りっ‐し【立志】
志を立てること。将来の目的を定めて、これを成し遂げようとすること。
りっ‐し【律師】
1 戒律に通じた僧。 2 僧綱(そうごう)の一。僧正・僧都(そうず)に次ぐ僧官。正・権の二階に分かれ、五位に準じた。
りっ‐し【律詩】
漢詩の一体。一定の韻律に従う8句からなる。第1・2句を起聯(きれん)(首聯)、第3・4句を頷聯(がんれん)(前聯)...
りっ‐しき【立式】
[名](スル)数式を作成すること。「文章題から—する」
りっし‐しゃ【立志社】
明治7年(1874)板垣退助らを中心に高知県で結成された政治結社。当初は士族救済を目的としたが、のち、民選議院設立...
りっし‐でん【立志伝】
志を立て、苦労と努力の末に成功した人の伝記。
立志伝(りっしでん)中(ちゅう)の人(ひと)
苦労と努力を重ねて志を遂げ、成功した人。
りっ‐しゃ【立射】
[名](スル) 1 小銃の射撃姿勢の一。立ったままで、両腕で銃を支え射撃をする仕方。たちうち。 2 弓道で、立った...
りっ‐しゃ【竪者/立者】
《「りつ」は「竪」を習慣的に読んだもの》仏語。 1 法会の竪義(りゅうぎ)のとき、義を立てて質問に答える僧。 2 ...
りっしゃく‐じ【立石寺】
山形市山寺にある天台宗の寺。山号は、宝珠山。俗称、山寺。貞観2年(860)円仁の開創と伝える。比叡山延暦寺の法灯を...
りっ‐しゅう【立秋】
二十四節気の一。太陽の黄経(こうけい)が135度に達する日をいい、太陽暦で8月8日ごろ。暦の上で秋の始まる日で、以...
りっ‐しゅう【律宗】
仏教の宗派の一。戒律を守り実行することを教義とする。中国の道宣が広め、日本へは天平勝宝6年(754)に唐僧鑑真(が...
りっ‐しゅう【立宗】
宗教・宗派が打ち立てられ、生まれること。立教。開宗。
りっ‐しゅん【立春】
二十四節気の一。節分の翌日。太陽の黄経(こうけい)が315度に達する日をいい、太陽暦で2月4日ごろ。暦の上で春がは...
りっしゅん‐だいきち【立春大吉】
立春に禅寺やその檀家の門の左右にはる紙札の文句。また、その紙札。《季 春》
りっ‐しょう【立証】
[名](スル) 1 証拠をあげて事実を証明すること。「有罪を—する」 2 「論証」に同じ。
りっ‐しょう【立哨】
[名](スル)兵などが、一定の場所に立って警戒・監視の任に当たること。また、その兵。
りっしょうあんこくろん【立正安国論】
鎌倉時代の仏教書。1巻。日蓮著。文応元年(1260)成立。執権北条時頼に呈上。当時の天変地異を法華経にそむいた結果...
りっしょうこうせい‐かい【立正佼成会】
日蓮宗系の在家仏教団。昭和13年(1938)長沼妙佼・庭野日敬が教祖となり、霊友会から分かれて創立。法座・サークル...
りっしょう‐せきにん【立証責任】
⇒挙証責任(きょしょうせきにん)
りっしょう‐だいがく【立正大学】
東京都品川区に本部がある私立大学。天正8年(1580)設立の飯高檀林を起源とする。日蓮宗大学林・日蓮宗大学を経て、...
りっしょう‐だいし【立正大師】
日蓮の諡号(しごう)。
りっ‐しょく【立食】
立ったままで食べること。特にパーティーで、卓上に並べた飲食物を客が自由に取って食べるようにした形式。「—パーティー」
りっ‐しん【立身】
[名](スル) 1 世に認められて、一人前になること。社会的に高い地位につくこと。「官界で—する」 2 律令制の初...
りっしん‐しゅっせ【立身出世】
[名](スル)社会的に高い地位を得て、世に認められること。「—して故郷に錦を飾る」
りっしん‐べん【立心偏】
漢字の偏の一。「性」「情」などの「忄」の称。「忄」は「心」の字を立てて偏にしたもので、「⺗(したごころ)」とともに...
リッジ
1 山の背。山稜(さんりょう)。尾根。 2 天気図の高気圧の峰。気圧の尾根。
りっ‐すい【立錐】
錐(きり)を立てること。
立錐(りっすい)の地(ち)
錐(きり)を突き立てるほどの、きわめて狭い土地。立錐の余地。「—もない車内」
立錐(りっすい)の余地(よち)もな・い
《「呂氏春秋」為欲から》人がたくさん集まって、わずかのすきまもない。「会場は超満員で—・い」
りっ・する【律する】
[動サ変][文]りっ・す[サ変] 1 一定の規範を設けて統制・管理する。「おのれの行動を—・する」 2 ある基準に...
リッセ
オランダ南西部、ゾイトホラント州の町。ライデンの北東約10キロメートルに位置する。北隣のヒレホムとともに、同国にお...
りっ‐そう【律僧】
1 律宗の僧侶。 2 持律・持戒の僧。
りっそくそ‐はんのう【律速素反応】
⇒律速段階
りっそく‐だんかい【律速段階】
継起的に続く一連の化学反応において、もっとも変化の速度が遅い素反応。反応系全体の反応速度は、この素反応の速度によっ...
りっそく‐はんのう【律速反応】
⇒律速段階
りっ‐たい【立体】
いくつかの平面や曲面で囲まれて、三次元の空間の一部を占める物体。また、幾何学の対象としての空間図形。「六面の—」
りったい‐いせい【立体異性】
化合物の化学組成が同じでも、原子または原子団の立体的な配置が異なるために生ずる異性。幾何異性・光学異性などがある。
りったい‐いせいたい【立体異性体】
構造式は同じだが、原子の立体配置が互いに違う異性体。光学異性体と幾何異性体、あるいはエナンチオマー(鏡像異性体)と...
りったい‐えいが【立体映画】
映像が遠近感を伴って見える映画。両眼による視差の原理を応用したもので、観客は特殊な眼鏡を使って視聴する。IMAX ...
りったい‐えいぞう【立体映像】
遠近感や立体感を伴って見える映像。立体映画や立体テレビなどで、両眼による視差の原理を利用したさまざまな方式が実用化...
りったい‐おん【立体音】
左右の耳に時間的にずれて届いたり、二つの音源から届いたりして、広がりや奥行きを感じさせる音。
りったい‐おんきょう【立体音響】
三次元的な広がりや奥行きをもつ音を再現するオーディオシステム。複数のマイクロホンを使って録音し、それぞれ別のスピー...
りったい‐かがく【立体化学】
化合物の立体構造や、それに関連する現象などを研究する化学の一分野。
りったい‐かく【立体角】
錐体の頂点から見た広がりを表す量。錐体の頂点を中心とする半径1の球の球面を切り取ったときの面積で表し、単位にステラ...
りったい‐かん【立体感】
平面的でなく、奥行き・深さ・厚みなどがある感じ。「音の—」「絵に—を出す」
りったい‐がぞう【立体画像】
⇒三次元画像
りったい‐がほう【立体画法】
立体を平面上に正確に表す画法。投影図法・透視図法などがある。立体図法。
りったい‐きかがく【立体幾何学】
三次元の空間における図形について、形・大きさ・位置関係などを研究する幾何学。
りったい‐きょう【立体鏡】
⇒ステレオスコープ