ほら‐が‐とうげ【洞ヶ峠】
京都府八幡市と大阪府枚方(ひらかた)市との境にある峠。標高約70メートル。天正10年(1582)の山崎の戦いで、明...
ほら‐ぐち【洞口】
茶室などで、床の間の脇壁に設けた開口部。床脇を広くみせるためのもの。縁(ふち)を壁土で塗りめぐらし、上部は半円形とする。
ホラサーン
《太陽の昇る国の意》イラン東部からヒンズークシ山脈以南に至る地方名。中央アジアとイランを結ぶ要地で、アレクサンドロ...
ホラショビツェ
チェコ南部、南ボヘミア地方の村。地域特有のバロック様式で建てられた家屋や礼拝堂は、18世紀から19世紀にかけてのも...
ホラズム
中央アジアのアムダリア下流域の古称。中央アジア古代文明の一中心地。現在はウズベキスタン・トルクメニスタンに所属。コ...
ホラズム‐ちょう【ホラズム朝】
ホラズム地方に興ったトルコ系イスラム王朝。1077年、セルジュークトルコから独立。13世紀初頭には、イラン・アフガ...
ほらだんしゃく【法螺男爵】
冒険心に富み話術に長けた実在の人物、ミュンヒハウゼン男爵の体験談を元にした冒険譚「法螺吹き男爵の冒険」の主人公。1...
ホラティウス
[前65〜前8]古代ローマの詩人。その著「詩論」は後世に大きな影響を与えた。作「風刺詩」「書簡詩」など。
ホラティウスきょうだいのちかい【ホラティウス兄弟の誓い】
《原題、(フランス)Le Serment des Horaces》ダビッドの絵画。カンバスに油彩。ローマへの忠誠を...
ほら‐どこ【洞床】
茶室の床の間の一様式。床の前面の間口より床内が広く、洞を思わせるような床。
ほら‐ばなし【法螺話】
大げさで、でたらめな話。
ほら‐ふき【法螺吹き】
大げさなでたらめを言ったり、大言を吐いたりする人。
ほらふきアンリのぼうけん【ホラ吹きアンリの冒険】
荻野アンナの自伝的長編小説。平成13年(2001)刊。フランス系アメリカ人である著者の父、アンリ=ガイヤールが世界...
ほらふきだんしゃくのぼうけん【法螺吹き男爵の冒険】
《原題、(ドイツ)Die Abenteuer des Freiherron von Münchhausen》ビュル...
ほら‐ほら
[副] 1 炎などがかすかに揺れ動くさま。ゆらゆら。「灯影の—と覚束なくも漂いつつ」〈紅葉・不言不語〉 2 着物の...
ほら‐ほら【洞洞】
[副]中がうつろで広いさま。「内は—、外(と)はすぶすぶ」〈記・上〉
法螺(ほら)を吹(ふ)・く
1 法螺貝を吹き鳴らす。 2 大げさなでたらめを言ったり、大きなことを言ったりする。「口から出まかせの—・く」
ホランディア
インドネシア東端、イリアンジャヤ(ニューギニア島西部)北岸の港湾都市ジャヤプラの旧称。
ホラント
オランダ西部の地方。独立以来、政治・経済・文化の中心となってきたためオランダ全土をさすこともある。現在は、ノルト(...
ホランド‐ビレッジ
シンガポール、市街中心部の一地区。ホランドアベニュー周辺を指す。高級住宅街があり、欧米人が多く居住する。また芸術家...
ほランプかもめ【帆・ランプ・鴎】
丸山薫の第1詩集。叙情詩。昭和7年(1932)刊行。
ホラー
恐怖。戦慄(せんりつ)。「—映画」
ホラー‐えいが【ホラー映画】
《horror picture》ショック・恐怖・戦慄をねらった映画。スリラー映画・オカルト映画と重なりあう部分が多い。
ホラーサーン
⇒ホラサーン
ほり【堀/濠/壕】
1 土地を掘って水を通した所。掘り割り。 2 敵の侵入を防ぐために、城の周囲を掘って水をたたえた所。
ほり【堀】
姓氏の一。 [補説]「堀」姓の人物堀晃(ほりあきら)堀杏庵(ほりきょうあん)堀辰雄(ほりたつお)堀麦水(ほりばくすい)
ほり【彫り】
1 彫ること。また、彫ったぐあい。「巧みな—」 2 彫ったような凹凸(おうとつ)。「—の深い顔」
ほ‐り【捕吏】
罪人をめしとる役人。とりて。とりかた。
ほり‐あきら【堀晃】
[1944〜 ]SF作家。兵庫の生まれ。高校時代から筒井康隆主宰のSF同人誌「NULL」などに参加、創作をはじめる...
ほり‐あげ【彫(り)上げ】
1 彫刻・印刻などで、模様・文字を高く、地を低く彫ること。浮き彫り。 2 彫り終えること。
ほり‐あ・げる【彫(り)上げる】
[動ガ下一][文]ほりあ・ぐ[ガ下二] 1 彫り終える。「出品作品を—・げる」 2 浮き彫りに彫る。「葡萄の模様を...
ほり‐あ・てる【掘(り)当てる】
[動タ下一][文]ほりあ・つ[タ下二] 1 掘っていって埋まっているものを捜し当てる。「温泉を—・てる」 2 隠れ...
ほり‐いけ【掘(り)池】
掘って作った人工の池。
ほり‐いど【掘(り)井戸】
地面を掘り下げて作った井戸。掘り井。
ほり‐う・う【掘り植う】
[動ワ下二]草木を掘り取ってきて、他の所に植える。「花の木も今は—・ゑじ春立てば移ろふ色に人ならひけり」〈古今・春下〉
ほりうち【堀内】
姓氏の一。 [補説]「堀内」姓の人物堀内敬三(ほりうちけいぞう)堀内恒夫(ほりうちつねお)
ほりうち‐けいぞう【堀内敬三】
[1897〜1983]音楽評論家。東京の生まれ。ラジオの音楽番組などを通して洋楽の普及に尽力。著「音楽五十年史」など。
ほりうち‐つねお【堀内恒夫】
[1948〜 ]プロ野球選手・監督。山梨の生まれ。昭和40年(1965)巨人に入団。ルーキーで開幕から13連勝を含...
ほりうち‐は【堀内派】
自由民主党の派閥の一。宏池(こうち)会分裂時の一方の平成13年(2001)から同17年における通称。森喜朗内閣不信...
ほり‐え【堀江】
掘って水を通した人工の川。疎水。
ほりえ【堀江】
姓氏の一。 [補説]「堀江」姓の人物堀江謙一(ほりえけんいち)堀江敏幸(ほりえとしゆき)
ほりえ‐けんいち【堀江謙一】
[1938〜 ]探険家。大阪の生まれ。昭和37年(1962)、小型ヨットのマーメイド号で日本人初の太平洋単独横断に...
ほりえ‐としゆき【堀江敏幸】
[1964〜 ]小説家・フランス文学者。岐阜の生まれ。「熊の敷石」で芥川賞受賞。評論や翻訳書も多い。他に「おぱらば...
ほり‐おこ・す【掘(り)起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 掘って土を返す。開墾する。「畑を—・す」 2 掘って外に出す。「球根を—・す」 3 今まで隠...
ほりお‐よしはる【堀尾吉晴】
[1543〜1611]安土桃山時代の武将。尾張の人。名は可晴とも書く。豊臣秀吉に仕えて、慶長3年(1598)三中老...
ほり‐かえ・す【掘(り)返す】
[動サ五(四)] 1 掘って下の土を上に出す。「田を—・す」 2 前に埋めた所を再び掘る。「道路を—・す」 3 一...
ほり‐かわ【堀川/堀河】
京都市街のほぼ中央を南流する川。北区大宮で賀茂川から分流し、南区上鳥羽付近で鴨川に注ぐ。→賀茂川 浄瑠璃「近頃河原...
ほりかわ‐いん【堀川院】
藤原基経の邸。京都堀川の東にあった。のち、円融天皇・堀河天皇の里内裏として使われた。
ほりかわ‐がく【堀川学】
《伊藤仁斎が京都堀川の古義堂で提唱・教授したところから》古義学の異称。
ほりかわ‐じゅく【堀川塾】
江戸時代、伊藤仁斎が京都堀川のほとりの自邸に開いた私塾。古義堂。