はち‐じ【八字】
1 「八」の字の形。また、その形をしたもの。八の字。 2 8個の文字。
はちじかんろうどう‐せい【八時間労働制】
1日の労働時間を8時間とする制度。日本では、労働基準法で制度化されている。
はち‐じく【八軸】
巻子(かんす)仕立てのもの八つ。特に、8巻から成る法華経。「—の妙文」〈平家・灌頂〉
はちじっしゅ‐こう【八十種好】
「八十随形好(はちじゅうずいぎょうこう)」に同じ。
はちじ‐ひげ【八字髭】
八の字の形をした口ひげ。八の字ひげ。
はちじ‐まゆ【八字眉】
八の字の形に下がった眉。また、顔をしかめて八の字の形になった眉。八の字眉。
はち‐じゅう【八十】
1 10の8倍の数。やそ。 2 80歳。80年。やそじ。
はちきゅう
橋本治による社会評論集。昭和が終わり、天安門事件、ベルリンの壁崩壊といった出来事が起きた1989年を論じる。平成2...
はちじゅうごじゅう‐もんだい【八十五十問題】
⇒八〇五〇(はちまるごまる)問題
はちじゅう‐ずいぎょうこう【八十随形好】
仏の身体に備わる80の付随的な特徴。三十二相が顕著であるのに対し、微細で見分けにくい特徴。八十種好(はちじっしゅこう)。
はちじゅうにちかんせかいいっしゅう【八十日間世界一周】
《原題、(フランス)Le Tour du monde en quatre-vingts jours》ベルヌの長編空...
はちじゅうのせっきょう【八十の説教】
「説教集」の正題。
はちじゅう‐の‐みつご【八十の三つ児】
人間は老齢になるとおさな子のようになること。
はちじゅうはち‐の‐いわい【八十八の祝(い)】
88歳になったお祝い。米寿。米(よね)の祝い。
はちじゅうはち‐の‐ますかき【八十八の枡掻き】
商売繁盛の縁起を祝うために、88歳の人に米の枡掻きを切ってもらうこと。
はちじゅうはち‐や【八十八夜】
雑節の一。立春から88日目で、5月2日ごろにあたる。このころから農家は種まき・茶摘み・養蚕などに忙しい時期となる。...
八十八夜(はちじゅうはちや)の別(わか)れ霜(じも)
《「八十八夜」は、立春から88日目。陽暦の5月2日頃》八十八夜の頃に降りる霜。この季節の最後の霜で、これ以後は降り...
はちじゅうはっ‐かしょ【八十八箇所】
「四国八十八箇所」の略。
はちじゅう‐まっしゃ【八十末社】
伊勢内宮に属する80の末社。 《の意から、大神(だいじん)を大尽に掛けて》大尽の取り巻き。また、多くの眷属(けんぞ...
はちじょう【八丈】
「八丈島」の略。 「八丈絹」「八丈縞」の略。「黄—」
はちじょう‐いいんかい【八条委員会】
国家行政組織法第8条に基づいて、内閣府や各省庁の内部に設置される、審議会等の第三者組織。法律で定められた所掌事務の...
はちじょう‐がみ【八帖紙】
《紙8帖を要するところからという》正月の門松などに掛ける白紙の大きな幣(ぬさ)。新潟・長野・山梨・愛知の各県に分布。
はちじょう‐ぎぬ【八丈絹】
1 八丈島で織られる、多く平織りの絹織物。島内産の植物染料で、黄・鳶(とび)・黒などに絹糸を染めたもの。また、各地...
はちじょう‐ぐわ【八丈桑】
クワ科の落葉小高木。枝分かれが多く、葉は厚くつやがあり、先が尾状にとがる。伊豆諸島に分布。
はちじょう‐しだ【八丈羊歯】
イノモトソウ科の常緑多年生のシダ。暖地に自生。葉は長さ約1メートルで、長く堅い柄があり、羽状に細かく深く裂けている。
はちじょう‐じま【八丈島】
伊豆七島の一。東京都八丈支庁に属し、火山島。八丈絹を特産し、園芸用の熱帯植物の栽培も盛ん。明治初年まで流刑地とされ...
はちじょう‐じま【八丈縞】
八丈絹1の縞物。
はちじょうじま‐くうこう【八丈島空港】
東京都八丈町にある空港。地方管理空港の一。昭和37年(1962)開港。八丈島のほぼ中央に位置する。
はちじょうじまとうほうおき‐じしん【八丈島東方沖地震】
昭和47年(1972)12月4日、八丈島の東方沖で発生したマグニチュード7.2の地震。八丈島で震度6を観測。八丈島...
はちじょう‐だからがい【八丈宝貝】
タカラガイ科の巻き貝。暖海の岩礁にすむ。殻高8センチくらい。殻は厚く、背面が卵形にふくれ、殻表は栗色の地に青褐色の...
はちじょう‐どおり【八条通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。京都駅の南側を通り、平安京の八条大路にあたる。
はちじょう‐な【八丈菜】
キク科の多年草。中部地方以北の海岸の近くに自生。高さ約60センチ。葉は長楕円形。8〜10月ごろ、黄色い頭状花をつける。
はち‐じん【八陣】
中国の兵法で、古くから唱えられた8種類の陣立て。日本では、ふつう、平安時代に大江維時(おおえのこれとき)が唐から学...