もん【文/聞】
〈文〉⇒ぶん 〈聞〉⇒ぶん
もん【門】
[音]モン(呉) [訓]かど [学習漢字]2年 〈モン〉 1 出入り口。「門戸・門歯・門番/開門・関門・鬼門・軍門...
もん【紋】
[常用漢字] [音]モン(呉) [訓]あや 1 模様。あや。「紋様/衣紋(えもん)・小紋(こもん)・指紋・地紋・蛇...
もん【問】
[音]モン(呉) [訓]とう とい とん [学習漢字]3年 〈モン〉 1 といただす。とう。とい。「問診・問責・問...
もん【悶】
[音]モン(呉) [訓]もだえる 1 もだえ苦しむ。「悶死・悶絶・悶悶/苦悶・煩悶」 2 もつれる。「悶着」
もん【物】
「もの(物)」の音変化。近世後期頃から関東の言葉によく見られる。「うまい—が食いたい」「何か書く—はないか」「ばか...
もん【者】
「もの(者)」の音変化。近世後期頃から関東の言葉によく見られる。「若い—に任せる」
もん【文】
1 《中国、唐の開元通宝1枚の重さが1匁(もんめ)あったところから》銭貨の個数・貨幣単位。1貫の1000分の1。「...
もん【門】
[名] 1 建築物の外囲いに設けた出入り口。また、その構築物。かど。「—を閉ざす」 2 事物が必ず通る所。ある事の...
もん【門】
夏目漱石の小説。明治43年(1910)発表。不義の結婚による夫婦のわびしい生活を通し、人生の深淵を描く。
もん【紋/文】
1 物の表面に表された図形。あや。紋様。「波形の—を描く」 2 代々その家で定め伝えられる家のしるし。紋所。定紋(...
もん【悶】
もだえること。煩悶。「酒をもて—を解(げ)すという年上の友」〈啄木・忘れがたき人々〉
もん
《「もの」の音変化》 [接助]「もの」に同じ。「実力があるんだ—、合格するにきまってるよ」 [終助]「もの」に同じ...
もん【問】
[接尾]助数詞。質問・設問などの数を数えるのに用いる。「六—のうち四—は正解」
もん‐いき【門閾】
門の敷居。
もん‐いん【門院】
女院(にょいん)で、院号に皇居の門の名をつけた場合の総称。後一条天皇の生母藤原彰子を上東門院と称したのに始まる。
もん‐えい【門衛】
門を見張り守る人。門番。
もん‐おめし【紋御召】
紋織りの御召縮緬(ちりめん)。紋織り御召。
もん‐おり【紋織(り)】
1 文様を織り出すこと。また、その織物。 2 「紋織物」の略。
もん‐おりもの【紋織物】
平織り・斜文織り・繻子(しゅす)織りなど各種の組織を組み合わせ、また色糸を使って文様を織り出した織物の総称。
もん‐か【門下】
1 師の門に入り、教えを受けること。また、その人。門人。門弟。「—に入(い)る」 2 門の下。また、人のもとに近く...
もん‐か【紋菓】
⇒御紋菓
もんか
[終助]終助詞「ものか」の音変化。「ものか」よりくだけた言い方。「そんなことある—」
モン‐カイ
ベトナム北部、クアンニン省の都市。中国の東興と国境を接する。経済特区に指定され、中越間の国境貿易が盛ん。近郊に、海...
もんか‐ききょろう【門下起居郎】
外記(げき)の唐名。
もん‐かく【門客】
1 食客。いそうろう。「—等を相率(ひき)ゐて、御迎への為に参向すべきの由」〈吾妻鏡・一〉 2 譜代の家臣でない家...
もんか‐しょう【文科相】
文部科学大臣のこと。
もんか‐しょう【文科省】
文部科学省のこと。
もんか‐しょう【門下省】
中国の官署名。主として詔勅の審議をつかさどった。晋代に漢代の侍中を改編して成立、隋・唐時代に完備したが、宋代には形...
もんか‐じちゅう【門下侍中】
1 中務卿(なかつかさきょう)の唐名。 2 大納言(だいなごん)の唐名。
もんか‐じろう【門下侍郎】
中務輔(なかつかさのすけ)の唐名。
もんか‐せい【門下生】
門人。門弟。
モンカダ‐へいえい【モンカダ兵営】
《Cuartel Moncada》キューバ南東部の都市サンティアゴ‐デ‐キューバにある旧兵営。19世紀半ばに刑務所...
モンカリエーリ‐じょう【モンカリエーリ城】
《Castello di Moncalieri》イタリア北西部、ピエモンテ州、トリノ南郊の町モンカリエーリにある城...
もんか‐ろくじ【門下録事】
1 中務録(なかつかさのさかん)の唐名。 2 外記(げき)の唐名。
もんかん【文観】
[1278〜1357]鎌倉後期・南北朝時代の真言宗の僧。別名、弘真。通称、小野僧正。後醍醐天皇の帰依を受け、終始南...
もん‐かん【門鑑】
門の通行を許す許可証。
もん‐かんばん【紋看板】
江戸時代、歌舞伎劇場の看板の一種。主な役者の名を、それぞれの定紋や役柄の下に1枚ずつに分けて書いたもの。作者や振り...
もん‐がい【門外】
1 門のそと。門よりそとの所。 2 その分野を専門としていないこと。専門外。
もんがい‐かん【門外漢】
その物事について専門家でない人。畑違いの人。「経理については—だ」
もんがい‐ふしゅつ【門外不出】
貴重な芸術品などで、めったに他人に見せたり貸したりせず秘蔵すること。また、その物。「—の古文書」
もんがく【文覚】
平安末期・鎌倉初期の真言宗の僧。俗名は遠藤盛遠。もと北面の武士で、誤って袈裟御前(けさごぜん)を殺して出家。神護寺...
もん‐がた【紋形】
模様。紋のかた。
もん‐がまえ【門構え】
1 門を構えつくること。また、その門のつくり。「堂々たる—」 2 漢字の構えの一。「間」「問」などの「門」の称。か...
もん‐がみ【紋紙】
1 種々の模様をすき込んだ紙。 2 ジャカード機に付随する穴のあいた型紙。 3 紋付きを畳むとき、汚れを防ぐため紋...
もん‐がら【紋柄】
模様の柄。紋様。
もんがら‐かわはぎ【紋殻皮剝】
フグ目モンガラカワハギ科の海水魚。全長約35センチ。体は卵形で側扁し、口のまわりが橙色、背は黒褐色で黄色の網状斑が...
モンガル
ブータン東部の町。モンガル県の県庁所在地。近代化以降に建設され、東西および南北を結ぶ幹線道路の交点に位置する。モン...
もんき‐あげは【紋黄揚羽】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張11〜14センチ。翅は黒く、後ろ翅に黄白色の紋がある。暖地に多く、幼虫はキ...
もんき‐ちょう【紋黄蝶】
シロチョウ科のチョウ。早春から出現する。翅(はね)の開張約5センチ。雄の翅は黄色で、前翅の外縁に黒紋、後ろ翅の中央...