し‐しき【四職】
1 律令制で、左京職・右京職・大膳職(だいぜんしき)・修理職(しゅりしき)の称。ししょく。 2 室町時代、侍所(さ...
し‐しき【歯式】
歯の数を表したもの。分母に下あごのものを、分子に上あごのものを、片側の分だけ、左から門歯・犬歯・前臼歯・後臼歯の順...
ししき‐たくぼく【四色啄木】
組紐の組み方の一。啄木組の一種で、紺・白・萌葱(もえぎ)・紫の4色の色糸を取り合わせて組んだもの。鎧(よろい)の威...
しし‐きゅう【獅子宮】
黄道十二宮の第5宮。獅子座に相当するが、歳差のため春分点が移動し、現在は獅子座の西部から蟹座(かにざ)の西部にあた...
しし‐きゅう【四死球】
野球で、四球(フォアボール)と死球(デッドボール)とをまとめていう語。
しし‐く【獅子吼】
[名](スル) 1 雄弁をふるうこと。意気盛んな大演説をすること。「壇上に—する」 2 仏の説法。獅子がほえて百獣...
しし‐くしろ【肉串ろ】
[枕]「熟睡(うまい)」「黄泉(よみ)」にかかる。「—黄泉に待たむと隠(こも)り沼(ぬ)の下延(したは)へ置きて」...
志士(しし)苦心(くしん)多(おお)し
《陸機「猛虎行」から》志士は、簡単にはその志を変えないために、こと志と違って苦労することが多い。
しし‐ぐち【獅子口】
1 屋根の棟飾りの一。棟の両端に置く瓦で、山形の綾筋があり、上方に経の巻(まき)と称する丸瓦3個をつけたもの。神社...
獣(しし)食(く)った報(むく)い
よい思いをした埋め合わせに、当然受けなければならない悪い報い。また、悪事を犯したために、当然身に受ける報い。 [補...
し‐しこう【視紫紅】
⇒視紅
しし‐こく【獅子国】
スリランカの古称。
シシコフ
[1873〜1945]ソ連の小説家。シベリアを舞台にした作品が多い。歴史小説「エメリヤン=プガチョフ」など。
ししこらか・す
[動サ四]病気を治しそこなう。病気をこじらせる。「—・しつる時はうたて侍るを」〈源・若紫〉
しし‐ざ【獅子座】
1 「獅子の座」に同じ。 2 4月下旬の午後8時ごろ南中し、南天に高く見える大星座。黄道十二星座の一。α(アルファ...
ししざ‐りゅうせいぐん【獅子座流星群】
獅子座のγ(ガンマ)星付近を輻射点とする流星群。11月14日頃から11月24日頃にかけて見られ、11月17日前後に...
しし‐ざる【獅子猿】
ライオンタマリンの別名。
ししし【子思子】
中国の思想書。 もと23編であったが散逸。戦国時代の子思著。「中庸」はその残存部分といわれる。 1巻。宋の汪晫(お...
しししん‐おう【獅子心王】
イングランド王リチャード1世の異称。
獅子(しし)身中(しんちゅう)の虫(むし)
《獅子の体内に寄生して、ついには獅子を死に至らせる虫の意》 1 仏徒でありながら、仏法に害をなす者。 2 組織など...
しし‐じもの【猪じもの/鹿じもの】
《「じもの」は接尾語》(副詞的に用いて)猪(いのしし)や鹿(しか)のように。「—い這(は)ひ伏しつつぬばたまの夕(...
志士(しし)仁人(じんじん)は生(せい)を求(もと)めて以(もっ)て仁(じん)を害(がい)するなし
《「論語」衛霊公から》志士や仁者は、自分が生存するために、人の道に背くようなことはしない。
しし‐そうしょう【師資相承】
《「ししそうじょう」とも》師から弟子へと法・道を伝えていくこと。
しし‐そんそん【子子孫孫】
子孫の末の末。子孫の続く限り。「—に至るまでの家訓とする」
しし‐たけ【猪茸】
コウタケの別名。
しし‐だ【猪田/鹿田】
猪(いのしし)・鹿(しか)などが出て荒らす田。「魂(たま)合へば相寝るものを小山田の—守(も)るごと母し守らすも」...
ししち‐ほん【四七品】
「妙法蓮華経」の異称。28品からなるのでいう。
ししっ‐ぱな【獅子っ鼻】
「獅子鼻(ししばな)1」に同じ。
し‐しつ【私室】
公共の建物で、特定の個人が使用する部屋。
し‐しつ【屍室】
病院などで、遺体を一時安置しておく部屋。霊安室。
し‐しつ【紙質】
紙の品質・性質。「発色のよい—」
し‐しつ【脂質】
生体の構成成分の一つ。脂肪・ろうなどの単純脂質、燐脂質(りんししつ)・糖脂質などの複合脂質、およびステロイド・カロ...
し‐しつ【歯質】
歯の象牙質(ぞうげしつ)のこと。
し‐しつ【資質】
生まれつきの性質や才能。資性。天性。「両親の—を受け継ぐ」「—に恵まれる」
ししついじょう‐しょう【脂質異常症】
血液中のコレステロールや中性脂肪など脂質の値に異常がある状態。以前は「高脂血症」とよばれていた。この状態を放置する...
しし‐つき【肉付き】
にくづき。ししおき。「—の豊な、ふっくりとした膚(はだえ)」〈鏡花・高野聖〉
ししつ‐こうかやく【脂質降下薬】
コレステロールや中性脂肪など、血液中の脂質の量を減らす薬の総称。脂質異常症の治療薬であり、スタチン系薬剤が広く使用...
ししつたいしゃいじょう‐しょう【脂質代謝異常症】
⇒脂質異常症
ししつ‐ナノりゅうし【脂質ナノ粒子】
直径10ナノメートルから1000ナノメートル程度の脂質を主成分とする粒子。この粒子に、生体内で分解されやすい薬剤や...
ししつ‐にじゅうそう【脂質二重層】
細胞膜の基本構造を成す、リン脂質を主とする膜。隙間なく並んだリン脂質が疎水性部分を内側に、親水性部分を外側に向けて...
ししつ‐にぶんしまく【脂質二分子膜】
⇒脂質二重層
死(し)して後(のち)已(や)・む
《「論語」泰伯から》死ぬまで努力しつづける。
しし‐とう【獅子唐】
「獅子唐辛子」の略。
しし‐とうがらし【獅子唐辛子】
トウガラシの栽培品種。果実は楕円形で先が平たく、縦に溝がある。古くから日本で栽培されたピーマン。また、小形のピーマ...
しし‐なべ【猪鍋】
「牡丹(ぼたん)鍋」に同じ。《季 冬》
獅子(しし)に鰭(ひれ)
強いものが有利な条件を得て、ますます強くなることのたとえ。鬼に金棒(かなぼう)。
獅子(しし)に牡丹(ぼたん)
堂々たる獅子の姿に、華麗な牡丹の花を配した図柄。取り合わせのよいもののたとえ。
死屍(しし)に鞭(むち)打(う)つ
《伍子胥(ごししょ)が、楚(そ)の平王の死体を鞭打って父兄の恨みを晴らしたという、「史記」伍子胥伝の故事から》死ん...
しし‐の‐おもてがわ【獅子の面革】
白革に藍と赤を用いて獅子の顔の文様を型染めにした革。
獅子(しし)の子(こ)落(お)とし
《獅子は、子を生むとその子を深い谷に投げ落とし、よじ登って来た強い子だけを育てるという言い伝えから》自分の子に苦難...