りょう‐きょく【両極】
1 「両極端」に同じ。「善と悪との—」「左右—」 2 北極と南極。 3 陽極と陰極。
りょうきょく‐か【両極化】
[名](スル)広く分布しているものが、しだいに両極にかたよっていくこと。「富裕と貧困の—が進む」
りょうきょく‐せい【両極性】
両極として対立し合いつつも、他を自己のあり方の条件とし合っている性質。
りょう‐きょくたん【両極端】
両方のはし。また、二つのものがそれぞれ極端で、ひどくかけ離れていること。「意見が—に分かれる」
りょう‐きん【良禽】
よい鳥。賢い鳥。
りょう‐きん【料金】
何かを使用または利用したことに対して支払う金銭。運輸機関では、運賃とは別に支払われる、グリーン車・寝台などの使用代...
りょうきん‐こうのう【料金後納】
郵便物や荷物を毎月一定数以上出す場合に、日本郵便株式会社の支店の承認を受けて、毎月分の料金を一括して翌月指定の口座...
りょうきんさきばらいほうしき‐カード【料金先払(い)方式カード】
⇒プリペイドカード
良禽(りょうきん)は木(き)を択(えら)んで棲(す)む
賢い鳥は木を選んで巣をつくる。賢い臣下は君主を選んで仕える。
りょうきん‐べつのう【料金別納】
一定数以上の同一料金の郵便物や荷物を同時に出す場合、個々の郵便物に切手を貼る代わりに所定の表示をし、料金相当額の切...
りょう‐ぎ【両義】
両方の意味。二つの意味。
りょう‐ぎ【両儀】
1 陰と陽。また、天と地。「太極—を生じ、—陰陽を生じ、陰陽夫婦を生(な)す」〈読・弓張月・後〉 2 二つの事柄。...
りょう‐ぎいん【両議院】
「両院(りょういん)」に同じ。
りょうぎ‐せい【両義性】
一つの事柄が相反する二つの意味を持っていること。対立する二つの解釈が、その事柄についてともに成り立つこと。
りょう‐ぎゃく【凌虐/陵虐】
[名](スル)はずかしめ、いためつけること。
りょう‐ぎり【両切り】
「両切りタバコ」の略。
りょうぎり‐タバコ【両切りタバコ】
両端を切ったままで、吸い口やフィルターのついていない紙巻きタバコ。
りょう‐ぎん【両吟】
1 連歌・連句を二人で付け合って詠むこと。また、その作品。→三吟 →独吟 2 歌舞伎下座音楽で、下座唄を立唄(たて...
りょう‐く【良狗】
役に立つよい犬。
りょう‐く【猟区】
狩猟ができる区域。地方公共団体が都道府県知事の認可を得て設定する。
りょう‐くう【領空】
領土と領海の上空の空間からなる国家の領域。国家は領空に対して完全かつ排他的な主権を有する。高度については特に制限は...
りょうくう‐けん【領空権】
国家がその領空を排他的に支配する権利。他国の航空機は無許可で領空内に入ることはできないが、国際民間航空条約によって...
りょうくう‐しんぱん【領空侵犯】
一国の領空に、他国の航空機が所定の手続きを経ないで侵入すること。国際法上の違法行為とされる。
りょう‐ぐち【両口】
《「りょうくち」とも》 1 両方の口。二つの出入り口。 2 馬の両脇に一人ずつついて手綱をとること。「馬子も—をと...
りょうくど‐こう【菱苦土鉱】
⇒菱苦土石
りょうくど‐せき【菱苦土石】
炭酸マグネシウムからなる炭酸塩鉱物。多く結晶は菱面体。三方晶系。無色・灰白色・黄色・褐色などでガラス光沢があり、ふ...
りょう‐ぐ【猟具】
狩猟に必要な道具。
りょう‐ぐ【霊供】
死者の霊に供える食物。また、霊前への供物。
りょう‐ぐん【両軍】
両方の軍隊。または、両方のチーム。
りょう‐け【両家】
両方の家・家庭。
りょう‐け【良家】
身分のある家。現代では、教養があり暮らし向きが水準以上の家庭をいう。りょうか。「—の子女」
りょう‐け【領家】
古代末から中世にかけての荘園領主の称。平安中期以後、在地の領主が有力者の保護を得るために名目的に土地を権門勢家に寄...
りょう‐けい【両敬】
「諸敬(もろけい)」に同じ。
りょう‐けい【良計】
よい計画。良策。
りょう‐けい【菱形】
「ひしがた」に同じ。
りょう‐けい【量刑】
裁判所が、処断刑の範囲内で、個々の罪に対して言い渡すべき刑の種類や程度を決めること。刑の量定。「—不当」
りょう‐けい【両系】
障害の発生に備えて、予備を一つ追加したシステムや機器における、両方の系統。→片系
りょう‐けいちょう【梁啓超】
[1873〜1929]中国、清末・民国の政治家・学者。広東省新会県の人。字(あざな)は卓如。号、任公。康有為に師事...
りょうけ‐へんせいたい【領家変成帯】
長野県南部から九州にかけて中央構造線の北側に分布する、高温・低圧で形成された変成岩からなる地帯。片麻岩と花崗(かこ...
りょう‐けん【料簡/了見/了簡】
[名](スル) 1 考え。思慮。分別。「悪い—を起こす」 2 考えをめぐらすこと。「好く—して前後を考えて見たら」...
りょう‐けん【猟犬】
狩猟に使役する犬。獲物の場所指示・狩り出し・格闘・回収などに用いる。ポインター・セッター・スパニエル・テリア・レト...
りょうけん‐きこう【量研機構】
「量子科学技術研究開発機構」の略称。
りょうけん‐ざ【猟犬座】
北天の小星座。6月上旬の午後8時ごろ、北斗七星の南に見える。渦巻き銀河M・球状星団がある。学名(ラテン)Canes...
りょうけん‐ずく【料簡尽く】
1 腹を立てず、互いに納得して事を運ぶこと。「声(こわ)高に言はずとも—がよいわいの」〈浄・丹波与作〉 2 考えに...
りょうけん‐ちがい【料簡違い】
見当違い。考え違い。「自分だけがつらいと思うとは—もはなはだしい」
りょうけん‐もの【料簡物】
よくよく考えてみなければならない事柄。
りょう‐げ【令外】
令に規定されていないこと。
りょう‐げ【領解】
仏の教えを聞いて悟ること。
りょう‐げ【霊気】
もののけ。つきもの。「—などいひて、物参らずなむありつるを」〈宇津保・国譲中〉
りょうげ‐さく【両毛作】
同じ耕地に作物を1年に二度栽培すること。稲作のあと、麦などの裏作をすること。りょうもうさく。→片毛作