りょう‐へい【良兵】
すぐれた兵士。精兵。また、すぐれた兵器。
りょう‐へん【両辺】
1 図形などの、二つの辺。 2 等号または不等号の左にある数式と右にある数式。右辺と左辺。
りょう‐べつ【凌蔑/陵蔑】
[名](スル)「凌侮(りょうぶ)」に同じ。「常に—せられたる農商も」〈田口・日本開化小史〉
りょう‐べん【両便】
大便と小便。大小便。
りょうべん【良弁】
⇒ろうべん(良弁)
りょう‐ほ【稜堡】
城壁や要塞の、外に向かって突き出した角の部分。また、そのような形式で造られた堡塁(ほるい)。大砲による攻撃の死角を...
りょう‐ほう【両方】
《古くは「りょうぼう」とも》 1 二つの方向・方面。「右と左の—を見てから進む」 2 二つあるものの二つとも。双方...
りょう‐ほう【良法】
よい方法。うまいやり方。
りょう‐ほう【涼棚】
暑さを避け涼むために腰を下ろす台。涼み台。
りょう‐ほう【療法】
治療のしかた。治療の方法。「食事—」「転地—」
りょう‐ほう【稜堡】
⇒りょうほ(稜堡)
りょうほう‐こっか【領邦国家】
中世末期から近世にかけて、神聖ローマ帝国を構成した小国家群。皇帝権の弱体化に伴って諸侯が事実上独立して形成し、その...
りょうほう‐づな【両方綱】
和船で、帆の左右両端に取り付けて、帆の向きを風向きに合わせて変える綱。
りょうほしき‐じょうかく【稜堡式城郭】
⇒星形要塞
りょうほんい‐せいど【両本位制度】
⇒複本位制度
りょう‐ぼ【陵墓】
みささぎと、はか。天子や天皇・皇后・太皇太后・皇太后を葬る所である陵と、その他の皇族を葬る所である墓。
りょう‐ぼ【寮母】
寮にいて、寮生の食事などの世話をする女性。
りょう‐ぼ【霊簿】
過去帳のこと。
りょう‐ぼう【良謀】
よいはかりごと。良計。
りょう‐ぼく【良木】
よい木。よい木材。良材。
りょう‐ぼく【料木】
材料として用いる木材。「神社造営の—」
りょう‐ぼく【梁木】
体操器具の一。高さ約4メートルの柱を2本立て、その頂に横木を渡して、つり棒・つり輪・つり縄などを取り付けたもの。
りょうぼ‐さんこうち【陵墓参考地】
天皇や皇族を埋葬した可能性はあるが、特定に至る資料が存在しない墳墓。宮内庁が指定・管理する。
りょうぼ‐せい【両墓制】
遺体を葬る墓(埋め墓)と供養を営む墓(参り墓)を別に設ける風習。
りょう‐まい【糧米】
食糧にする米。「—が底をつく」
りょう‐まえ【両前】
洋服の上着やコートの打ち合わせを深くして、ボタンを2列につけたもの。ダブルブレスト。ダブル。
りょうまがゆく【竜馬がゆく】
司馬遼太郎による長編歴史小説。幕末維新の志士、坂本竜馬の生涯を描く。昭和37年(1962)から昭和41年(1966...
りょう‐まつ【糧秣】
兵士の食糧と軍馬のまぐさ。
りょう‐まつば【両松葉】
松葉杖の使い方の一。松葉杖を2本使って移動すること。負傷した方の足に体重をかけずに移動できる。→片松葉 [補説]松...
りょう‐み【涼味】
涼しい感じ。涼しそうな趣。「—満点の料理」《季 夏》
りょうみみ‐こうか【両耳効果】
片耳だけで聞くよりも、両耳で聞く方が、音の方向や音源までの距離をよく認知できること。双耳効果。
りょう‐みん【良民】
1 善良な人民。まじめな国民。 2 律令制で、賤民(せんみん)以外の者。口分田の班給を受け、租庸調を負担した。公民...
りょう‐む【寮務】
寮の事務。
りょう‐むかい【両向(か)い】
互いに面と向かっていること。また、向かい合っている二つのもの。「—の店」
りょう‐め【竜馬】
「りゅうめ(竜馬)1」に同じ。「異国(からくに)の—に等しく、千里の外に轟きたれば」〈滑・膝栗毛・発端〉
りょう‐め【量目】
はかりにかけてはかった物の重さ。はかりめ。りょうもく。「—が不足する」
りょう‐め【両目】
両方の目。両眼。
りょう‐めい【両名】
「両人(りょうにん)」に同じ。
両目(りょうめ)が開(あ)・く
相撲で、白星が二つになること。他の勝負事にも使う。
りょう‐めん【両面】
1 表と裏の二つの面。両方の面。「紙の—」「—印刷」⇔片面。 2 二つの方向・方面。両方。「—作戦」「物心—の援助...
りょうめん‐かち【両面価値】
⇒アンビバレンス
りょうめん‐しだ【両面羊歯】
オシダ科の常緑シダ。林下に群生する。葉は長さ60センチ〜1.5メートルの羽状複葉で細かく羽片が分かれ、表・裏面とも...
りょうめん‐たい【菱面体】
菱形の平面で囲まれる六面体。対称軸が3本あり、120度回転するごとに同一の形が現れる。
りょうめん‐テープ【両面テープ】
裏表の両面とも接着可能な粘着テープ。
りょう‐もう【両毛】
上毛野(かみつけの)と下毛野(しもつけの)の併称。上野(こうずけ)国と下野(しもつけ)国。
りょう‐もん【寮門】
大学寮など、寮の入り口に設けた門。「—に上達部の御車ども数知らず集ひたり」〈源・少女〉
りょう‐や【良夜】
月の明るい夜。特に、中秋名月の夜。《季 秋》「筆硯に多少のちりも—かな/蛇笏」
りょう‐や【涼夜】
涼しい夜。
りょう‐や【領野】
範囲。領域。「文学の新しい—」「大脳の視覚—」
りょう‐やく【良薬】
よく効く薬。良剤。