なん‐ぷう【南風】
1 南から吹く風。特に、夏季に南から吹く風。みなみかぜ。はえ。《季 夏》 2 南方の歌謡。南方の風習をうたった歌謡。
なん‐ぷう【軟風】
1 そよ風。微風。 2 風力階級3の風。風速毎秒3.4〜5.4メートル。
南風(なんぷう)競(きそ)わず
《「春秋左伝」襄公一八年の、南方の歌謡の声調が北方の歌謡に負けている意から》南方の国の勢いが振るわないこと。日本で...
なんぷ‐びょう【軟腐病】
植物の組織が軟化して腐る病気。ペクチン分解酵素を産生する細菌を原因菌とし、細胞間の結合が壊され、しばしば軟化部分が...
ナンプラ
モザンビーク北部の都市。ナンプラ州の州都。同国第三の規模をもつ。マラウイのブランタイアとインド洋岸のナカラを結ぶ鉄...
ナン‐プラー
《「ナムプラー」とも》タイで調味料として用いられている小魚を塩漬け発酵させた魚醤(ぎょしょう)。
ナン‐プレ
「ナンバープレース」の略。→数独
なん‐べい【南米】
南アメリカの略称。
なんべい‐こうろ【南米航路】
南アメリカの沿岸諸港に至る定期航路。第二次大戦前までは移民輸送が主体で、神戸・横浜からの航路が著名。昭和47年(1...
なんべい‐しゅっけつねつ【南米出血熱】
中南米で発生している、アルゼンチン出血熱、ベネズエラ出血熱、ブラジル出血熱、ボリビア出血熱など、ウイルスの感染によ...
なんべいなんぶ‐きょうどうしじょう【南米南部共同市場】
⇒メルコスル
なん‐べん【何遍】
不明・不定の回数。また、多くの回数。何回。何度。「—か行ったことがある」「—やってもできない」
なん‐べん【軟便】
やわらかい大便。
なん‐ぼ【何ぼ】
[副]《「なんぼう」の音変化》 1 数量・程度についての疑問を表す。いくら。どれほど。「値段は—ですか」 2 数量...
なん‐ぼう【男房】
女房に対して、局(つぼね)を与えられて宮中に仕えた男子。特に、蔵人(くろうど)をいう。また、貴人に仕えた男子。「御...
なん‐ぼう【何ぼう】
[副]《「なにほど」の音変化》 1 「なんぼ1」に同じ。「稽古の際をば—御見せ候ふぞ」〈謡・鞍馬天狗〉 2 「なん...
なんぼうろく【南方録/南坊録】
安土桃山時代の茶道書。7巻。南坊宗啓著。文禄2年(1593)ごろの成立。師千利休から習得した茶道の心得や秘伝を記し...
なん‐ぼく【南北】
南と北。また、南と北との間。「—に縦断する道」
なんぼく‐アメリカ【南北アメリカ】
⇒アメリカ
なんぼく‐きょうどうせんげん【南北共同宣言】
⇒平壌宣言
なんぼく‐せんそう【南北戦争】
1861〜1865年に起こった米国の内戦。黒人奴隷を使用して自由貿易を主張する南部と、国内市場の統一、保護貿易を主...
なんぼく‐ちょう【南北朝】
1 南朝と北朝。 2 ⇒南北朝時代
なんぼくちょう‐じだい【南北朝時代】
南朝と北朝の対立した時代。 日本で、延元元=建武3年(1336)に後醍醐天皇が吉野に移ってから、後亀山天皇が京都に...
なんぼくちょう‐せいじゅんろん【南北朝正閏論】
南朝と北朝のどちらを正統とするかについての論争。「神皇正統記」や「大日本史」以来の経緯があるが、明治44年(191...
なんぼく‐もんだい【南北問題】
《North-South problem》北半球に偏在する先進国と南半球に偏在する開発途上国との間の経済格差に基づ...
何(なん)ぼ何(なん)でも
たとえどれほどであろうとも。いくらなんでも。「—このやり方はひどい」
ナンボー
オーストラリア、クイーンズランド州南東部、サンシャインコースト内陸部の町。ブリスベーンの北約100キロメートルに位...
なんぽ【南浦】
⇒ナムポ(南浦)
なんぽ【南浦】
姓氏の一。 [補説]「南浦」姓の人物南浦紹明(なんぽしょうみょう)南浦文之(なんぽぶんし)
なん‐ぽう【南方】
南の方向・方面。また、南の方にある国。「—に転戦する」「—海上」⇔北方。
なんぽう‐しんどう【南方振動】
南太平洋の東部とインドネシア付近において見られる海面気圧の変動。一方が高くなると、もう一方が低くなるという相関が見...
なんぽう‐ぶっきょう【南方仏教】
インド中部に起こった仏教が、南方に伝わったもの。スリランカ・ミャンマー・タイ・カンボジア・ラオスで信仰され、釈迦(...
なんぽ‐しょうみょう【南浦紹明】
[1235〜1309]鎌倉中期の臨済(りんざい)宗の僧。駿河の人。鎌倉建長寺住持。紹明は「じょうみん」「じょうみょ...
なんぽ‐ぶんし【南浦文之】
[1555〜1620]江戸初期の禅僧。日向の人。名は玄昌。島津氏に仕え、薩摩の竜源寺・大竜寺などに住す。「四書集註...
なんまいだ
「なむあみだぶつ(南無阿弥陀仏)」の音変化「なんまいだぶつ」の略。
なん‐まく【軟膜】
脳脊髄膜のうち最も内側にあり、脳脊髄を直接包んでいる膜。
ナンマドール‐いせき【ナンマドール遺跡】
《Nan Madol Ruins》ミクロネシア連邦、ポンペイ島南東部にある遺跡。柱状の玄武岩を積み重ねた巨石建造物...
なん‐マンガンこう【軟マンガン鉱】
二酸化マンガンからなる鉄黒色の不透明な軟らかい鉱物。繊維状または塊状で産出する。マンガンの鉱石。
なん‐みん【難民】
1 天災・戦禍などによって、やむをえず住んでいる地を離れた人々。 2 人種・宗教・政治的意見の相違などによる迫害を...
なんみん‐キャンプ【難民キャンプ】
難民や国内避難民を一時的に保護するための施設。一般には受け入れ国政府・UNHCR・IGO・NGOなどが設置・運営す...
なんみん‐さこく【難民鎖国】
日本の難民受け入れ数が諸外国に比べて非常に少ないことを批判的にいう語。 [補説]平成27年(2015)は7586人...
なんみんしんささんよいん‐せいど【難民審査参与員制度】
難民の認定を受けられなかった外国人による異議の申し立てに対して、法務大臣が決定を行う際に、法律や国際情勢に関する学...
なんみん‐じょうやく【難民条約】
《正式名称は「難民の地位に関する条約」》本国の庇護(ひご)がおよばない難民の保護を目的とする国際条約。迫害のおそれ...
なんみん‐せん【難民船】
母国を脱出する難民を乗せた船。特に、密航を斡旋(あっせん)する業者が不法に航行させる船舶をいう。
なんみん‐せんしゅだん【難民選手団】
オリンピック・パラリンピックで、政治の混乱などのために母国から参加できない選手で構成される選手団のこと。IOC・I...
なんみん‐にんてい【難民認定】
人種・宗教・政治的意見等により母国において迫害を受ける恐れがある人を、他国で難民と認定し、在留許可などを与える制度...
なん‐めい【南溟】
南方の大海。
なん◦めり
[連語]⇒なめり[連語]
なん‐めん【南面】
[名](スル) 1 南に面すること。また、南の面。「庭園に—する殿舎」 2 《昔、中国で天子は臣下に対面するとき、...
南面(なんめん)して天下(てんか)に聴(き)・く
《「易経」説卦から》天子の位に就いて、天下の人民の声を聞いて政治を行う。