こう‐ぼう【光房】
写真の撮影場。写真館。
こう‐ぼう【好防】
うまくふせぐこと。
こう‐ぼう【好望】
前途が有望であること。よい見込みがあること。「二十世紀より後は…—の世なり」〈雪嶺・真善美日本人〉
こう‐ぼう【攻防】
せめることとふせぐこと。攻撃と防御。「激しい—を繰り返す」「—戦」
こう‐ぼう【後房】
1 家の奥にあるへや。特に、婦人のへや。 2 眼球で、虹彩と水晶体および毛様体に囲まれた部分。毛様体から分泌される...
こう‐ぼう【紅帽】
1 赤い色の帽子。あかぼう。 2 赤色の筋の入った旧近衛師団の制帽。
こう‐ぼう【荒亡】
《「孟子」梁恵王下から》酒色などの楽しみにおぼれて、すさんだ生活をすること。「公然花柳界に—して」〈逍遥・当世書生気質〉
こう‐ぼう【香房】
本願寺で、奉仕の役僧が詰めている所。香部屋(こうべや)。
こう‐ぼう【香茅】
イネ科の多年草。草地に生え、高さ20〜40センチ。初夏、淡褐緑色の穂を円錐状につける。全体にかすかな香気がある。
こう‐ぼう【興亡】
おこることとほろびること。興廃。「帝国の—」
こう‐ぼう【公妨】
「公務執行妨害罪」を略した俗な言い方。
こうぼう‐しば【弘法芝】
カヤツリグサ科の多年草。海岸の砂地に生え、高さ6〜20センチ。夏、茎の上部に雄花を、下部に雌花を穂状につける。
こうぼう‐しみず【弘法清水】
弘法大師が諸国を巡ったとき、杖を突き立てた所にわき出たという井戸や泉。また、その説話。弘法水。
こうぼう‐だいし【弘法大師】
空海(くうかい)の諡号(しごう)。
興亡(こうぼう)恒(つね)な・し
国や民族などが興り栄えたかと思うと滅びてしまい、長くは続かないことをいう。
弘法(こうぼう)にも筆(ふで)の誤(あやま)り
弘法大師のような書の名人でも、書き損じることがある。その道に長じた人でも時には失敗をすることがあるというたとえ。猿...
こうぼう‐は【紅帽派】
⇒紅教(こうきょう)
こうぼう‐は【黄帽派】
⇒黄教(こうきょう)
弘法(こうぼう)筆(ふで)を択(えら)ばず
弘法大師は筆のよしあしを問題にしない。真に一芸に長じた人は、どんな道具を使ってもりっぱな仕事をするたとえ。
こうぼう‐むぎ【弘法麦】
カヤツリグサ科の多年草。海岸の砂地に生え、高さ10〜20センチ。雌雄異株。晩春、大形の花穂をつける。ふでくさ。
こうぼ‐きん【酵母菌】
「酵母」に同じ。
こう‐ぼく【公僕】
広く公衆に奉仕する者。公務員のこと。「国民の—」
こう‐ぼく【孔墨】
孔子と墨子。
こう‐ぼく【坑木】
鉱山などで、坑道の土砂や岩盤を支えるために使用する支柱用の木材。
こう‐ぼく【厚朴】
ホオノキの樹皮。漢方で、腹痛・下痢・嘔吐(おうと)などに薬用する。
こう‐ぼく【香木】
よいかおりのある木。特に、香道で、薫物(たきもの)に用いるかおりのよい木。沈香(じんこう)・白檀(びゃくだん)など。
こう‐ぼく【耕牧】
農耕と牧畜。
こう‐ぼく【高木】
丈の高い木。樹木の便宜的な分類では、ふつう、高さが約2メートル以上になる木で、幹が太く、直立し、枝を張って他の植物...
こう‐ぼく【槁木】
枯れ木。
こうぼく【幸木】
半田良平の歌集。没後の昭和23年(1948)に刊行され、第5回日本芸術院賞(詩歌部門)を受賞。
こうぼく‐げんかい【高木限界】
高木の生育が不可能となる限界線。高山や高緯度地方にみられる。樹木限界。喬木(きょうぼく)限界。
こうぼく‐しかい【槁木死灰】
《「荘子」斉物論から》肉体は枯れた木のようであり、心は冷たい灰のようであること。心身に生気・活力・意欲などのないこ...
こうぼく‐そう【高木層】
森林の最上層の林冠を構成する部分。草本層・低木層に対していう。
こうぼく‐たい【高木帯】
植物の垂直分布帯の一。高木が主となって生育している区域。本州中部地方では標高約2500メートル以下にみられる。喬木...
高木(こうぼく)は風(かぜ)に折(お)らる
高い木ほど風当たりが強く折れやすい。地位や名声の高い人ほど他からねたまれて身を滅ぼしやすいことのたとえ。
こうぼ‐さい【公募債】
不特定多数の投資家を対象に、公募によって発行される、国債・地方債・社債などの債券。→私募債
こうぼ‐ぞうし【公募増資】
上場企業が新株を発行し、50名以上の一般投資家に向け売り出すこと。価格は時価よりも多少割安に設定される。→私募増資
こうぼ‐ちほうさい【公募地方債】
⇒市場公募地方債
コウボラ
フィンランド南部の都市。ヘルシンキの北東約120キロメートル、キュミ川沿いに位置する。鉄道、水運などの交通の要地。...
こう‐ぼん【香盆】
香炉などをのせる盆。
こ‐うま【小馬/子馬/仔馬】
小さい馬。また、子供の馬。馬の子供。《季 春》「親馬は梳(くしけづ)らるる—跳び/素十」
こう‐ま【黄麻】
⇒おうま(黄麻)
こう‐まい【貢米】
年貢として納める米。
こう‐まい【高邁】
[名・形動]志などがたかく、衆にぬきんでていること。また、そのさま。「—な精神」「—な理想に燃える」 [派生]こう...
こう‐まいり【講参り】
講中(こうじゅう)をつくって寺社にお参りすること。「出女の面(おもて)しろじろと見せて、—の通し馬を引き込み」〈浮...
こう‐まく【硬膜】
三重になっている脳脊髄膜(のうせきずいまく)の、最も外側にある硬い膜。脳を包む脳硬膜と、脊髄を包む脊髄硬膜に分けら...
こう‐まく【厚膜】
厚みのある膜。あつまく。「—組織」⇔薄膜。
こうまく‐アイシー【厚膜IC】
《thick film IC》スクリーン印刷技術により、セラミックス基板上に多数の回路素子を配する集積回路。蒸着や...
こうまく‐かいろ【厚膜回路】
⇒厚膜IC
こうまくか‐くう【硬膜下腔】
くも膜と硬膜の間にある狭い空間。リンパ液で満たされている。