はぶ‐げんせき【土生玄碩】
[1762〜1848]江戸後期の眼科医。安芸(あき)の人。名は義寿。シーボルトに散瞳薬を学び、代償として将軍家斉よ...
は‐ぶさ【羽房】
「羽ぶくら」に同じ。「—までこそ射込うだれ」〈長門本平家・一八〉
は‐ぶし【羽節】
羽の茎。「(鴫ハ)—を張ってばっと立ち」〈浄・国性爺〉
は‐ぶし【歯節】
歯茎。また、歯。「怒りの—に噛みしめ食ひ裂き」〈浄・彦山権現〉
歯節(はぶし)へ出(だ)・す
口に出して言う。口外する。「友達の義理を思ひ、歯ぶしへも出さなんだ」〈浄・浪花鑑〉
ハブ‐ステップ
《(和)hun+step》俗に、自転車の後輪軸の外側に突出させて付ける、棒状の金具。本来、転倒時に変速機を接地・破...
はぶ‐そう【波布草】
マメ科の一年草。高さ約1メートルに達し、葉は羽状複葉。夏、黄色の5弁花を開き、円柱状の豆果ができる。種子は緑色で円...
は‐ぶたえ【羽二重】
縦糸・横糸に良質の撚(よ)りのない生糸を用いて、多く平織りとした後(あと)練りの絹織物。肌触りがよく、つやがある。...
はぶたえ‐カナキン【羽二重カナキン】
綿の細糸を用い、地合いを密に織ったカナキン。裏地に用いる。ガスカナキン。
はぶたえ‐じま【羽二重縞】
ガス糸に絹糸をまぜて織った縞織物。
はぶたえ‐はだ【羽二重肌】
羽二重のように、きめが細かく、色白で滑らかな肌。餅(もち)肌。
はぶたえ‐もち【羽二重餅】
1 羽二重のようにきめ細かく滑らかな餅。 2 羽二重のように柔らかく作った短冊形の求肥(ぎゅうひ)菓子。福井市の名物。
はぶ‐ちゃ【波布茶】
ハブソウやエビスグサの種子を炒(い)って煎(せん)じ、茶のように飲むもの。健胃・解毒の効があるという。
はぶのみなと【波浮の港】
日本の唱歌の一。野口雨情が大正13年(1924)、「ハブの港」のタイトルで雑誌「婦人世界」に発表した詞に、中山晋平...
ハブ‐モーター
⇒インホイールモーター
はぶ‐よしはる【羽生善治】
[1970〜 ]将棋棋士。19世名人。埼玉の生まれ。平成元年(1989)竜王戦に勝利し、当時の最年少記録となる19...
は‐ブラシ【歯ブラシ】
歯磨き用の小さなブラシ。
は‐ぶり【羽振り】
1 鳥などが羽を振ること。はばたき。 2 世間における地位・勢力・人望などの程度。「—が利く」「—がよい」
は‐ぶり【葉振り】
葉の出ているぐあい。葉のかっこう。
羽振(はぶ)りを利(き)か・せる
地位や勢力などを利用して、思うように振る舞う。幅を利かせる。
はぶ・る
[動ラ五(四)]《名詞「はぶ」の動詞化》俗に、仲間外れにする。「グループ内で—・られる」
は‐ぶれ【羽触れ】
はばたいた羽が触れること。「ほととぎす鳴く—にも散りにけり盛り過ぐらし藤波の花」〈万・四一九三〉 [補説]例文の原...
ハブロック
ニュージーランド南島北東部、マールボロ地方の町。ブレナムの北西、ペロルス川とカイウマ川の合流点に位置する。19世紀...
ハブーブ
《アラビア語で強風の意》アフリカ北部に多くみられる大規模な砂嵐。
ハプスブルク‐け【ハプスブルク家】
《Habsburg》神聖ローマ帝国およびオーストリアの王家。10世紀なかば南ドイツに興り、13世紀以降しばしばドイ...
ハプタレー
スリランカ中部の町。標高約1400メートルの高原地帯に位置する。周辺には茶畑が広がり、紅茶の集散地として発展。19...
ハプティクス
触覚を主とするユーザーインターフェース技術の総称。フォースフィードバックなどが知られる。ハプティック技術。
ハプティック‐ぎじゅつ【ハプティック技術】
《haptic technology》⇒ハプティクス
ハプテン
単独で抗体と結合するが、それ自体は免疫応答を起こす能力のない低分子の物質。たんぱく質と結合して抗原となることができる。
ハプト‐しょくぶつ【ハプト植物】
単細胞の藻類の一群。ハプト植物門という独立した門を構成する。紅藻植物に由来する葉緑体と、名称の由来となったハプトネ...
ハプト‐そうるい【ハプト藻類】
⇒ハプト植物
ハプナビーチ‐しゅうりつこうえん【ハプナビーチ州立公園】
《Hapuna Beach State Park》米国ハワイ州、ハワイ島北西部にある州立公園。サウスコハラに位置し...
ハプナルフィヨルズル
アイスランド南西部の都市。首都レイキャビクの南方約10キロメートルに位置する。フィヨルドを利用した天然の良港を擁し...
ハプニング
1 思いがけない出来事。突発的な事件。 2 偶然的な出来事を呈示し、その効果を追求する音楽家・美術家の前衛的芸術運...
ハプル
⇒カプルー
は‐へい【派兵】
[名](スル)軍隊を派遣すること。「海外に—する」 [補説]書名別項。→派兵
はへい【派兵】
高橋治の処女小説。シベリア出兵をテーマとし、「シベリア出兵」「シベリアの虹」「雪と吹雪と」「凍土の孤影」の4部から...
は‐へん【歯偏】
漢字の偏の一。「齢」「齦(こん)」などの「歯」「齒」の称。→歯(し)
は‐へん【破片】
壊れた物のかけら。「ガラスの—」
は‐べつ【派別】
1 わかれて別々になること。分派。 2 党派・流派などによって区別すること。
はべ・り【侍り】
[動ラ変]《「は(這)いあり」の音変化で、神や天皇など、絶対者の前に恐れ入った態度でいるのが原義か》 1 「いる」...
はべり‐たま・う【侍り給ふ】
[連語]《かしこまった気持ちでいるの意の動詞「はべり」+尊敬の意の補助動詞「たまふ」》尊者に対する会話で、話し手が...
はべ・る【侍る】
[動ラ五(四)]《「はべ(侍)り」が「侍(じ)す」の意に意識されて意味の変化したもの》身分の高い人のそばに付き従っ...
歯(は)亡(ほろ)び舌(した)存(そん)す
《「説苑」敬慎から》剛強なものは滅びやすく、柔軟なものは残ることのたとえ。
は‐ほん【端本】
全集などひとそろいの書物で、欠けている部分があるもの。また、ひとそろいの書物の一部。零本(れいほん)。→完本
は‐ぼう【破帽】
破れた帽子。「弊衣(へいい)—」
は‐ぼうき【羽箒】
鳥の羽で作った小形のほうき。茶道具・香道具などとして用いる。はねぼうき。
は‐ぼうき【葉箒】
棕櫚(しゅろ)の葉などで作ったほうき。
はぼう‐ほう【破防法】
「破壊活動防止法」の略。
は‐ぼく【破墨】
水墨画の技法の一。淡墨で描いた上に、さらに濃墨で手を入れて立体感や全体の趣などを表すこと。中国、盛唐前期に始まる。...