そっけつ‐の‐かん【則闕の官/即闕の官】
《「養老令」職員令の「太政大臣一人、…其の人なければ則ち闕(か)く」から》太政大臣(だいじょうだいじん)の異称。
そっけ‐な・い【素っ気無い】
[形][文]そっけな・し[ク]他人に対する思いやりや温かさが感じられない。すげない。「—・く答える」「—・い態度」...
そっ‐こう【即行】
[名](スル) 1 すぐ行うこと。即座に実行すること。「災害対策を—する」 2 ⇒速攻2
そっ‐こう【即効/即功】
すぐにききめが現れること。「—を期待する」
そっ‐こう【速攻】
[名](スル) 1 競技・試合などで、相手にすきを与えず機敏に攻撃すること。また、そのような攻撃。「—して敵の機先...
そっ‐こう【速効】
ききめがはやく現れること。⇔遅効。
そっ‐こう【側溝】
排水のために道路や線路のわきに設ける溝。
そっ‐こう【測光】
光の強さを測ること。ふつう光度・照度・輝度・光束などの測定をいい、物理測定では光の放射エネルギーの測定をいう。
そっ‐こう【測候】
気象を観測すること。
そっ‐こう【側光】
⇒サイドライト2
そっこう‐き【測光器】
光の強さ・明るさの度合いを測る装置。光度計・照度計・光束計など。
そっこう‐き【測高器】
樹木、建物などの高さを測定する器具。
そっこう‐し【即効紙】
鎮静剤・清涼剤などを塗った紙。昔、頭痛・歯痛などのとき患部にはった。
そっこう‐じょ【測候所】
気象庁に付属する地方機関。担当地域の気象観測や予報業務などを行う。帯広・名瀬の2か所。また、新千歳・仙台・那覇の各...
そっこうせい‐ひりょう【速効性肥料】
効果が短時日に現れる肥料。硫安・硫酸カリなど。
そっこう‐やく【即効薬】
ききめがすぐに現れる薬。また、すぐに効果が現れるもののたとえ。「景気回復の—」
そっ‐こく【即刻】
すぐその時。すぐさま。即時。多く副詞的に用いる。「—判断を下す」「—退去せよ」
そっ‐こつ【足骨】
下肢骨のうち、足首から先の骨。足根骨・中足骨・指骨からなる。
そっ‐こん【即今】
ただいま。現在。目下。副詞的にも用いる。「—の政情は予断を許さない」「試合は—有利に展開しつつある」
そっ‐こん【側根】
主根から枝分かれして生ずる根。枝根(えだね)。支根。
ぞっ‐こん
《古くは「そっこん」》 [形動]心底からほれ込んでいるさま。「彼は彼女に—だ」 [副]心から。まったく。「—ほれ込...
そっこん‐こつ【足根骨】
足首・かかとを形づくる骨の総称。距骨・踵骨(しょうこつ)と舟状骨・楔状骨(けつじょうこつ)3個・立方骨の7個からな...
そつ‐しょ【卒所】
[名](スル)保育所・教習所などで、在所期間を終えたり、課程を終えたりして、その施設を出ること。「学童保育の—式」
そっ・す【卒す】
[動サ変]「しゅっす」に同じ。〈書言字考節用集〉
そっ‐せん【率先/帥先】
[名](スル)ひとの先に立って事を行うこと。進んで事をすること。「—して手伝う」
そっせん‐きゅうこう【率先躬行】
先頭に立ってみずから実践すること。
そっせん‐すいはん【率先垂範】
先頭に立って模範を示すこと。
そっ‐たく【啐啄】
《「啐」はひなが卵の殻を破って出ようとして鳴く声、「啄」は母鳥が殻をつつき割る音》 1 禅宗で、導く師家(しけ)と...
そっ‐ち【其方】
[代]《「そち」の促音添加》中称の指示代名詞。「そちら」よりもややくだけた感じの語。「いま—へ行くから待っててくれ...
そっち‐こっち【其方此方】
《「そちこち」の促音添加》 [代]「そちこち」に同じ。「—で虫が鳴く」 [副]「そちこち」に同じ。「ちっと起こした...
そっち‐のけ【其方退け】
[名・形動] 1 かまわずにほうっておくこと。また、そのさま。「勉強を—にして遊ぶ」 2 本職をしのぐこと。また、...
そっ‐ちゅう【卒中】
脳卒中のこと。卒中発作。
そっ‐ちょく【率直】
[名・形動]ありのままで隠すところがないこと。また、そのさま。「—に言えば」「—な意見を求める」 [補説]「卒直」...
そっ‐と【率土】
陸地の続くかぎり。国の果て。「—のうち、いづくに鬼神のすむべきぞ」〈伽・酒呑童子〉
そっ‐と
[副](スル) 1 音を立てないように物事をするさま。静かに。「障子を—閉める」 2 他人に気づかれないように物事...
そっ‐とう【卒倒】
[名](スル)脳貧血などにより突然意識を失って倒れること。「驚きのあまり—する」
ソットオーリオ
イタリア料理で、油漬けのこと。魚や肉、野菜などをオリーブ油に漬けたものをいう。
そっと‐の‐ひん【率土の浜】
《「詩経」小雅・北山から》陸地と海との接する果て。また、国土。
ソット‐ボーチェ
音楽で、発想標語の一。「小声でささやくように」の意。
そっと‐も
[副]少しも。ちっとも。あとに打消しの語を伴って用いる。「—苦しうござりませぬ」〈咄・鹿の子餅〉
そっ‐ぱ【反っ歯】
《「そりは」の音変化》上の前歯が普通よりも斜め前方に出ていること。また、その歯。出っ歯。
ソッパ‐デ‐アホ
スペイン料理のニンニクを使ったスープ。オリーブ油でいためたニンニクにブイヨン、トーストしたフランスパンなどを加え、...
ソップ
スープのこと。
ソップ‐がた【ソップ形】
相撲で、やせた力士の体形のこと。スープ(ソップ)を作るのに鶏がらを用いるところからいう。→鮟鱇(あんこ)形
そっ‐ぽ【外方】
《「そっぽう」の音変化》よその方向。別の方。
そっ‐ぽう【外方】
1 《「そはう(其方)」の音変化か》「そっぽ」に同じ。「厭(いや)な顔をして—を向いて了(しま)う」〈風葉・下士官...
そっぽう‐めっぽう【外方滅法】
[副]《「めっぽう」を強めた語》めったやたらに。めちゃくちゃに。「死ぬるとも一人死なうかと—打ち立つる」〈浄・博多...
外方(そっぽ)を向(む)・く
見るべき方向を見ないで、よその方向を見る。転じて、服従・協調しない態度をとる。「部下に—・かれる」