りょう‐ば【猟場】
狩猟をする場所。かりば。
りょう‐ば【漁場】
漁をするのに適した場所。ぎょば。ぎょじょう。
りょう‐ばい【良媒】
よい仲人。りっぱな媒酌人。「此回(このたび)—ありて…目出度合巹(ごうきん)の式を挙げしは」〈蘆花・不如帰〉
りょうばつ‐きてい【両罰規定】
法人などの事業主体の代表者や従業者などが、業務に関して違反行為をした場合に、直接の違反者を罰するほか、その事業主体...
りょうば‐の‐つるぎ【両刃の剣】
「諸刃(もろは)の剣(つるぎ)」に同じ。
りょう‐ばば【良馬場】
競馬で、降雨などがなく水けを含まない状態の馬場。→重(おも)馬場
りょう‐ばん【両番】
江戸幕府の大番と書院番、のちには書院番と小姓組(こしょうぐみ)番の称。
りょう‐ばん【良番】
1 俗に、数字の並びのよい番号のこと。ぞろ目や語呂がいい電話番号・自動車のナンバーなど。 2 俗に、入場券や整理券...
りょうばん‐こきょ【竜蟠虎踞】
⇒りゅうばんこきょ(竜蟠虎踞)
りょう‐ひ【良否】
よいことと、よくないこと。よしあし。「品質の—を調べる」「—を判定する」
りょう‐ひ【寮費】
寮生活をする者が寮に納める費用。
りょう‐ひつ【良弼】
よい補佐の臣。良佐。良輔(りょうほ)。
りょう‐ひつ【良筆】
1 よい筆。また、美しい筆跡。 2 すぐれた文章。
りょう‐ひん【良品】
品質のよい品。
りょう‐びらき【両開き】
扉が中央から左右に分かれて開くこと。また、そのもの。⇔片開き。
りょう‐ふ【両夫】
二人のおっと。二夫。「貞女は—に見(まみ)えず」
りょう‐ふ【猟夫】
かりゅうど。猟師。
りょう‐ふう【良風】
よい風俗や習慣。「—美俗」
りょう‐ふう【涼風】
涼しい風。すずかぜ。《季 夏》「—の面(おもて)を衝(う)って渇癒ゆる/草田男」
りょう‐ぶ【令法】
リョウブ科の落葉高木。山野に生え、樹皮はまだらにはげ、滑らか。葉は長楕円形で縁にぎざぎざがある。6〜8月、白色の小...
りょう‐ぶ【両部】
1 二つの部分。両方の部分。 2 密教における二大法門。金剛界と胎蔵界。両界。 3 「両部神道」の略。
りょう‐ぶ【凌侮/陵侮】
[名](スル)他人をばかにしてはずかしめること。「外邦—の弊未だ息(や)まず」〈西周・明六雑誌一二〉
りょうぶ‐しんとう【両部神道】
真言系の仏教家によって説かれた神道。密教の金剛界・胎蔵界両部の中に神道を組み入れ解釈しようとする神仏習合の思想。そ...
りょう‐ぶた【両蓋】
蓋が両方に付いていること。特に、懐中時計の表と裏との両面に金属性の蓋があるもの。
りょうぶ‐とりい【両部鳥居】
鳥居の形式の一。2本の本柱の前後にそれぞれ低い控え柱を設け、貫(ぬき)で連結したもの。神仏習合の神社に多い。厳島神...
りょうぶ‐まんだら【両部曼荼羅】
⇒両界曼荼羅
りょう‐ぶん【両分】
[名](スル)二つに分けること。二分。「もうけを—する」
りょう‐ぶん【領分】
1 領有している土地。領地。「他国の—を侵す」 2 権限・能力などの及ぶ範囲。勢力下にある領域。「営業部の—に立ち入る」
りょう‐へい【良平】
中国、漢の高祖の謀臣、張良と陳平。転じて、知略にすぐれた人。
りょう‐へい【良兵】
すぐれた兵士。精兵。また、すぐれた兵器。
りょう‐へん【両辺】
1 図形などの、二つの辺。 2 等号または不等号の左にある数式と右にある数式。右辺と左辺。
りょう‐べつ【凌蔑/陵蔑】
[名](スル)「凌侮(りょうぶ)」に同じ。「常に—せられたる農商も」〈田口・日本開化小史〉
りょう‐べん【両便】
大便と小便。大小便。
りょうべん【良弁】
⇒ろうべん(良弁)
りょう‐ほ【稜堡】
城壁や要塞の、外に向かって突き出した角の部分。また、そのような形式で造られた堡塁(ほるい)。大砲による攻撃の死角を...
りょう‐ほう【両方】
《古くは「りょうぼう」とも》 1 二つの方向・方面。「右と左の—を見てから進む」 2 二つあるものの二つとも。双方...
りょう‐ほう【良法】
よい方法。うまいやり方。
りょう‐ほう【涼棚】
暑さを避け涼むために腰を下ろす台。涼み台。
りょう‐ほう【療法】
治療のしかた。治療の方法。「食事—」「転地—」
りょう‐ほう【稜堡】
⇒りょうほ(稜堡)
りょうほう‐こっか【領邦国家】
中世末期から近世にかけて、神聖ローマ帝国を構成した小国家群。皇帝権の弱体化に伴って諸侯が事実上独立して形成し、その...
りょうほう‐づな【両方綱】
和船で、帆の左右両端に取り付けて、帆の向きを風向きに合わせて変える綱。
りょうほしき‐じょうかく【稜堡式城郭】
⇒星形要塞
りょうほんい‐せいど【両本位制度】
⇒複本位制度
りょう‐ぼ【陵墓】
みささぎと、はか。天子や天皇・皇后・太皇太后・皇太后を葬る所である陵と、その他の皇族を葬る所である墓。
りょう‐ぼ【寮母】
寮にいて、寮生の食事などの世話をする女性。
りょう‐ぼ【霊簿】
過去帳のこと。
りょう‐ぼう【良謀】
よいはかりごと。良計。
りょう‐ぼく【良木】
よい木。よい木材。良材。
りょう‐ぼく【料木】
材料として用いる木材。「神社造営の—」