まぶたのはは【瞼の母】
長谷川伸の戯曲。幼い頃に生き別れた母を探すやくざの忠太郎の物語。昭和5年(1930)雑誌「騒人」に発表。昭和6年(...
まぶ‐だち
親友をいう俗語。 [補説]「まぶ」は「本当」「真実」の意、「だち」は「ともだち」の略。的屋(てきや)の隠語を不良少...
ま‐ぶち【目縁/眶】
目のふち。また、まぶた。「—をほんのり紅(あから)めて」〈木下尚江・良人の自白〉
まぶちがわ【馬淵川】
渡辺喜恵子の小説。岩手県北部を流れる馬淵川沿いの町を舞台にした、一族四代にわたる年代記。昭和34年(1959)刊行...
ま‐ぶな【真鮒】
ギンブナの別名。また、近畿地方で、ゲンゴロウブナの別名。
まぶに【摩文仁】
沖縄県糸満市の地名。第二次大戦末期の沖縄戦の激戦地。一帯は沖縄戦跡国定公園。
まぶ・る【塗る】
[動ラ五(四)]「まぶす」に同じ。「あるへいの棒に肉桂の粉を—・ったもので」〈中勘助・銀の匙〉 [動ラ下二]「まぶ...
まぶ・る【守る】
[動ラ四]「まぼる」の音変化。「わらはが顔をあいつに—・らせうと思うて」〈虎清狂・鏡男〉
まぶ・れる【塗れる】
[動ラ下一][文]まぶ・る[ラ下二]「まみれる」に同じ。「鰌(どじょう)は乾いた庭の土に—・れて」〈長塚・土〉
マブール‐とう【マブール島】
《Pulau Mabul》マレーシア、ボルネオ島の北東、セレベス海に浮かぶ島。シパダン島の北約15キロメートルに位...
マプート
アフリカ南東部、モザンビーク人民共和国の首都。同国南部、インド洋に臨む港湾都市。19世紀末、南アフリカと鉄道で結ば...
マプングブエ
南アフリカ共和国北東部、ジンバブエ、ボツワナとの国境付近にある都市遺跡。13世紀に栄華を極めたマプングブエ王国の首...
マヘシュワル
インド中央部、マディヤプラデシュ州の都市。インドールの南西約60キロメートル、ナルマダ川沿いに位置する。「ラーマー...
マヘ‐とう【マヘ島】
《Mahé》セイシェル共和国の島。セイシェル諸島南西部に位置する主島で、同国の総面積の3分の1を占める。首都ビクト...
ジャクソン
[1911〜1972]米国の歌手。ゴスペルソングの女王といわれた。
マヘレ‐の‐はねばし【マヘレの跳ね橋】
⇒マヘレ橋
マヘレ‐ばし【マヘレ橋】
《Magere Brug》オランダの首都アムステルダムの中心部にある橋。17世紀に建造。1930年代に改築され、現...
まべ‐がい【まべ貝】
ウグイスガイ科の二枚貝。サンゴ礁などにみられ、烏帽子(えぼし)形で、殻長約15センチ。殻表は黒褐色、内面は青灰色で...
まべち‐がわ【馬淵川】
岩手県北部の葛巻町あたりの北上高地に源を発し、北流ののち北東に流れ、八戸市で太平洋に注ぐ川。長さ142キロ。
マペット
《marionette(操り人形)とpuppet(指人形)の合成語》中に手や腕を入れて操る人形。米国のテレビ番組「...
ま‐ほ【真帆】
《「まぼ」とも》追い風を全面に受けて十分に張った帆。→片帆(かたほ)
ま‐ほ【真秀/真面】
[名・形動ナリ] 1 よく整って十分なこと。完全なこと。また、そのさま。和歌では多く「真帆」に掛けて使われる。⇔偏...
ま‐ほう【魔法】
人間の力ではなしえない不思議なことを行う術。魔術。妖術(ようじゅつ)。
まほう‐かく【魔法核】
陽子または中性子の数が魔法数である原子核。
ま‐ほうじん【魔方陣】
⇒方陣2
まほう‐すう【魔法数】
原子核の結合エネルギーが大きく、安定した原子核を構成する際の陽子や中性子の数。陽子または中性子の数が2、8、20、...
まほう‐つかい【魔法使い/魔法遣い】
魔法を行う人。
まほうつかいのくしゃんねこ
吉行理恵による児童文学作品。昭和46年(1971)、講談社より刊行。絵は西巻茅子。同年の第9回野間児童文芸推奨作品...
まほうにかけられるマーリン【魔法にかけられるマーリン】
《原題、The Beguiling of Merlin》⇒欺かれたマーリン
まほう‐の‐かず【魔法の数】
⇒魔法数
まほうのたる【魔法の樽】
《原題The Magic Barrel》米国の小説家マラマッドの短編小説集。1958年刊。全米図書賞受賞。
まほう‐の‐つえ【魔法の杖】
1 魔法使いが、魔法をかけるときに用いるという杖。魔法棒。魔杖(まじょう)。 2 (比喩的に)それがあれば、さまざ...
まほう‐びん【魔法瓶】
保温または保冷に用いる容器。内外2層のガラスの間を真空にし、内壁を銀めっきして熱の伝導・放射・対流を防ぎ、中に入れ...
マホガニー
センダン科の常緑大高木。高さ約30メートルになる。葉は羽状複葉。夏に黄緑色の花がつき、卵形の実を結ぶ。材は紅黒色で...
まほし
[助動][まほしから|まほしく・まほしかり|まほし|まほしき・まほしかる|まほしけれ|○]《「まくほし」の音変化》...
マホ‐ビーチ
西インド諸島東部、セントマーチン島南部のオランダ自治領シントマールテンにある海岸。西部のプリンセスジュリアナ国際空...
マホベイ‐ビーチ
⇒マホビーチ
マホメット
⇒ムハンマド
マホメット‐きょう【マホメット教】
イスラム教の俗称。主にヨーロッパで用いられた。
まほ‐ら
すばらしい場所。まほらま。まほろば。「聞こし食(を)す国の—ぞ」〈万・八〇〇〉
まほら‐ま
「まほら」に同じ。「大和は国の—畳(たた)なづく青垣山隠(やまごも)れる大和しうるはし」〈景行紀・歌謡〉
まほろえきまえただべんりけん【まほろ駅前多田便利軒】
三浦しをんの小説。平成18年(2006)刊行。同年、第135回直木賞受賞。平成23年(2011)映画化。
まほろ‐ば
「まほら」に同じ。「大和は国の—畳(たた)なづく青垣山籠(やまごも)れる大和しうるはし」〈記・中・歌謡〉
マホーリー
タイ古典音楽の中でも大規模な合奏形態のこと。クルアンサーイとピーパートの両編成に、ソーサームサーイを加えたもの。
マホーン‐ベイ
カナダ、ノバスコシア州の町。ノバスコシア半島南西部、マホーン湾の深い入江に臨む。セントジェームズ教会をはじめ、海辺...
ま‐ぼし【真星】
的(まと)の中央の丸い点。
まぼし・い【眩しい】
[形][文]まぼ・し[シク]「まぶしい」に同じ。「女の一人は—・いと見えて、団扇を額の所に翳(かざ)している」〈漱...
ま‐ぼや【真海鞘】
尾索類のホヤの一種。体は卵形で、体長約15センチ、赤橙色。表面は円錐状の突起で覆われ、下端の突起で岩などに付着する...
まぼら・う【守らふ】
[動ハ下二]《動詞「まぼる」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」から》「まもらう」に同じ。「中納言はかたちのいと美しげ...
まぼ・る
[動ラ四]食べる。また、むさぼり食う。「摘んだる菜を親や—・るらむ」〈土佐〉