こ‐ばたん【小巴旦】
オウム科の鳥。全長約35センチのオウム。全身白色で、羽冠は黄色く、やや上に反る。スラウェシ島やモルッカ諸島に分布。
こ‐ばち【小蜂】
1 膜翅(まくし)目コバチ上科の昆虫の総称。アシブトコバチ・イチジクコバチなど多くの科のものが含まれる。体長2、3...
こ‐ばち【小鉢】
小形の鉢。小さな食器や植木鉢をいう。また、そのような器に盛られた料理。
コバチツァ
セルビア北東部、ボイボディナ自治州の村。首都ベオグラードの北方約35キロメートルに位置する。村人が描く素朴画(ナイ...
コバックス
《COVID-19 Vaccines Global Access》新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原...
コバックス‐ファシリティー
《COVID-19 Vaccines Global Access Facility》⇒コバックス(COVAX)
コバックバレー‐こくりつこうえん【コバックバレー国立公園】
《Kobuk Valley National Park》米国アラスカ州北西部の国立公園。1980年に設置。ベアード...
こ‐ばな【小鼻】
鼻の下部で左右に膨らんだところ。鼻翼。「—を膨らませる」
小鼻(こばな)が落(お)・ちる
病人が衰弱して死に近づくとき、小鼻の肉がそげ細るのをいう。「平吉の顔は…—・ちて、脣(くちびる)の色が変って」〈芥...
こ‐ばなし【小話/小咄/小噺】
気のきいた短い話。一口話(ひとくちばなし)。また、短い落語や落語のまくらに用いる笑話。
こばなししゅう【小噺集】
三木卓の連作短編小説集。昭和63年(1988)刊行。第39回芸術選奨文部大臣賞受賞。
こばなし‐ぼん【小咄本/小噺本】
江戸を中心に明和・安永(1764〜1781)ごろに盛んに刊行された、小咄を編集した本。落語の原話が多く載る。
こばな‐どり【小花鳥】
ウズラの別名。
こ‐ばなれ【子離れ】
《「親離れ」から類推してできた語》子供が成長したとき、親が保護者としての役割を離れ、個人として子供を尊重するように...
小鼻(こばな)をうごめか・す
得意そうな表情をする。
小鼻(こばな)を膨(ふく)らま・す
不満そうにするさまをいう。「—・して文句をいう」
こ‐ばね【小羽根】
1 小さな羽根。羽子(はご)。 2 「小羽根釘(くぎ)」の略。
こばね‐いなご【小翅稲子】
イナゴの一種。北海道から沖縄まで広く分布する。翅は短く、腹端に達しないものが多い。
こばね‐くぎ【小羽根釘】
屋根瓦を葺(ふ)く際、その下の薄板を押さえとめる竹釘。
こば‐の‐がまずみ【小葉の莢蒾】
レンプクソウ科の落葉低木。関東以西の山地に自生し、高さ約1メートル。ガマズミに似るが、葉が小さい。
こば‐の‐とねりこ【小葉の梣】
モクセイ科の落葉小高木。山地に自生し、高さ約3メートル。葉は5枚の小葉からなる羽状複葉。雌雄異株で、初夏、枝の先に...
胡馬(こば)北風(ほくふう)に依(よ)る
《「文選」古詩十九首の「胡馬北風に依り、越鳥南枝に巣くう」から》胡馬は北風の吹くたびに胡国を慕っていななく。故郷の...
こば・む【拒む】
[動マ五(四)] 1 相手の要求・依頼などをはねつける。受け入れをかたく断る。拒否する。「立ち退きを—・む」「申し...
こ‐ばや【小早】
[名]「小早船」の略。 [形動][文][ナリ]時間的に少し早めであるさま。また、少し急ぐさま。「—に出かける」「—...
こ‐ばや・い【子早い】
[形][文]こばや・し[ク]子をはらみやすい。妊娠しやすい。「わたくしは—・い方と下女おどし」〈柳多留・六〉
こ‐ばや・い【小早い】
[形][文]こばや・し[ク]急ぎ気味である。時間的にやや早い。「—・く支度をする」「—・く床に就く」
こばやかわ【小早川】
姓氏の一。 [補説]「小早川」姓の人物小早川隆景(こばやかわたかかげ)小早川秀秋(こばやかわひであき)
こばやかわ‐たかかげ【小早川隆景】
[1533〜1597]安土桃山時代の武将。毛利元就(もうりもとなり)の三男。幼名、徳寿丸、のち又四郎。安芸の小早川...
こばやかわ‐ひであき【小早川秀秋】
[1582〜1602]安土桃山時代の武将。豊臣秀吉の正室高台院の兄木下家定の子。幼名、辰之助。通称金吾。秀吉の養子...
こばやし【小林】
宮崎県南西部の市。霧島山北東麓にあり、畑作や牧畜が行われる。平成18年(2006)に須木村と、平成22年(2010...
こばやし【小林】
姓氏の一。 [補説]「小林」姓の人物小林亜星(こばやしあせい)小林一三(こばやしいちぞう)小林一茶(こばやしいっさ...
こばやし‐あせい【小林亜星】
[1932〜2021]作曲家。東京の生まれ。CMソングやアニメ主題歌・歌謡曲などを多数作曲。代表作「北の宿から」な...
こばやし‐いちぞう【小林一三】
[1873〜1957]実業家。山梨の生まれ。阪急電鉄・宝塚少女歌劇・東宝映画を創立。政界にも進出し、商工相・国務相...
こばやし‐いっさ【小林一茶】
[1763〜1828]江戸後期の俳人。信濃の人。名は信之。通称弥太郎。14歳の春、江戸に出て葛飾派の二六庵竹阿に俳...
こばやし‐きゅうぞう【小林久三】
[1935〜2006]推理作家。茨城の生まれ。本名、久三(ひさみ)。映画プロデューサーを務めるかたわら小説を書き始...
こばやし‐きよちか【小林清親】
[1847〜1915]版画家。江戸の人。ワーグマンに西洋画を学ぶ一方で写真術を修め、光と影の表現を取り入れた木版風...
こばやし‐けいじゅ【小林桂樹】
[1923〜2010]俳優。群馬の生まれ。日活演技研究所の研究生を経て俳優デビュー。森繁久弥主演の「社長」シリーズ...
こばやし‐こけい【小林古径】
[1883〜1957]日本画家。新潟の生まれ。本名、茂。日本美術院の中心作家。大和絵の伝統を現代に生かして新古典主...
こばやし‐し【小林市】
⇒小林
こばやし‐たきじ【小林多喜二】
[1903〜1933]小説家。秋田の生まれ。プロレタリア作家として、国家権力に抵抗する労働者・農民の姿を描いた。官...
こばやし‐ひでお【小林秀雄】
[1902〜1983]評論家。東京の生まれ。自意識と存在の問題を軸とする近代批評を確立。文化勲章受章。著「無常とい...
こばやし‐まこと【小林誠】
[1944〜 ]物理学者。愛知の生まれ。昭和48年(1973)、益川敏英と共同で「小林益川理論」を発表。基本粒子ク...
こばやし‐まさき【小林正樹】
[1916〜1996]映画監督。北海道の生まれ。木下恵介に師事。「息子の青春」で監督デビュー。力強いタッチの社会派...
こばやしますかわ‐りろん【小林益川理論】
昭和48年(1973)、小林誠と益川敏英が提唱した素粒子物理学に関する基礎理論。基本粒子クオークが少なくとも3世代...
こばや‐ぶね【小早船】
江戸時代、小型の関船。また、40挺立て以下の小型で快速の廻船。
こ‐ばら【小腹】
腹。腹についての、ちょっとしたことについていう。「—がへる」「—が痛む」
小腹(こばら)が空(す)・く
ちょっと空腹になる。小腹が減る。「—・いたので菓子をつまむ」
小腹(こばら)が立(た)・つ
少し腹が立つ。ちょっとしゃくに障る。「からかわれたと思うと—・つ」
小腹(こばら)が減(へ)・る
⇒小腹が空く
コバラミン
ビタミンB12の異称。