【溝涜】
みぞ。どぶ。
こうとく‐いん【高徳院】
神奈川県鎌倉市長谷にある浄土宗の寺。山号は大異山。寺号は清浄泉寺。「鎌倉の大仏」と通称される本尊の金銅大仏は建長4...
こうとく‐しゅうすい【幸徳秋水】
[1871〜1911]社会主義者。高知の生まれ。名は伝次郎。中江兆民の門下。明治34年(1901)社会民主党を結成...
こうとく‐しん【公徳心】
公徳を重んじて守ろうとする精神。「—の欠如」
こうとく‐せん【高徳線】
四国東部、高松・徳島間のJR線。昭和10年(1935)全通。同63年高徳本線より現在の名称に改名。全長74.8キロ。
こうとく‐てんのう【孝徳天皇】
[597〜654]第36代天皇。在位、645〜654。敏達(びだつ)天皇の曽孫。名は軽(かる)。姉の皇極天皇の譲位...
溝涜(こうとく)に縊(くび)る
《「論語」憲問から》みずから首を締め、みぞに落ちて死ぬ。つまらない死に方のたとえ。
こうとく‐ぬま【光徳沼】
栃木県日光市、戦場ヶ原の北にある沼。周囲約300メートル、湖面標高約1420メートル。沼はズミの低木に囲まれ、シラ...
狡兎(こうと)死(し)して走狗(そうく)烹(に)らる
《「史記」越王勾践世家から》うさぎが死ぬと、猟犬も不要になり煮て食われる。敵国が滅びたあとは、軍事に尽くした功臣も...
こうとするがちょうみついみせりゃくず【江都駿河町三井見世略図】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。江都は江戸の異称。手前に日本橋駿河町の呉服屋越後屋(の...
こうとり‐い【公取委】
「公正取引委員会」の略。
こう‐ど【公度】
律令制で、国家の承認のもとに得度して僧尼となること。
こう‐ど【光度】
1 一定の方向から見た、光源の明るさの度合いを表す量。単位立体角当たりの光束の値で表す。単位はカンデラ。 2 恒星...
こう‐ど【后土】
土地の神。また、土地。「皇天—」
こう‐ど【皇土】
天皇の統治する国土。皇国。
こう‐ど【紅土】
⇒ラテライト
こう‐ど【荒土】
荒れた土地。不毛の地。
こう‐ど【耕土】
「作土(さくど)」に同じ。
こう‐ど【高度】
[名] 1 高さの度合い。海水面からの高さ。「一万メートルの—で飛ぶ」 2 天体が地平線からどれだけ上に見えるかを...