まき‐ごめ【蒔き米】
神仏に詣(もう)でたとき、神前・仏前にまいて手向ける米。
まき‐さく【真木割く/真木栄く】
[枕]木をさいた割れ目を「ひ」というところから、「檜(ひ)」にかかる。「—檜の御門(みかど)」〈記・下・歌謡〉
まき‐ざっぱ【薪雑把】
「まきざっぽう」に同じ。
まき‐ざっぽう【薪雑把】
薪にするために切ったり割ったりした木切れ。まきざっぱ。
マキシ
洋装で、コート・スカートなどが、くるぶしに届くほどの長い丈であること。マキシ丈。「—ドレス」
マキシ
《Monitor of All-sky X-ray Image》⇒全天X線監視装置
マキシ‐シングル
直径が12センチのCDに、シングル盤相当の曲数をおさめたもの。
マキシ‐たけ【マキシ丈】
⇒マキシ
マキシマム
1 最大。最大限。極限。「計測値はその—に達した」⇔ミニマム。 2 数学で、極大。極大値。⇔ミニマム。
クリンガー
[1752〜1831]ドイツの劇作家・小説家。ゲーテ・レンツらとともに新文学運動を展開。戯曲「シュトゥルム‐ウント...
マキシミン‐せんりゃく【マキシミン戦略】
《maximin principle》ゲーム理論の用語。最悪の場合に手に入る利益が最大になるものを選択すること。
マキシム
格言。金言。箴言(しんげん)。
マキシモビッチ
[1827〜1891]ロシアの植物学者。アムール川地方などの植物を調査。日本にも1861年(文久元)から約3年間滞...
まき‐じ【蒔地】
漆器の下地の一。素地(きじ)に直接漆を塗り、地の粉・砥粉(とのこ)などを蒔いて付着させ、下地とするもの。
まき‐じく【巻(き)軸】
軸をつけて巻けるようにした書画。巻き物。
まき‐じた【巻(き)舌】
1 舌の先を巻くようにして勢いよく話すこと。また、その口調。江戸っ子に特有のもの。べらんめえ口調。「—でまくしたて...
まき‐じゃく【巻(き)尺】
容器に巻き込んでおき、使用時に引き出して用いるテープ状の物差し。布製・紙製・金属製などがある。
まき‐スカート【巻(き)スカート】
腰に巻きつけてはくスカート。ラップスカート。
まき‐ストーブ【薪ストーブ】
薪を燃料とするストーブ。薪を燃やすための箱状の本体のほか、煙突が必要となる。
まき‐すなご【蒔き砂子】
絵画・工芸品などで、金銀の粉をまきつけたもの。
まき‐ずし【巻き鮨】
海苔(のり)や薄焼き玉子、板状にしたとろろ昆布で、具を芯にして鮨飯を巻いたもの。細巻き・太巻きや伊達(だて)巻き・...
まき‐ずるめ【巻き鯣】
巻いて輪切りにしたするめ。婚礼のときなどに、酒のさかなとして形式的に出す祝儀物。
まき‐せん【巻(き)線/捲き線】
コイルのこと。
まき‐せん【蒔き銭/撒き銭】
1 神詣(かみもう)での際、特に伊勢神宮の参拝者が諸宮を巡拝する際に、蒔(ま)き米の代わりにまいて手向ける銭。多く...
まき‐そで【巻袖】
和服の袖形の一。広袖の袖口を残し、下部を三角に折って仕立てたもの。仕事着・はんてんなどに用いる。三角袖。捻(ね)じ袖。
まき‐ぞい【巻(き)添い】
「まきぞえ(巻き添え)」の音変化。
まき‐ぞえ【巻(き)添え】
1 他人の起こした事件に引き込まれて損害をこうむること。掛かり合い。ひきあい。そばづえ。「—を食う」「隣の火事の—...
まき‐ぞめ【巻(き)染(め)】
絞り染めの一。絹または布を巻き、その上を細いひもで固く巻いて染色し、ひもで巻いた部分を白く残した染め方。
ま‐きた【真北】
正しく北にあたる方角。正北。
真木(まき)立(た)つ山(やま)
杉・檜などが生い茂っている山。「さびしさはその色としもなかりけり—の秋の夕暮」〈新古今・秋上〉
まき‐タバコ【巻(き)タバコ】
巻き固めて細い棒の形にしたタバコ。紙巻と葉巻がある。
まき‐だる【巻き樽】
酒樽の一。蕨縄(わらびなわ)で巻いたもので、進物用とする。
まき‐ちら・す【撒き散らす】
[動サ五(四)]あたり一面に広がるようにまく。また、あちらこちらに広める。「悪臭を—・す」「うわさを—・す」
まき‐つ・く【巻(き)付く】
[動カ五(四)]他の物のまわりに絡んでつく。ぐるぐる巻いてつく。「ヘチマのつるが支柱に—・く」「綱がスクリューに—...
まき‐つけ【蒔き付け】
作物の種をまくこと。
まき‐つ・ける【巻(き)付ける】
[動カ下一][文]まきつ・く[カ下二]他の物のまわりに絡んでつくようにする。ぐるぐる巻いてつける。「ロープをからだ...
まき‐つ・ける【蒔き付ける】
[動カ下一][文]まきつ・く[カ下二]作物の種をまく。「麦を—・ける」
まき‐づめ【巻(き)爪】
爪の両端が丸まって皮膚に食い込んだもの。多くは足の親指にでき、細菌が入り化膿(かのう)して痛んだり、水虫にかかった...
まき‐と【巻斗】
肘木(ひじき)の上に用いる小さい斗(ます)。上の肘木や桁(けた)などを一方向のみ支えるもの。
まき‐とり【巻(き)取り】
1 巻き取ること。 2 「巻き取り紙」の略。
まきとり‐がみ【巻(き)取り紙】
抄紙機から帯状に出てくる紙を一定量巻き取ったもの。新聞・雑誌など大量の印刷に使う。まきとりし。
まき‐と・る【巻(き)取る】
[動ラ五(四)]巻いて別のものに移し取る。「たこ糸を木片へ—・る」
まき‐どう【満奇洞】
岡山県中西部、カルスト台地の阿哲台にある鍾乳洞。洞口の高さ4メートル、幅1.5メートル、洞内の総延長約450メート...
まき‐なおし【蒔き直し】
1 種をもう一度まくこと。 2 物事を初めからやり直すこと。「新規—」
マキナック‐とう【マキナック島】
《Mackinac Island》⇒マキノー島
まき・ぬ【纏き寝/枕き寝】
[動ナ下二]互いに手を枕にして寝る。共寝する。「現(うつつ)には更にもえ言はず夢にだに妹がたもとを—・ぬとし見ば」...
まきの【牧野】
姓氏の一。 [補説]「牧野」姓の人物牧野英一(まきのえいいち)牧野茂(まきのしげる)牧野省三(まきのしょうぞう)牧...
まきの‐えいいち【牧野英一】
[1878〜1970]刑法学者。岐阜の生まれ。主観主義的な刑法理論を展開、応報刑主義を批判して教育刑主義を唱えた。...
まきのお【槙尾】
京都市右京区北部の地名。清滝川に沿う紅葉の名所で、高尾(高雄)・栂尾(とがのお)とともに三尾(さんび)とよばれる。...
まきの‐しげる【牧野茂】
[1928〜1984]プロ野球選手・コーチ。香川の生まれ。昭和27年(1952)名古屋軍(中日の前身)に入団。選手...