はん【頒】
[常用漢字] [音]ハン(漢) [訓]わける わかつ 1 広くわけ与える。「頒価・頒布」 2 まだら。「頒白」 [...
はん【幡】
[人名用漢字] [音]ハン(漢) バン(慣) マン(慣) 旗。のぼり。「幡竿(はんかん)/幢幡(どうばん)」 [難...
はん【範】
[常用漢字] [音]ハン(漢) [訓]のり 1 基準となる一定の型。手本。「範式・範例/規範・師範・垂範・典範・文...
はん【繁】
[常用漢字] [音]ハン(漢) [訓]しげる しげし 1 草木がしげる。物事が盛んになる。たくさん増える。「繁栄・...
はん【蕃】
[人名用漢字] [音]ハン(漢) バン(慣) 〈ハン〉茂り増える。「蕃殖・蕃息」 〈バン〉 1 未開の異民族。「蕃...
はん【繙】
[音]ハン(漢) ホン(呉) [訓]ひもとく 書物を開いて読む。ひもとく。「繙閲(はんえつ)・繙読(はんどく)」
はん【藩】
[常用漢字] [音]ハン(漢) 1 まがき。垣根。「藩屏(はんぺい)・藩籬(はんり)」 2 垣根のように王室を守る...
はん【攀】
[音]ハン(呉)(漢) [訓]よじる 1 よじ登る。「攀縁/登攀」 2 上の人にすがりつく。「攀竜(はんりょう)」
はん【反】
[名] 1 ⇒反定立(はんていりつ) 2 「反切(はんせつ)」の略。 [接頭]名詞に付く。 1 それとは反対の、そ...
はん【半】
1 半分。半分の数量。2分の1。「一個—」「一メートル—」 2 正時から30分過ぎた時。「六時—」 3 2で割り切...
はん【判】
1 文書などに押して、しるしとするもの。印判。印形(いんぎょう)。はんこ。また、そのしるし。「書類に—をもらう」 ...
はん【版】
[名] 1 印刷で、インキを紙面に移す仲立ちとなるもの。印刷版や版木(はんぎ)。版式により、凸版・凹版・平版、また...
はん【班】
[名] 1 一つの集団を数人ずつに組み分けして、行動・作業を共にする小単位としたもの。「三つの—に分かれて討議する...
はん【斑】
まだら。ぶち。「白に黒い—のある犬」
はん【煩】
わずらわしいこと。面倒なこと。「—に堪えない」「—をいとわず」
はん【範】
手本。模範。「—を後世に残す」「工業先進国に—をとる」
はん【藩】
1 江戸時代、大名が支配した領域およびその統治機構。「長州—」 2 明治元年(1868)維新政府が旧幕府領に府・県...
ハン
モンゴル族・ウイグル族・トルコ族など遊牧民族の首長の称号。モンゴル帝国では、四ハン国の君主の称。ハガン。可汗(かが...
はん【汎】
[接頭]《英語のpanに「汎」の字を当てたもの》名詞に付いて、広くそのすべてにわたるという意を表す。「—太平洋同盟...
はん
[接尾]《「さん」の音変化》人名・役職名・団体名などに付いて、軽い尊敬の意を表す。多く、関西地方で話し言葉として使...
はん【犯】
[接尾]助数詞。刑を受けた回数を表すのに用いる。上に来る語によって「ぱん」ともなる。「前科三—」
はん‐あい【汎愛】
[名](スル)差別することなく、広く平等に愛すること。博愛。
はんあい‐しゅぎ【汎愛主義】
《(ドイツ)Philanthropinismus》18世紀の中ごろ、ルソーの影響を受けたドイツのJ=B=バセドーら...
はんアジア‐しゅぎ【汎アジア主義】
アジアの諸民族が団結して、植民地または半植民地的な状態を脱し、民族の独立を達成しようという思想および行動。孫文の大...
はんアフリカ‐しゅぎ【汎アフリカ主義】
アフリカ大陸をアフリカ人の手で統合しようとする思想と運動。19世紀末から起こった。
はんアメリカ‐かいぎ【汎アメリカ会議】
⇒汎米(はんべい)会議
はんアメリカ‐しゅぎ【汎アメリカ主義】
南北アメリカ大陸の諸国が、政治・経済などの面で協力し、平和と繁栄を築こうという思想・運動。米国が提唱、指導してきた...
はんアラブ‐しゅぎ【汎アラブ主義】
アラブ世界を統一しようとする思想と運動。第一次大戦前、オスマン帝国からの解放を求める運動として起こった。
ハーン‐アル‐ハリーリ
エジプトの首都カイロの旧市街、イスラム地区にある野外市場。多くの隊商宿があった14世紀末頃に創設。カイロ有数の市場...
はん‐い【犯意】
その行為が犯罪となることを知りながら行おうとする意思。
はん‐い【版位】
⇒へんい(版位)
はん‐い【叛意】
背こうとする意思。謀反心。叛心。
はん‐い【範囲】
ある一定の限られた広がり。ある区域。「広い—に渡る」「できる—で協力する」
はん‐い【藩医】
江戸時代、藩に仕えた医者。
はんい‐ご【反意語】
⇒対義語
はんイスラム‐しゅぎ【汎イスラム主義】
イスラム世界の統合を目ざす思想、運動。19世紀後半、ヨーロッパ帝国主義の侵略に対して、全イスラム教徒の団結や自覚を...
はん‐いそう【反位相】
⇒逆位相
はんい‐の‐けいざい【範囲の経済】
《「範囲の経済性」とも》複数の製品をそれぞれ別の企業が生産するよりも、同一の企業がまとめて生産した方が費用を節減で...
はん‐いん【班員】
班を構成している人。
はん‐いんえい【半陰影】
⇒半影(はんえい)
はん‐いんよう【半陰陽】
染色体・性腺・性器などが男性型・女性型のどちらか一方に統一されていないか、またはあいまいな状態で、男女の判定が難し...
はん‐うきぼり【半浮(き)彫(り)】
浮き彫りの一。絵・模様・文字などの盛り上がりが、高浮き彫りと薄浮き彫りの中間程度のもの。半肉彫り。
はん‐えい【反映】
[名](スル) 1 光や色などが反射して光って見えること。「夕日が雪山に—する」 2 対照的に色がうつり合って美し...
はん‐えい【反影】
1 夕日の照り返し。反照。 2 「反映3」に同じ。「自己は客観世界の—である」〈西田・善の研究〉
はん‐えい【半影】
広がりをもつ光源の光を受けてできる物体の影のうち、本影(ほんえい)の外側の薄明るい部分。半陰影。半暗部。
はん‐えい【繁栄】
[名](スル)豊かにさかえること。さかえて発展すること。「社会の—」「子孫が—する」
はん‐えいきゅう【半永久】
ほとんど永久に近い長い期間。また、それほど耐久性のあること。「—の寿命がある」
はんえいきゅう‐てき【半永久的】
[形動]ほとんど永久であるさま。「—な耐火建築」
はんえい‐げっしょく【半影月食/半影月蝕】
月食で、月が地球の半影に入って、月面の一部または全部がわずかに暗くなる現象。本影に隠される皆既月食または部分月食と...
はんえい‐しょく【半影食/半影蝕】
⇒半影月食